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KDDIは、ａｕ端末のユーザー向けに提供しているインターネット接続サービス「au.NET」経由で送信される迷惑メール対策を５月16日から導入したことを明らかにした。 au.NETは、PacketOne対応の携帯電話に接続したパソコンやPDAから利用できるインターネット接続サービス。同サービスは、利用している携帯電話と同じメールアドレスでのメールの送受信がパソコンやPDA上でも行なえるという特長を持つ反面、これを悪用し、NTTドコモが４月15日から導入した“なりすまし迷惑メール”対策を網を潜り抜け、迷惑メールを送信する業者が現われ、新たな問題となっていた。 今回のKDDIによる対策は、こうした不正行為を阻止する目的で導入されたもので、携帯電話から送信するためのメールサーバーと、パソコンやPDAから送信するためのメールサーバーを分離し、ドコモ側でそれらを判別して受信できるようになった。 この対策により、au.NETのユーザーは今後、パソコンやPDAから「docomo.ne.jp」宛にメールを送った際に相手から受信を拒否される可能性があるが、その場合は送信先のユーザーに自分のメールアドレスを指定受信アドレスの１つとして指定してもらうことで受信拒否を回避できる。 ・ KDDIのアナウンス http://www.au.kddi.com/info/infoa/info01.html ・ ドコモ、４月15日から「なりすまし迷惑メール」の対策を実施 （湯野 康隆） 2002/05/16 22:27 | ||||||
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