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今回発表された「PEG-T650C」は、2001年12月に発売された「PEG-T600C」の後継機種。「PEG-T600C」からの主な変更点としては、ATRAC3とMP3形式の音楽データが再生できる機能が加わったことや、CPUがDragonball VZ 33MHzからDragonball VZ 66MHzに変更されている。パッケージにはヘッドホンも付属する。 付属するソフトウェアとしては、ミュージックプレーヤーソフト「Audio Player Ver2.2」が追加されているほか、WordとExcelのデータをCLIE上から編集できる「Documents To Go 4.0 Standard Edition」がハイレゾ表示に対応し、Excelデータのシートの拡大・縮小が可能になっている。また、ペイントソフト「CLIE Paint」や画像閲覧ソフト「PictureGear Pocket」「PhotoStand」などもCLIE NRシリーズに搭載しているものと同様のバージョンになっている。 上記以外の基本仕様は特に大きな変更はなく、OSはPalm OS 4.1を搭載、本体の内蔵メモリが16MB、フラッシュメモリが８MB。タッチパネル付きディスプレイは320×320ドットの６万5536色のTFT液晶を搭載する。インターフェイスには赤外線ポート、マジックゲートに対応したメモリースティックスロット、ジョグダイヤルを備える。 デザインや大きさも前機種とほぼ変わらず、大きさは71.8×118.0×12.5mm（縦×横×高）、重さはスタイラス込みで約140g。電源はリチウムイオンポリマー充電池が採用され、通常使用（１日約30分使用）で約10日間の利用が可能。音楽再生機能を使用した場合はディスプレイ点灯時で約1.5時間、消灯時で約4.5時間の利用が可能となっている。カラーバリエーションは「サテンシルバー」１色のみ。本体の充電やパソコンとの連携は付属のUSBクレードルを使って行なう。サポートするパソコン側のOSはWindows 98SE/Me/2000/XP。 このほか、CLIE Tシリーズ向けのアクセサリーとして「ミニキーボード（PEGA-KB20）」や「通信アダプター（PEGA-CF61）」なども同時に発売される。「ミニキーボード」は、CLIE Tシリーズに装着できるミニキーボードで、大きさは89.0×17.5×42.5mm（縦×横×高）、重さは約30g。価格はオープンプライスだが、実売価格は5000円弱になる見込み。 一方の通信アダプターは各種CLIE Tシリーズに接続できる通信アダプター。NTTドコモのP-in Comp@ctやDDIポケットのAirH"などのCF型のPHSカードに対応している。また、本体にリチウムイオンポリマー充電池が内蔵されておりCLIE本体に電源供給もできる。大きさは70.0×127.6×19.9mm（縦×横×高）重さは約90g。こちらも価格はオープンプライスとなっているが、実売価格は１万5000円弱になる見込み。
・ ニュースリリース http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/200205/02-0529/ ・ CLIE商品紹介 http://www.sony.jp/CLIE/ （横田 真俊） 2002/05/29 15:14 | ||||||
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