ボタン配置	左側面にもボタンがある

ストラップ穴はヒンジ側中央	右側面にはminiSDカードスロットがある

メインメニューはアイコンランチャー式	メニューの第2階層以降は普通のリスト式表示	カスタマイズ可能なメニューもある

13字×11行表示	11字×9行表示	8字×7行表示

予測変換には数字の予測もできるモバイルWnn V2を搭載	予測候補になる単語は主に学習済みのもの	252iシリーズの新機能「チャットメール」画面

サムネイルは9件表示	カメラ撮影時画面	カメラ起動時など様々な場面で細かい機能にショートカットが用意されている

撮影画像（iショットSサイズ）	撮影画像（iショットLサイズ）リンク先の画像は無加工

■ 仕様で見るP252i

【おもな仕様】

サイズ （高×幅×厚）	102×51×26mm
重量	約114g
連続通話時間	約145分
連続待受時間	約480時間
充電時間	約120分
ディスプレイ	6万色表示2.2型TFTカラー液晶 132×176ドット
表示文字数	11字×9行、13字×11行、8字×7行
メモリダイヤル	800件
データ通信速度	下り最大28.8kbps
ボディカラー	シャイニングライム、アマランスブルー、カームネイビー

【インターネットメール】

サービス名	iモードメール
利用料	送信・受信ともに全角20文字程度で0.9円
メール受信機能	最大全角250文字 （分割受信機能により最大2000文字の分割受信も可能）
メール送信機能	最大全角250文字
メール保存件数	受信：最大200件 送信：最大50件

【着信メロディ】

和音数	48和音
着信音	・パターン：11種類 ・登録済みメロディ：8曲 ・ダウンロードメロディ：最大370件
登録メロディ曲名	WANNABE あの日の川 可愛いミーナ I GOT RHYTHM 第九 魔法使いの弟子 ラデッキー行進曲
和音着メロダウンロード	対応

【カメラ（静止画）】

撮影可能フォーマット	JPEG
撮影可能解像度	iショットS（120×120）、iショットL（288×352）、待受（132×176）、サブ待受（96×64）、VGA（480×640）
撮影可能容量	940枚（iショットS）～38枚（VGA）

■ スタッフが見たP252i

	コメント
湯野	全体的なフォルムは前モデルのP251iSを踏襲しているが、P252iではかなりインパクトのある特徴的なボディカラーが採用されている。今回撮影で使用したのはカームネイビーというモデルだが、シャイニングライム、アマランスブルーはかなり珍しい色だ。いずれもツートン構成となっており、好みの問題はあるものの、外見にこだわる人には魅力的だ。 　P251iSからの最大の変更点は、miniSDカードスロットを搭載したところだろう。もちろんカメラで撮った画像を保存するためでもあるが、今回はボイスレコーダー機能が搭載され、使い道が一層広がった。 　カメラについては、31万画素のCMOSなので、メガピクセルクラスの端末が一般的になってきた今となっては、写り自体にはそれほど感動は無い。しかし、プリクラ手帳のケータイ版とも言える「ケータイphoto手帳」など、画像編集関連の機能は非常に充実しており、「いかにキレイに撮れるか」よりも「いかに写真で楽しめるか」を重視する人にオススメだ。 　また、P505iSでは大幅な形状変更により無くなってしまったワンプッシュオープンボタンがP252iに引き継がれていたりもするので、ここにこだわりがあるユーザーにもオススメしたい。
白根	252iシリーズは、カメラがメガピクセルでないなど、要するにエントリーユーザー向けのモデルだ。カメラ機能は31万画素と、VGA解像度でもギリギリの画質。ケータイでやり取りする分ならば十分だが、プリントアウトやホームページ掲載を目的にするならば、メガピクセルカメラを搭載した上位の505iSシリーズを狙うべきだろう。 　しかし、使い勝手は全般的に良くできている。カメラやチャットメールなどではサブメニューの項目にショートカットキーが割り当てられていて、サブメニューを呼び出さないでも各種機能を実行できる。ショートカットの配置もグラフィカルに表示されるなど、使いやすく、わかりやすい。ただ、メニューのカスタマイズ自由度が低く、日本語変換のモバイルWnn V2も、同時期の三洋端末が採用しているAdvanced Wnnに比べるとやや貧弱な印象だ。Advanced WnnやATOK+APOTなど、最新のケータイ日本語入力メソッドはよくできているので、メールの入力環境にこだわる人は、この辺りの差もしっかり検討したほうがいいだろう。 　着信時の通話応答をオープンに連動させておけば、着信時に即座に通話できるワンプッシュオープンボタンは面白いし、2.2インチの液晶も大きくて見やすい。ただ、miniSDカードもそうだが、なんだか強引に上位の機能を取り入れてボディが大きくなってしまった印象も受ける。 　252iシリーズはこのほかにもNEC、シャープ、三菱電機が端末を発売しているが、その中にあってP252iの特徴は、メモリカード搭載で画像のバックアップがしやすく、豊富な画像編集機能で遊べる、といった点だ。ボイスレコーダー機能やワンプッシュオープンボタンなど、個性的な機能が搭載されているので、それらに魅力を感じるならば選んで損のないケータイだろう。