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ケータイ新製品SHOW CASE
T2101V
2002年9月27日発売


ボタン配置。メインのカーソルはスティック式で、その外側に4方向のカーソルボタンが別に存在する 後ろ右側面にストラップ穴がある

ディスプレイ上のカメラは回転式(写真では自分撮り方向) アンテナは伸縮式

底面のデータ端子は他のFOMA端末と共通の形状 FOMAカードのスロットは電池の下

標準の待受画面 メインメニュー。左側の大項目は外側のカーソル、右側の小項目は内側のカーソルで同時に操作できる メニューは基本的にリスト式。カスタマイズできるショートカットメニューもある

各種設定画面は、設定内容が一度に表示される形式。外側のカーソルの左右で設定画面を切り替える 設定画面で外側の上下カーソルで設定項目を移動できる。内側のカーソルを使うより早くカーソルを動かせる テレビ電話画面。左下に自分の画像が表示される

メールは10字×7行表示 例文表示 文字種(かなや半角英)などの切替は外側カーソル左右

撮影画像のサムネイル表示が可能。外側左右カーソルで静止画や動画を切り替える 撮影画像のレタッチ画面。外側カーソルの左右でスタンプなど追加したい項目を選択 「フキダシ」を選んで外側カーソル上下で吹き出しの種類を選ぶ




仕様で見るT2101V

 東芝初のFOMA端末。カメラを搭載し、テレビ電話が可能ないわゆる「ビジュアルタイプ」で、動画配信サービスのiモーションにも対応する。このほか、iアプリなどのiモード機能もあり、iモードメールは10KBまでの添付に対応するFOMA仕様となっている。静止画をiモードメールに添付して他のケータイやパソコンに送れるが、iショットや他のiモード端末に画像添付メールを送ることはできない。

 FOMAビジュアルタイプ端末としては初めてのストレート型デザインで、これまでのFOMA端末に比べて比較的小型・軽量なデザインを採用。連続待受時間などもこれまでのFOMA端末よりも長い125時間となっている。

 ディスプレイは正方形に近い横176×縦180ドットで、撮影できる画像はケータイとしては珍しい横長の176×144ドット。26万色表示のポリシリコン液晶を搭載するが、画像表示時には256色に減色して表示している。カメラは回転式で、レンズの方向によって自動反転させる機能があり、自分撮りと対面撮りを素早く切り替えられる。

 動画の撮影も可能だが、動画のメール添付には対応しない。撮影した動画はテレビ電話で相手に見せられる。このほか「遠隔監視機能」を使うことで、外から電話をかけてT2101Vのテレビ電話を起動させられる。

【おもな仕様】
サイズ
(高×幅×厚)
145×46×22mm
重量 約110g
連続通話時間 約100分(音声通話時)、約80分(テレビ電話時)
連続待受時間 約125時間
充電時間 約120分
ディスプレイ 26万色表示TFTカラー液晶
176×180ドット
表示文字数 10字×7行
メモリダイヤル 1000件
リダイヤル・着信履歴 各20件
データ通信速度 最大下り384kbps(パケット通信時)、最大下り64kbps(回線交換時)
ボディカラー トゥインクルシルバー

【インターネットメール】
サービス名 iモードメール
利用料 パケット通信料金に依存
メール受信機能 最大全角5000文字。添付ファイルとあわせて10KBまで
メール送信機能 最大全角5000文字。添付ファイルとあわせて10KBまで
メール保存件数 受信:1.8MBまたは1000件
送信:1.0MBまたは500件
添付制限 1通のメールにつき最大10KBまで

【着信メロディ】
和音数 最大16和音
着信音 ・パターン:6種類
・効果音:14種類
・登録済みメロディ:10曲
・自作メロディ/ダウンロードメロディ:30件
登録メロディ曲名 WAIT&SEE~リスク~
シーソーゲーム
VOLARE
エレクトリカルパレード
ジュラシックパーク
田園
アメリカンパトロール
ラ・バンバ
小犬のワルツ
展覧会の絵
和音着メロダウンロード 対応

【カメラ(静止画)】
撮影可能フォーマット JPEG
撮影可能解像度 176×144ドット
撮影可能容量 静止画専用メモリ1.0MBおよび共有メモリ2.8MBに保存。最大300件

【カメラ(動画) 】
撮影可能フォーマット 独自形式
撮影可能画質 ファイン/ノーマル。10秒録画/30秒録画
撮影可能容量 動画専用メモリ1.4MBおよび共有メモリ2.8MBに保存。最大200件

コメント
湯野  電池の持ちがいいFOMA端末第1弾の「T2101V」。ボディはツーカーの「TT03」に似たストレート型のデザインとなっている。本体上部に回転式のカメラを装備するだけに、やや縦長で厚みもある。ストレート型端末は小さくないと……、という人にとっては実に微妙なサイズではある。
 とはいえ、機能はてんこ盛りで、通話中にあらかじめ録画しておいた動画を再生できる機能や、動画で伝言メモを残せる機能など、従来のFOMA端末には無かったような先進的な機能をどん欲に取り込んでいる。
 面白いのは「P501i」など、以前のパナソニック製iモード端末に見られたスティック型ポインターの周りに4方向のカーソルキーが付いているところ。まあ、これはこれで便利なのかもしれないが、操作がオジサンにはもはやついて行けない難解さだったりする。ファミコンのコントローラーとプレステのコントローラーほどの違いがある。おそらくこれを直感的に操作できるようになるまでには人間側の鍛錬も必要だろうが、メニューまわりの整理も必要だろう。
 昨今の携帯電話市場全般についても言えることだが、フリップ型の「D2101V」やPDA型の「SH2101V」を除き、これまでFOMA端末のメインストリームは折りたたみ型というスタイルだった。ともすれば、大きさをごまかすためにそうしてるともとられなくもないわけだが、ビジネスマンを中心にコンパクトなストレート型を望むユーザーがそれなりに多いのも事実。「3Gでもストレート型」と考えるユーザーにとってはT2101Vは今のところ唯一無二の存在だ。個人的には「F212i」のように、カメラ無しのストレート型FOMA端末というのもあってもいいんじゃないかと思っていたりする。
白根  FOMAビジュアルタイプの新製品で、東芝としては初のFOMA端末。他のFOMA端末に比べるとコンパクトなデザインで、また電池の持ちも大幅に向上しているため、PDCやcdmaOneなどの普通のケータイと同じような使い勝手ができる数少ないFOMA端末だといえる。
 ビジュアルタイプということで、もちろんカメラを搭載しているが、これもそこそこの使い勝手。カメラの起動はレンズ回転だけでOKで、ほぼ瞬時に撮影可能状態になる(起動処理待ちがほとんどない)。ディスプレイは一見、小さく見えるが、実は176×180ドットという高精細な代物で、撮影画像は176×144という横長のもの。撮影画像のサムネイル表示にも対応で、やはり表示は速い。
 また、T2101Vは、メインのスティック式カーソルの外側にさらに4方向のカーソルボタンを配置する「2重のカーソル」という斬新なインターフェイスを搭載している。慣れるまで使いづらいが、個人的には慣れてしまえば非常に快適な操作体系だと思った。たとえば文字入力時の文字種類(全角ひらがなや半角数字など)の切り替えが、外側のカーソルの左右で選べる。左右カーソルで選べる項目は画面下にタブが表示されるので、迷わずに操作できる。PDCやcdmaOne端末といった「主流」の端末で製品化できないようなインターフェイスを、ユーザー層が限られているFOMAで商品化する「実験」をしているのでないか、という気がするが、インターフェイスデザインの方向性としては、個人的には「これもありかも」と思った。
 いま、普通に使えるFOMA端末を選ぶのならば、大きさや電池の持ちなどの面からT2101Vはよいと思う。が、やはりPDCやcdmaOne端末に比べると、やはり大きいし、電池の持ちも良くはない。それらのデメリットに対して「FOMAならでは」と思わせるアプリケーションが不足している印象なので、まだPDCやcdmaOne端末と並ぶ選択肢としてFOMAはないと思う。


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URL
  T2101Vの製品情報(NTTドコモ)
  http://foma.nttdocomo.co.jp/catalog/term/t2101v_01.html
  T2101Vの製品情報(東芝)
  http://www.toshiba.co.jp/product/etsg/cmt/docomo/t2101v.htm



2002/12/12 12:11

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