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ガートナー ジャパンは、ビジネスユースの個人における、モバイル機器のセキュリティをテーマとしたユーザー調査の結果を発表した。それによると、ノートパソコンや携帯電話などモバイル機器の紛失・盗難にあったユーザーは全体の15％を超えるという。 同調査によると、2001年にノートパソコンおよび携帯電話を紛失したビジネスユースの個人ユーザーは15.3％だという。デバイス別にみると、パソコンの紛失率は3.5％と低いが、携帯電話は13.3％と高い数値を示した。 一方、紛失したデバイスがユーザーの元に返ってくる率を表わす還付率では、パソコンの5.9％に比べ、携帯電話は45.8％となっており、「パソコンは一度なくしたら戻らない」という結果が出ている。同社では、パソコンが高価で転売・転用する価値が高いことからくる結果と見ている。 なお、モバイル機器の紛失経験があるユーザーを「一般社員」「課長・それに相当する職位」「部長・それに相当する職位」「社長／取締役」の４つに分類し、見てみると、もっとも高位となる「社長／取締役」が21.1％と一番多く、経営者や管理職といった重責についているユーザーほどセキュリティ管理が甘いことを指摘している。 ・ ニュースリリース http://www.gartner.co.jp/press/pr20020620.html （伊藤 大地） 2002/06/20 13:18 | ||||||
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