ケータイ Watch
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買う前にチェック! 携帯メモリ管理ソフトレビュー
第5回:ケータイ・リンク7

 携帯電話メモリ管理ソフトレビューの最終回は、ビレッジセンターの「ケータイ・リンク7」だ。「ケータイ・リンク7」はこれまでレビューした携帯電話メモリ管理ソフトと同様にメモリダイヤル、メール、カメラ画像・動画・音声ファイルなどのバックアップや編集作成ができる。最大の特長は携帯電話ごとの設定が必要ないこと。また、携帯電話とパソコンを接続するケーブルも他メーカーのメモリ管理ソフト用ケーブルが利用できるのも便利である。



●動作環境
OS:WindowsXP/2000/Me/98/95/NT4.0(USB版は95/NTを除く)
ハードディスク:30MB以上
必須:USBケーブルはUSBポート、シリアルケーブルはシリアルポート
●対応機種
メーカーWebサイト参照


インストールと起動

 添付のCD-ROMをドライブに入れると自動的にセットアップランチャーが起動する(ダウンロード版やアップデート版を利用する場合には、セットアップランチャーは起動せずにインストールウィザードが起動する)。ケータイ・リンクのケーブルを利用する場合には、ケーブルのドライバもインストールしておこう。インストールは、ウィザードに従っていくだけでいいので問題が起きることはないだろう。

 インストールが完了するとデスクトップに「ケータイ・リンク7」というショートカットアイコンができる。これをダブルクリックして「ケータイ・リンク7」を起動する。

 起動すると何も入力されていない状態の電話帳が開く。この画面から利用したい機能(電話帳・着メロ帳・メール帳・ファイル帳・ブックマーク帳)などを選択する。ランチャーなどは準備されていないので不便と言えばちょっと不便かもしれない。


起動した直後の画面。機能ごとのランチャーなどは用意されていない 起動直後の画面から「新規」ボタンをクリックすると開くウィンドウ。ここで利用したい機能を選択する

 起動してまず最初にすべきことは、ポートの設定と利用するケーブルの設定だ。「通信」メニューから「通信ポート設定」を選択して「通信ポート(COMポート)の設定」ダイアログボックスを開いて設定する。

 続いて暗証番号の設定もしておこう。暗証番号は、「通信」メニューから「暗証番号の設定」を選択して「携帯電話の暗証番号」ダイアログボックスを開いて設定する。暗証番号を忘れてしまった場合には、暗証番号を検索する機能もあるのだが、わかっている場合には最初に暗証番号を設定しておく方が便利である。


通信ポートとケーブルの種類を選択する 続いて携帯電話の暗証番号も入力しておく

 「ケータイ・リンク7」では、新しい携帯電話が発売されたときや、ソフトに何か問題が見つかったときなど随時アップデートされている。メーカーのWebサイトを参照して、アップデートを心がけるといいだろう。


「電話帳」でメモリダイヤルを管理

 電話番号やメールアドレス、住所などを管理できるのが「電話帳」だ。名前、フリガナ、4つの電話番号、グループ、3つのメールアドレス、住所、URL、備考・メモ、趣味、誕生日、星座、血液型を管理することができる。

 この「電話帳」では、携帯電話のアドレス帳に登録してある画像も表示することが可能だ。画像を表示させるためには、Susie Plug-in(スージープラグイン)が必要なので注意してほしい。スージープラグインは、画像を表示するためのフリーソフト「Susie(スージー)」が採用している画像処理エンジンのこと。スージープラグインについては「Susieの部屋」からダウンロードが可能なので、画像を表示したい場合には入手しよう。


「電話帳」の画面。携帯電話のメモリを読み込んだり、携帯電話に書き込んだりすることができる。旧J-フォンのメールアドレスをボーダフォンのメールアドレスに変換することも可能だ。 各アドレスデータをダブルクリックすることで、電話番号や住所、メールアドレスなどを登録できる

 ただこの画像は、携帯電話から取り込んで表示させることはできるのだが、携帯電話に書き込むことができないので注意が必要だ。この写真が表示されている「電話帳」を携帯電話に書き込んでしまうと、携帯電話側の写真も表示されなくなってしまうのである。携帯電話側に画像データがあるはずなので、データがなくなってしまうということはないのだが、そのデータを再度設定しないといけないので面倒だ。携帯電話のメモリとケータイリンクの「電話帳」を頻繁にやりとりしたい場合には、アドレス帳に写真は使わない方がいいだろう。

 また、最近のメモリ管理ソフトにしてはインポートできるファイル形式が少ないのもちょっと残念。インポートできるファイル形式は「CSV(カンマ区切り)ファイル」「タブ区切りファイル」「Jアドレスファイル」の3形式だけ。Outlookなどには対応していないのである。

 逆に便利なのは、携帯電話の情報ファイルがいらないということ。新しい携帯電話が発売された場合、これまで紹介したメモリ管理ソフトは、その携帯電話用の情報ファイルがないとデータのやりとりができないことがほとんどだが、ケータイリンクにでは情報ファイルがなくともほとんどの携帯電話とやりとりすることが可能だ。したがって、発売されたばかりの携帯電話に過去のデータを書き込めるのである。

 余談だが、毎年4~50台の携帯電話を購入している筆者であるが、過去2~3年でケータイリンクとやりとりできなかった端末は1機種だけである。もちろん、すぐにアップデータが出て対応できたのでさして問題を感じなかったが。


「着メロ帳」で着メロ管理

着メロデータを作成する画面。マウスを利用して楽譜に直接入力してもいいし、キーボードをマウスでクリックしてもいい。またキーボードが鍵盤がわりになるので弾くことも可能だ
 携帯電話で作成した着メロをバックアップしたり、パソコン側で着メロを作成できるのが「着メロ帳」だ。パソコン側で作成する場合には、鍵盤と楽譜の両方を利用して作成できるのが便利だ。また、インターネット上などで公開されている着メロテキスト(ケータイリンクでは楽譜データを携帯電話の表示に近い形で表現したテキストデータのことを「着メロテキスト」と読んでいる)を取り込むことも可能だ。

 不便さを感じたのは、和音を入力できないことだ。和音を利用したい場合には、同じナンバーで同じタイトルの楽譜をもうひとつ作らないといけない。その際は、テンポなどをきちんと統一しなければならず、音符を入力する場所を間違わないようにするといった、かなりめんどうな作業が必要になるのだ。

 逆に便利な点は携帯電話の機種を変更した場合で、着メロのタイプを変換することがで、ドコモのP505iSで利用していた着メロをauのA5403CAで利用するといったことがカンタンにできるのである。ただし、著作権が設定されている着メロ、ダウンロードした着メロなどは取り込めない。


楽譜を入力した画面。和音は入力することができない 携帯電話と同じような形式で入力することもできる

着メロの一覧画面

「メール帳」でメール管理

 メールのデータのバックアップができるのが「メール帳」だ。単にバックアップできるだけでなく、送信用メールを作成してそれを携帯電話に書き込むことも可能だ。ただし、パソコン側で作成したメールを送信することはできない。

 このメール帳だが、単なるテキストメールのやりとりができるだけではない。ドコモのiモード端末では、iメロディを送信メールに添付して携帯電話に書き込むことが可能。また、auのcdmaOne端末の場合は、メロディメールの取り込み、作成が可能。ボーダフォンのロングメールの場合は、画像、着メロ、アニメなどの添付ファイルを扱うことができる。ただし、すべての端末に対応しているわけではないので、利用する前にビレッジセンターのサイトで対応機種をチェックするようにしてほしい。


メール帳の画面。パソコンに取り込んだメールの一覧が表示される。確認したいメールをダブルクリックすれば、そのメールが別ウィンドウで開く メールの確認画面。表題や相手、日時などを変更することが可能だ

登録データの管理ができる「ファイル帳」

ファイル帳の画面。写真データとiメロディを読み込んだところ
 写真やメロディなどを携帯電話とやりとりするのが「ファイル帳」だ。ドコモのiモード機種では、iメロディ待受画像、カメラ画像の転送が行なえ、au、ボーダフォン、ツーカー機種では、携帯電話のデータフォルダ内のファイルの読み出し、書き出し、消去などが行なえる。ただし、対応していない端末もあるので前もって対応機種をチェックするようにしてほしい。

 最近の機種ではSDカードやメモリースティックなど、外部メモリを利用するタイプの端末がある。この外部メモリとは直接やりとりできないので注意が必要だ。ただ、パソコンに外部メモリ用のリーダーライターが接続されている場合には、そちらから読み込むことは可能である。


「ブックマーク帳」でブックマーク管理

 「Bookmark」(ドコモ)や「お気に入りリスト」(au)、「お気に入り」(ボーダフォン)を携帯電話から読み出したり、パソコン側で作成・編集して携帯電話に書き出したりすることができるのが「ブックマーク帳」だ。登録してあるブックマークのバックアップができるだけでなく、URLの入力がめんどうな携帯電話へパソコン側で入力して書き出すことができるのでたいへん便利だ。もちろん端末を変えたときなどにも重宝するはずだ。


ブックマーク帳。画面はEZweb用のお気に入りリスト。もちろんiモード用、ボーダフォン用もある

実際に使ってみて

 「ケータイ・リンク7」は、携帯電話の機種の設定をせずにメモリの管理ができるのが大変便利だ。対応しきれない機能に関しては、アップデータが早くリリースされるのでそれほど困ることもないはずである。

 また、わかりやすいアイコンなどが準備されているので操作も難しくないのがいい。ケーブルも他社のケーブルが利用できるっていうのもありがたいところだ。

 筆者のように携帯電話の発売当日に端末を購入する場合、他のメモリ管理ソフトだとまず対応できないことがほとんどだが、この「ケータイ・リンク7」は何度も書くが機種設定なしで利用できるので、電話帳やブックマークなどのデータはすぐにやりとりが可能なことが多いので重宝している。

 残念なのは、機能があまり豊富ではないことだ。スケジュールの管理機能もないし、デジカメで撮影した写真の加工や編集機能もない。また待受画面を作成したりする機能もない。この辺がちょっと物足りないところなのだが、ほかのソフトを利用しているので必要ないという人も多いはず。たいていのパソコンユーザーは写真を加工したりするソフトを持っていることが多い(はじめからインストールされていることも多い)。したがって、それで作成して「ファイル帳」を利用して携帯電話に書き込んだりすればいいのだ。待受画面のサイズを自分で合わせたりする必要があるのでちょっと面倒と言えば面倒なのだが……。

 中級レベルのユーザーの場合、機能が豊富すぎても使わないっていうことがあるはず。「ケータイ・リンク7」は、ほかのソフトで間に合うような機能はそぎ落として、シンプルな構成になっているのがありがたいと思えるユーザー向けのソフトと言える。



URL
  製品情報
  http://www.villagecenter.co.jp/soft/ktlink/main7.html

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木地本 昌弥 木地本 昌弥
大阪在住のライター。“効率”とか“便利”とかをキーポイントにした内容の執筆が好きだし得意。パソコン、携帯、PDA関連だけでなく、家電製品、熱帯魚、家具など……多ジャンルで執筆中。モノを選ぶ基準はすべて鳥肌が立つかどうかの“鳥肌度”で判断。映画が好き。カレーが好き。モノが好き。ホームページはこちら



(木地本 昌弥)
2004/01/07 17:24

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