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世界全体のモバイルユーザー数は2004年前半に14億3000万

 英国の調査会社Ovum社は、モバイル市場に関する2部構成の調査報告書「世界のIPとブロードバンド市場予測」および「世界のワイヤレス市場予測」を発表した。報告書の原書は、グローバルインフォメーションのWebサイトで購入できる。

 調査によると、世界全体のモバイルユーザー数は、2002年前半の9億7600万から2004年前半に14億3000万に、2007年前半には18億7800万にまで増加すると見込まれている。

 ことに「ワイヤレスゲーム」の分野では、世界全体の収益が2001年の1億2400万ドルから2006年には40億ドルを超えると見られる。現在もっとも活気がある市場はアジア・太平洋地域で、中でもNTTドコモのiモードサービスでその勢いが強いが、西欧でも2006年までにはアジア・太平洋地域の規模に匹敵する程度に成長する見込みであるとされている。

 また、「モバイルメディアのストリーミング」については、オペレーターがストリーミンサービスを本格的に開始するのが2006年以降になると見られ、2005年末まではオペレーターやベンダーが見込んでいた3G網の普及率に遅れを取るだろうとしている。

 「消費者ポータル」については、世界全体でワイアレスインターネットによる収益が2001年の318億ドルから2006年には2870億ドルを超す見込みで、この数字にはワイヤレスブラウザサービスのユーザーが利用する音声サービス以外にデータサービスが含まれることから、2006年までに市場でマルチアクセスが標準となり、その動向に合わせて投資額も大きくなっていく見通しだという。

 なお、同調査報告書ではこのほか、「帯域」「ASP」「ウェブホスティング」といったキーワードについても、その将来予測について言及している。


・ ニュースリリース(グローバルインフォメーション)
  http://www.gii.co.jp/press/ov9547_jp.shtml


(松下 麻利)
2002/05/01 15:05

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