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動画で見る「V401D」の操作スタイル

V401D
 三菱電機製のボーダフォンライブ!端末「V401D」が発売された。記録画素数200万画素のスーパーCCDハニカムカメラやQVGA液晶ディスプレイを装備しており、パケット非対応のラインナップにおいてハイスペッククラスに位置付けられている。

 メガピクセルカメラやQVGA液晶は、既に多くの携帯電話に採用されているが、「V401D」の特徴は、新感覚の操作を実現した「コントロールパッド」と、「オートターンピクチャー」機能などを実現するために搭載された加速度センサーだ。今回は、コントロールパッドの操作感覚や、加速度センサーが実現した各機能について動画を用いて紹介しよう。


コントロールパッドでスピーディに操作

白い部分がコントロールパッド。押せばLEDが光る

閉じた状態でカメラを起動した際、コントロールパッドを使った操作も可能だ
 「V401D」の右側面に配された白いラインが目玉の機能であるコントロールパッドだ。ゴムのように弾力のある素材が用いられており、そっと押せば圧力を検知して画面に反映するという仕組みだ。

 コントロールパッドを用いれば、メニュー表示時に上下にスクロールさせて機能を選べる。メインメニュー表示時は、かなりスピーディに動くので慣れれば方向決定キーよりスムーズに機能を選択できるだろう。

 メニュー選択時以外にも、たとえば返信メール作成時にもコントロールパッドは役立つ。返信メール作成の際に「ロングメール引用有」「スカイメール引用有」のどちらかを選択していれば、2分割された画面が表示される。上半分は受信メールが表示され、下半分はメール作成画面となる。このとき方向決定キーで操作すれば、下半分のメール作成画面上でカーソルを移動できる。そしてコントロールパッドで上下になぞれば、受信メールを表示している上半分の画面がスクロールする。複数の相手と同時にメールをやり取りする場合、受信メールを参照しながら返信できれば間違った相手に返信することもなく安心だ。そのためにもコントロールパッドで手軽に操作できるのは嬉しいポイントだろう。このほかメール関連では、文字入力中に表示される予測変換候補をコントロールパッドで選択可能だ。

 またコントロールパッドを「下方向に2回連続でなぞる」と操作すればカメラ機能が起動するなど、ショートカットメニューのように使うこともできる。これが「ジャンプタッチ」と呼ばれる機能だ。購入直後の状態では、何も機能が割り当てられていないが、メインメニューの「機能&ツール」→「コントロールパッド」→「ジャンプタッチ設定」で呼び出したい機能を設定できる。携帯電話を使い続けていれば、利用頻度の高いメニューは自然と限られる。「ジャンプタッチ」では、そんな機能を手軽に呼び出せるようになっているので、コントロールパッドの醍醐味と言える機能かもしれない。

 先述したようにコントロールパッドは、端末の右側面にある。このため、右手で持って右手の親指で操作するというスタイルが使いやすい。逆に左手で端末を持った場合、人差指でコントロールバッドを操作できるが中指が邪魔になって、操作加減に戸惑うかもしれない。このあたりは、実際に使ってみて自分に適した利用スタイルにしていけば良いだろう。


左はメニュースクロール、右は返信メール作成時のもの。
※リンク先は動画(WMV形式、左が93KB/右が96KB)
動画

左はジャンプタッチ、右はカメラ利用時のズーム。
※リンク先は動画(WMV形式、左が96KB/右が93KB)


歩数計や画像の回転表示を実現する加速度センサー

加速度センサーを利用して、歩数計機能も用意されている
 「V401D」におけるもう1つの特徴が加速度センサー。そのチップは、方向決定キー周辺に内蔵されているという。たとえば待受画像の設定で「キャラクター」を選んでいれば、パンダの“珍さん”がボールに乗って曲芸を見せてくれる。このとき、端末を傾ければ、その方向に珍さんが移動する。これは加速度センサーで傾きを検知することで実現している。加速度センサーとVアプリの連携が可能になれば、従来とはひと味違ったゲームなどを楽しめるようになるかもしれない。

 実際に利用する上で、加速度センサーの利便性を強く感じるのが「オートターンピクチャー」機能だ。これは、端末内の画像をメインディスプレイに表示させて、たとえば一緒にいる友人に「ホラ、これ見てよ」とディスプレイを相手に向けた場合に威力を発揮する。

 一般的な携帯電話では、ディスプレイの上下が定められており、表示方向を変更できたとしても、ある程度の操作が必要だ。しかし「オートターンピクチャー」機能によって「V401D」は、相手から見てキー側ボディが上になるような状態で携帯電話のディスプレイを見せても、画像の天地がくるっと回転して表示してくれるのだ。

 カメラ関連では、「手ぶれ感知モード」も加速度センサー搭載によって実現した機能だ。この機能をONにしておけば、撮影する際に手ぶれしていれば、その間はたとえシャッターボタンを押しても撮影は開始されない。手ぶれがなくなれば、その瞬間にシャッターが切れるので、より美しい画像を撮影できる可能性が高まる。

 このほか、「機能&ツール」内にある「珍さんの歩数計」をONにしていれば、「V401D」を携帯しながら歩いていると、歩数がカウントされる。歩数は1日ごとに記録され、その日どれだけ歩いたかという情報は背面液晶でも参照できる。

 このように、従来の携帯電話とは一線を画す機能を搭載した「V401D」。本誌ではあらためて「ケータイ新製品 SHOW CASE」でも紹介する予定だ。

左は待受画面での動き、右はオートターンピクチャー。
※リンク先は動画(WMV形式、左が96KB/右が102KB)
動画

手ぶれ感知モード。あらかじめ設定しておく必要がある。
※リンク先は動画(WMV形式、92.5KB)



URL
  製品情報(ボーダフォン)
  http://www.vodafone.jp/japanese/products/kisyu/v401d/

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(関口 聖)
2004/06/25 11:36

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