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ケータイ新製品SHOW CASE
J-T08(フロスティレッド)
2002年12月21日発売

写真で見るJ-T08



キー配列
1インチ、80×60ドット、65,536色表示可能なSTNサブディスプレイ

31万画素CCDモバイルカメラ
背面液晶両脇に配されたフラッシュ

コネクタ
本体右サイドに配されたボタンとイヤホンジャック。カメラ起動時にはズームなどが操作できる

「J-T08」に最初から用意されている壁紙“地図”。ディスプレイの精細さがよく分かる 東芝のサイトでダウンロードできる画像「ニューヨーク」

メインメニュー。操作法は従来の東芝製端末と同様。 メインメニューから右へスライドして表示される「設定」メニュー。各アイコンは“絵”というよりも“写真”と見紛うほどだ 「表示設定」メニュー

東芝端末ではおなじみの「でか文字モード」 文字の太さも設定可能

「J-スカイ」メニュー 「メール」メニュー メール閲覧時のメニュー

メール閲覧時のフォントサイズは4種類用意されている。これは5文字×5行表示 8文字×9行表示 11文字×10行表示

18文字×17行表示 例文表示。電車などで閲覧していると酔うかもしれない

「カメラ・データ」メニュー
カメラ起動後もモード切替が可能 静止画撮影時のサブメニュー

静止画撮影時の画面 データフォルダ一覧 データはサムネイル形式で閲覧可能

静止画閲覧画面 デジタルカメラモードで撮影した画像。プロパティを参照するとサイズは640×480

静止画を編集できる「ピクチャーつく~る」 「4分割壁紙作成」では4つの画像を編集して1つの画像にまとめる 「4分割壁紙作成」。画像を同配置するかも設定可能

動画撮影画面 動画を編集できる「ビデオつく~る」 豊富な機能を持つ「ビデオファイル編集」

トップメニューから左へスライドすると表示される「機能」メニュー 必要最低限な機能のみ利用できる「カンタン機能」 Javaアプリではなく、専用ゲームとして用意されている育成ゲーム「復活!パシート王国」




仕様で見るJ-T08

 折りたたみ型の東芝製J-フォン端末。メインディスプレイはQVGA(240×320ドット)表示が可能な26万色スーパーファインポリシリコンTFT液晶。大きさは2.2インチと既存端末の中でもトップクラスのサイズを誇り、PDAクラスの高精細な描画が可能。トップメニューで表示されているアイコンは既存端末と一線を画し、写真クラスの高品質なデザインとなっている。


 背面には1インチで65,536色表示のSTN液晶と31万画素CCDモバイルカメラ、フラッシュを装備。また、Javaアプリにも対応している。


 外観は先代「J-T07」のオーソドックスなデザインから大幅に変更が加えられており、特にフラッシュ部分のデザインが印象的。


 日本語変換エンジンとして「Mobile Rupo」を搭載し、過去の入力履歴から候補を予測する「入力予測機能」、文脈から候補を予測する「AI変換機能」、メールの相手別に最大で5つの辞書に変換履歴を学習させられる「パーソナル辞書」機能などを備えている。

【おもな仕様】
サイズ
(高×幅×厚)
95×48×25mm
重量 約112g
連続通話時間 約115分
連続待受時間 約300時間(折りたたみ時)
充電時間 約100分
ディスプレイ 26万色スーパーファインポリシリコンTFT液晶(QVGA、240×320ドット)
表示文字数 全角18文字×17行
全角11文字×10行
全角8文字×9行
全角5文字×5行
メモリダイヤル 500件(1件:2番号・2アドレス・1メモ)
リダイヤル・着信履歴 各20件
データ通信速度 9.6kbps(回線交換)
ボディカラー フロスティレッド
ムーンシルバー
パールピンク

【インターネットメール】
サービス名 [スカイメール(Eメール)]
受信:月額使用料150円、受信料は無料
送信:月額使用料無料、1メッセージ3円

[ロングメール(ロングEメール)]
受信:月額使用料200円、ロングメール通知(最大192文字まで)は無料、本文の読出は8円
送信:月額使用料無料、1メッセージ8円
メール受信機能 ・スカイメール:最大全角192文字まで
・ロングメール:最大全角3000文字まで
※ロングメールは画像や音楽データの添付が可能でEメールサービスも含まれるため、Eメールの受信オプション申込は不要
メール保存件数 受信メール:最大2,000件(最大2MB)
送信メール:最大600件(最大600KB)
送信トレイ最大50件(最大100KB)

【着信メロディ】
和音数 40和音
着信音 ・登録メロディ:14曲
・登録パターン:4パターン
・登録効果音:16種類
・自作/ダウンロードメロディ:データフォルダに保存
登録メロディ曲名 ・ROCK AND ROLL HERO
・ワルキューレの騎行
・白鳥の湖
・夜想曲
・安里屋ユンタ
・ジムノペティ
・ウィリアム・テル序曲
・運命
・トッカータとフーガ
・津軽じょんがら節
・ラブ&ロマンス
・アクション
・サスペンス
・コミカル
カラオケコンテンツ
ダウンロード
対応

【データフォルダ】
データフォルダ容量 最大8MB

【共有メモリ】
メール・ウェブ・ステーション
共有メモリ領域
メール
・受信:最大2,000KB
・送信:最大600KB
・未送信:最大100KB
ウェブ:最大250KB
ステーション:最大200KB

【モバイルカメラ】
対応画像フォーマット JPEG(ファイン/ノーマル/エコノミー)、PNGに変換可
保存可能枚数 共有メモリに保存(最大8MB)
画像編集機能 フレーム付加(12種類)
フォーマット変換<BR>最大640×480(デジタルカメラモード)撮影可能
その他 ・動画撮影・編集機能

[機能]
・セルフタイマー機能
・最大8倍ズーム
・明るさ調整(5段階)
・撮影画像サイズ切替
・画像効果(ネガポジ、白黒、セピア、細線化)

[仕様]
・CCDセンサー31万画素
・F値:2.8
・焦点距離:2.01mm
・シャッタースピード:1/10~1/10000(電子シャッター)
・レンズ:固定焦点(30cm以遠)

【Javaアプリ】
保存件数 最大20件(最大600KB)
登録済み
Javaアプリ
バスフィッシング

コメント
湯野  そりゃ、VGAサイズの写真が撮影できるカメラを搭載するようになったんだから、端末上でもキレイに見たいという欲求が出てくるのも当然の流れ。スペック的にQVGA液晶はスゴイと分かっていても、やはりこの「J-T08」の液晶は己の目を疑うくらいキレイ。そのキレイさ加減は写真を見るときに特に顕著だ。
 QVGAサイズということは、その辺のPDAと同じ表示領域なわけで、試しにPocket PCのスクリーンショットを表示させてみようとしたのだが、QVGAサイズの画像というとファイルサイズもそれなりに大きく、メールに添付しても、悲しいかな、容量オーバーになってしまった。また、フォントサイズを最小にして、J-スカイサイトにアクセスしたりすると、テキストがチョロチョロっと表示されて、あとは余白といった風に、表示領域が広いだけに寂しい思いをすることになったりする。
 実は、このあたりがJ-フォンのサービスを含め、他のスペックと足並みが揃っていない部分。要は、せっかく搭載したQVGAサイズの液晶がオーバースペックで非常に勿体ないことになってしまっている。DOSマシンにSXGAの液晶を繋げているようなものだ。J-T08には、ウィンドウの切替が可能な「マルチウィンドウ」みたいな機能も搭載されていたりするわけで、こうした機能をもっと充実させてもらえると、ぐんと使い勝手が良くなるのではないかと思う。3Gに期待。
関口  何を置いてもメインディスプレイの高性能を抜きにしては「J-T08」を語ることができない。高精細、という単語では不十分に思えるほどの描画性能は、携帯電話という器に新たな世界を切り開いた。もし手にする機会があるならば、まずは壁紙をあらかじめ用意してある「地図」に設定して欲しい。ポカンと口を開いて、まじまじとディスプレイを見つめてしまうこと請け合いだ。
 メインメニューのアイコンや文字の見やすさ、撮影した画像閲覧などなどメインディスプレイの恩恵をうける点を挙げるには事欠かない。何しろイマドキのケータイは液晶ディスプレイ無しでは、足元すら覚束ないのだから、QVGA表示がこれからどれほどユーザービリティの向上に結びつくか期待せずにはいられない。
 Javaアプリやカメラ機能でもQVGA表示による恩恵は多大だ。特にカメラ機能は、デジタルノイズを感じない画像を撮影できる。カメラの性能そのものよりも、ディスプレイの性能によって見たままを描画できているという印象だ。これならば、モバイルカメラを文字通り「メモ」として役立たせることが可能だろう。しかし、そうなるとやはりマクロ撮影モードというものも欲しくなるが、これは欲張りすぎだろうか。
 メインディスプレイによって良い所づくしに思える一方で、不満に思える点もある。その1つが現時点では「デジタルカメラモード」で撮影した画像を端末の外へ出すことができないということ。データを外に出せない、という点では動画撮影機能もそれに該当する。最大3分強の撮影が可能だが、これだけのディスプレイであれば、もっといろいろ見たくなる。15秒の動画を何本も、というよりももう少し長い動画をいくつか見たいと私は思う。撮影して外部にストックできればと願わずにいられない。しかしこれについては、東芝から2003年1月下旬にソフトウェアおよび転送ケーブルの提供があるとのことなので、もうしばらくの辛抱だ。
 そして現時点の「J-T08」にとって最大の弱点となり得るのが、QVGAに見合うコンテンツが無いことではないだろうか。ファイルサイズが軽めのHTMLならばアクセスすることも可能なため、パソコン向けWebサイトを閲覧することもできなくはないが、やはりJ-スカイコンテンツで利用したいところ。コンテンツプロバイダの方々にとっては、新たな頭痛の種かもしれないが、新世界を切り開くパイオニアたちの奮闘に期待していきたい。
 幾つかの不満はあれど、所有者に大きな満足感を与えることができる端末であることは間違いない。2002年を締めくくる存在にふさわしく、実に大きな魅力を持った端末としてオススメしたい。



URL
  ニュースリリース
  http://www.j-phone.com/japanese/release_detail/021029_01/021029_01.html
  製品情報(J-フォン)
  http://www.j-phone.com/japanese/products/kisyu/j_t08/index.html
  製品情報(東芝)
  http://www.toshiba.co.jp/product/etsg/cmt/jphone/jt08.htm

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2002/12/26 11:32

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