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ケータイ新製品SHOW CASE
D251i(モードメタル)
2002年7月15日発売



ボタン配置 背面の「インスピレーションウィンドウ」には撮影画像を待受表示可能

右側面に折りたたみ時にシャッターとして使えるボタンがある ヒンジ側中央裏にストラップ穴がある

右側面にメモリースティック Duoスロットがある メモリースティック Duoとアダプタが付属する

SDカードよりひとまわり小さいサイズだ 厚みもメモリースティック Duoのほうが若干薄い

充電スタンド 撮影時の補助照明に使えるコンパクトライト

メインのメニューはアイコン式 第2階層以降のメニューはリスト式 待受状態からワンタッチで呼び出せるカスタマイズ可能なメニューもある

11字×10行表示 8字×7行 例文

連文節変換に対応 単語推測が可能な文字列が入力されると、上カーソルで推測候補表示、下カーソルで通常変換となる 推測変換時の候補は、あらかじめ登録されている単語と、それまでに通常変換された単語

カメラ撮影時の画面 撮影画像の閲覧時にはサムネイル表示が可能 撮影したiショット(L)サイズ画像の表示

iショット(L)サイズの画像をパソコンに転送したもの




仕様で見るD251i

 三菱製のiモード端末。撮影した画像をメールに添付して送れる「iショット」サービスに対応する。iアプリや28.8kbpsのパケット通信、1.5GHzと800MHzのデュアルバンドなどの機能には対応しておらず、カメラ機能がメインとなっている。

 メモリースティック Duoスロットを搭載しており、メールや電話帳、ブックマークなどをメモリースティック Duoに保存できる。ただし、iモードでダウンロードした着信メロディなど著作権に関わるものは保存できない。8MBのメモリースティック Duoと、メモリースティック Duoをメモリースティックスロットで読み書きするためのアダプタが同梱される。メモリースティック Duoは16MBの製品が7月20日に発売される予定で、D251i自体は128MBまでのメモリースティック Duoに対応可能だ。

 17万画素のCCDを搭載し、最大でVGAサイズの画像を保存することも可能。メールで送受信できるのはiショット(S)とiショット(L)の2サイズのみだが、VGAサイズの画像もメモリースティック Duoを使うことでパソコンなどに取り込める。

 最近の三菱性端末同様、アンテナが露出しないタイプの折りたたみデザインを採用する。カメラは背面にあるが、同じ面に256色のSTN液晶による背面ディスプレイ「インスピレーションウィンドウ」を搭載しており、折りたたみ時の待受画面表示や、自分撮り時のファインダーとして使える。

【おもな仕様】
サイズ
(高×幅×厚)
104×49×27mm
重量 約120g
連続通話時間 約135分
連続待受時間 約480時間
充電時間 約110分
ディスプレイ 26万2144色表示TFDカラー液晶
132×176ドット
表示文字数 11字×10行、8字×7行
メモリダイヤル 500件
リダイヤル・着信履歴 各30件
データ通信速度 9600bps
ボディカラー モードメタル、シルバーローズ

【インターネットメール】
サービス名 iモードメール
利用料 送信・受信ともに全角20文字程度で0.9円
メール受信機能 最大全角250文字
(分割受信機能を使えば最大2000文字まで可能)
メール送信機能 最大全角250文字
メール保存件数 受信:最大200件
送信:50件
添付制限 メロディ

【着信メロディ】
和音数 32和音
着信音 ・登録済みメロディ:6曲
・ダウンロードメロディ:最大64~500曲
登録メロディ曲名 威風堂々
越天楽
ワルキューレの騎行
君の瞳に恋してる
ジェームズボンドのテーマ
The Big Blue Overture
和音着メロダウンロード 対応

【カメラ(静止画)】
撮影可能解像度 iショット(S):120×120ドット(iショット送信用)
iショット(L):288×352ドット
壁紙:120×160ドット
QVGA:240×320
VGA:480×640
撮影可能画質 ファイン、標準、エコノミー
撮影可能容量 内蔵メモリには画質、解像度により約20~970枚を保存可能。メモリースティック Duoへの保存も可能。





スタッフが見たD251i

コメント
湯野  メモリースティックDuo対応製品第1号となる「D251i」なわけだが、やはり最も大きな評価ポイントはそこになるだろう。使い道は電話帳、ブックマーク、メール、カメラの撮影データのバックアップ。
 ただ、そのDuoがマジックゲート(著作権保護)機能に対応していない関係からか、着信メロディをバックアップすることはできない。この辺りはSDカード対応の「J-SH51」とは異なるところなので、注意が必要だ。もちろん、MP3やATRAC3の音楽データを再生するなんていう機能もない。
 それでも、カメラ付き端末のユーザーにとっては、画像データを外部メディアに移せるのは非常にありがたい。VGAサイズの画像が撮影できるのも、Duoあってのこと。電話帳のデータはvCard形式なので、パソコン上で編集することも比較的やりやすい。
 その他の機能については、メールの作成メニューがiモードメールとiショットメールでわかれているところに少々不満を感じるものの、概ね満足できる内容。デザインもD503iSやD504iをベースにしているが、それらと比べると随分と落ち着いたイメージ。
 ともかく、外部メディアが使える251iシリーズはこれだけなので、「カメラを使いまくりたい」という人にオススメだ。
白根  「カメラ付きケータイ」のドコモ版「iショット」対応の端末。iアプリや28.8kbpsのパケット通信には対応しないが、カメラを搭載し、撮影画像をパソコンや他の携帯電話に送信することができる。ターゲットとしてはハイエンド指向ではなく、カメラが欲しい、というライトユーザー向けなのだろう。
 現在のところiショット対応端末はSH251i、D251i、F251iの3機種が発売されているが、そのなかでD251iは唯一、外部メモリとしてメモリースティック Duoに対応している。VGAサイズの画像をメモリースティック Duoに記録することができるので、ケータイサイズ以上の解像度の画像を記録したい場合に、トイデジカメの代わりとして使えるだろう。ただ、iショットは他キャリアのケータイへ画像を送ることはできても、逆に受け取ることはできないので、そのあたりの仕様の不便さがネックだ。逆に、非iショットなiモード端末に画像を送れるのはメリットとなるわけだが。
 メモリースティック Duoには撮影画像だけでなく、送受信メールなどを大量に保存できるので、容量不足に悩むユーザーにとっては非常に嬉しいところだろう。メモリースティック DuoはVGA画像をパソコンに取り込むのに使えるわけだが、パソコンを持っておらず、データのバックアップに困っている人にとっても有益だと思う。
 端末の使い勝手はD504iとほぼ同じで、三菱製端末伝統の上下スクロール中心のメニューではなく、現在一般的なアイコンメニューを採用している。カメラ関係の機能は、撮影画像のサムネイル表示が可能など、使い勝手がかなり良い印象。ただ、画像系の処理はそれほど遅い印象はうけないが、メニュー操作時に多少のもたつきを感じる。わたしのようなせっかちにはちとストレスがたまるかもしれない。
 ちなみに重さは120gと、D504iの110gよりも重たい。これはカメラとメモリースティック Duoスロット、カラー背面ディスプレイを考えると差は小さいと思うし、トップとボトムの重量バランスが良いので重たいとも感じない。
 iアプリには対応していないので、iショット端末を選ぶということは、カメラ付き端末にこだわりがある場合だろう。しかし、iショットでは画像添付メールを受け取れないので、完全なビジュアルコミュニケーションを楽しむのは少々面倒だ。iショットを選ぶくらいなら他キャリアの方が汎用性が高いし、そうでないなら504iシリーズの方が……と思うのだが、どうだろうか。
伊藤  メモリースティック Duoスロットを初めて搭載した携帯電話ということでデビューしたD251iだが、なにしろまずカメラがすばらしい。有効画素数が17万画素ということで、単純なスペックでは同じiショット端末のSH251iや他キャリアのJ-SH51、A3012CAに劣るわけだが、D251iのカメラはCCDで追従性に優れ、発色、シャープネスどれを取っても携帯電話に内蔵されているものではトップクラスだ。
 また、撮影画像のサムネイル表示も秀逸。たくさんの画像があっても、絵柄で目的の画像を探せるので、「あれ、あんとき撮った彼女の写真どこだっけかなー」なんて時には非常に便利だ。スタンプも豊富なので、撮った写真をデコレートするのも楽しい。  256色STN液晶を採用したサブディスプレイの画質もかなりいいので、画像を表示させても楽しいし、なによりファインダーとして使用したときに威力を発揮する。自分撮りをするときもバッチリだ。折りたたんだ時と開いた時で表示方向が自動的に反転するので、たとえば彼女の顔写真をサブディスプレイの壁紙に設定しても、いつでも正位置で見つめられるわけだ。さりげないが、かなりうれしい機能だ。
 一方、残念なのはインターフェイス関連。フォントの粗さや、メール編集時に表示領域の半分程度しか編集領域として使用できないことなど、全体的に「一世代前だなー」という印象を拭えない。かつて三菱製の端末が採用していたフリップ+イージーセレクターという本体形状を前提に設計されたインターフェイスを継承しているのが原因だと思うが、D503iS以降、折りたたみ形状になったのだから大きな刷新を望みたい。
 全体的にはやはりカメラ機能を重視するならD251iは圧倒的にお勧めできる。「Dが17万画素、SHが31万画素だから……」と考えない方がいい。むしろVAIOを持っているユーザーをはじめメモリースティックを読み書きできる環境があるならこちらのほうがいいかもしれない。バックアップはもちろん、VGAサイズの画像撮影もできる。ということで、なにはともあれまずカメラを重視する人にD251i、お勧めできる一品だ。



URL
  製品情報(NTTドコモ)
  http://www.nttdocomo.co.jp/p_s/products/keitai/251i/d251i/d251i.html
  ニュースリリース(NTTドコモ)
  http://www.nttdocomo.co.jp/new/contents/02/whatnew0712a.html

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ドコモ、iショット対応端末「F251i」「D251i」を7月15日に発売



2002/07/16 12:42

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