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今回開発した1/9型CCDカメラチップセットは、従来の1/7型のチップセットに比べ、消費電力が90mWから45mWへと約半減させたことと、小型化したことが最も大きなセールスポイントとなっている。CCDカメラチップ単体の消費電力は5mWで、「CMOSに比べても遜色ない低消費電力性能を実現できた」としている。サイズでも、レンズの高さで1mm以上低くしたという。 また、今回デュアルCCDに対応したCCDイメージセンサ２個と信号処理LSI １個のチップセットも用意。ワイドバンド化する携帯電話で自分撮影と相手の撮影をするために、現在は回転式のカメラなどが採用されているが、回転式カメラは大きくなる上に強度設計が難しく、２つ載せた方が設計が容易だという。また、ひとつは一般用途のカメラ、もうひとつはモノクロでパターン認識（指紋認証など）用などの用途が考えられるという。
・ 三洋電機 http://www.sanyo.co.jp/ （工藤 ひろえ） 2002/04/15 14:47 | ||||||
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