| ||||||
|
W3C（World Wide Web Consortium）は、Webサイトに音声認識機能を追加するための仕様の一部「Speech Recognition Grammar Specification 1.0」を勧告候補として公開した。 同仕様は、音声対話の「VoiceXML 2.0」や音声合成の「Speech Synthesis Markup Language」など、Webサイトに音声認識機能を追加するためのフレームワーク「W3C Speech Interface Framework」の一部で、特定の文脈でユーザーが回答すべき一連の単語群に対応するルールを指定できるようにするもの。例えば、同じ質問に対して「Yes」「Sure」「Fine」と異なった回答が見込まれる場合、この仕様を用いることで柔軟な対応が可能となる。 なお、「W3C Speech Interface Framework」の中で勧告候補（CR：Candidate Recommendation）扱いとなったのは、今回の「Speech Recognition Grammar Specification 1.0」が初の例となる。 ・ ニュースリリース http://www.w3.org/2002/06/speech-pressrelease （湯野 康隆） 2002/06/27 14:05 | ||||||
|
|