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ケータイ新製品SHOW CASE
F900i(ライムグリーン)
2004年2月6日発売

写真で見るF900i



キー配列
本体右サイド。miniSDカードスロットとサイドキー

本体左サイド。マクロ切替スイッチとイヤホンジャックがある 赤外線ポートと外部接続端子

背面には、約1.0インチ、3色表示の有機ELディスプレイ バッテリーをはずすとFOMAカードを出し入れできる

メインディスプレイはQVGAサイズ
メインメニュー
メニュー選択時には、説明文が表示される。しばらく経つと消える

あらかじめ複数のメニューアイコンが用意されている これは3Dアイコン。このほかリスト表示も可能だ 好みの機能をショートカットのように登録できる「カスタムメニュー」。最初は空欄となっている

「画面のカスタマイズ」を設定すると、待受画面にスケジュールなどを表示できる 「画面のカスタマイズ」では5パターンの表示が可能 あらかじめ用意されたメニューから好みのものを表示できる

メニュー第2階層。これは「設定」メニュー 「セキュリティ」メニュー 登録できる指紋は最大10件。登録時は3回連続で認証させる必要がある

認識に失敗すると、注意書きが表示される 登録後に、指紋認証が必要な場面で表示される画面。暗証番号でも代用できる 「プライバシーモード」は、方向決定キーの左ボタンを長押しすることで設定/解除できる

指紋認証センサー
指紋認証は指をスライドさせる方式

「メール」メニュー
メール作成画面
文字入力では、予測変換機能などが用意されている

デコメール作成画面 F900iの場合、文字列を入力してから、装飾したい部分を選択して、サイズや色を変更する 受信したデコメール。きちんと動きが表現されたものになっている

9文字×10行表示 11文字×12行表示 14文字×15行表示

例文表示
受信メール閲覧時のサブメニュー

有効画素数128万画素のCCDカメラ 有効画素数約11万画素のCMOSカメラ。テレビ電話時などに利用する

アウトカメラ用のライトを点灯させたところ こちらはインカメラ用

静止画撮影画面 撮影時に左右どちらかの方向決定キーを押すことで、主な機能を利用できる こちらはインカメラの撮影画面

静止画撮影では、全画面表示も可能だ 撮影するたびに、画像を本体あるいはminiSDカードへ保存するように選択できるが、サブメニューから自動保存にも設定可能

SXGA(960×1280ドット)サイズのサンプル画像 こちらはVGA(480×640ドット)サイズのサンプル画像

同じくVGAサイズのサンプル画像だが、「F900i」では横長サイズのVGA画像を撮影可能 SXGAサイズのサンプル画像。色彩の再現はしっかりしている

VGAサイズのサンプル画像

QCIF(176×144ドット)のサンプル画像。QVGAサイズ以下であればフレーム撮影が可能 フレームは20種類用意されている こちらは電話帳サイズの画像

通常モードで接写したところ 同じ位置でマクロに切替するとくっきり撮影できる

これは動画撮影画面。動画データはMP4(MobileMP4)形式 動画撮影時のサブメニュー

キャラ電を使ったテレビ電話。相手先の画面が大きく表示されている。ちなみに大きく表示されているキャラクター「リカちゃん」は、「@Fケータイ応援団」で配信されている テレビ電話中にキャラクターを切り替えることも可能。こちらのキャラクター「パグ」も「@Fケータイ応援団」で入手できる これは「F2102V」宛にテレビ電話した画面。大きく表示されているのは記者が持っていたF900i側のキャラ電

着信時にムービーが再生される「着モーション」 「着モーション」は、着信音の設定から選択できる 900iシリーズからはiメニューがFlashを利用したものとなった

仕様で見る「F900i」

 NTTドコモの新型FOMA「900i」シリーズのトップバッターとして登場した富士通製「F900i」。従来の富士通製端末とは若干異なる外観デザインが採用されているものの、キー配列やソフトウェアでは、従来のFシリーズを踏襲した使い勝手となっている。「F2102V」に続き、Symbian OSが採用されているが、ムーバのFシリーズとさほど使用感に変わりはない。

 有効画素数128万画素のCCDカメラ 、そして有効画素数約11万画素のCMOSカメラを搭載しており、多彩な編集機能やアイコンが多く表示されるユーザーインターフェイスで、利便性は高い。

 他機種と一線を画す機能としては、「F505i」に続き指紋認証機能を搭載。「F505i」と比べれば指紋認証精度は大幅にアップしており、ユーザー自身のプライベートな情報をしっかり守れるようになっている。

 このほか、900iシリーズ向け新サービスである「キャラ電」や「デコメール」、「着モーション」といったサービスに対応している。

【おもな仕様】
サイズ
(高×幅×厚)
約106×50×26mm(高×幅×厚)
重量 約120g
連続通話時間 約160分(音声通話)、約100分(テレビ電話)
連続待受時間 約480時間(静止時)、約360時間(移動時)
充電時間 約140分
ディスプレイ 約2.2インチ、QVGA(240×320ドット)、26万2,144色表示TFT液晶
表示文字数 90文字(9文字×10行)
132文字(11文字×12行)
210文字(14文字×15行)
メモリダイヤル 750件(FOMAカードのメモリダイヤル50件を含む)
リダイヤル・着信履歴 各30件
データ通信速度 最大下り384kbps(パケット通信時)、最大下り64kbps(回線交換時)
ボディカラー ライムグリーン、シルバー、ネイビー
備考 指紋認証機能搭載

【iアプリ】
iアプリ件数 最大100件
登録済みiアプリ Dimo i絵文字メール、ちびわんふれんず2、麻雀牌パズルF、ルーインエクスプローラー、人生ゲームF版、フリーセル、マイリモコン

【インターネットメール】
サービス名 iモードメール
利用料 料金プランに依存
(パケットパック各コースによって1パケット0.02円~0.2円)
メール受信機能 最大全角5,000文字
メール送信機能 最大全角5,000文字
メール保存件数 受信:最大1,000件(保護件数:最大500件)
送信:最大200件(保護件数:最大100件)
添付制限 メロディと画像合わせて10個(10,000バイト)まで添付可能。
VGAサイズの画像およびiモーションメールはどちらか1つ。

【着信メロディ】
和音数 最大64和音
着信音 ・パターン・効果音:27種類
・登録済みメロディ:15曲
・自作メロディ/ダウンロードメロディ:最大500件
登録メロディ曲名 涙の海で抱かれたい
SUMMER
タイガーマスク
MICKEY
アイーダより凱旋行進曲
カノン
ハバネラ
トッカータとフーガ ニ短調
フニクリフニクラ
猫ふんじゃった
アイネクライネナハトムジーク
展覧会の絵
さくら
ます
ピアノ協奏曲第1番

【カメラ(静止画)】
撮影可能フォーマット JPEG
撮影可能解像度 960×1280ドット(SXGA)、640×480ドット(横長VGA)、480×640ドット(縦長VGA)、352×288ドット(CIF)、240×320ドット(縦長QVGA)、176×144ドット(QCIF)、128×96ドット(Sub-QCIF)、96×72ドット(電話帳サイズ)
※SXGA/VGA/QVGAはアウトカメラのみ
撮影可能画質 エコノミー、スタンダード、ファイン
撮影可能容量 最大1,000件

【カメラ(動画) 】
撮影可能フォーマット MP4(MobileMP4)
撮影可能画質 176×144ドット(QCIF)、128×96ドット(Sub-QCIF)
長時間モード、標準モード、高品質モード
95KB(高品質:7~10秒、標準:14~20秒、長時間:25~30秒)
300KB(高品質:20~30秒、標準:45~60秒、長時間:75~90秒)
撮影可能容量 最大100件

【iモーション】
iモーション件数 最大100件(プリインストール3件、撮影した動画データと共有)

スタッフが見たF900i

コメント
湯野  これまでのFOMAは同時期に発売された50Xiシリーズと比較すると、どうしても見劣りする部分が多く、持っていてもテレビ電話ぐらいしか自慢できるところが無かった。しかし、900iシリーズは基本的に505iシリーズと比べても全く遜色のないスペックで、新機能も追加されている。その第1弾となるF900iは周囲のiモードユーザーに自慢できる端末だろう。
 個人的には発表当初より、900iシリーズの新機能として取り入れられた「デコメール」と「キャラ電」の2つの機能に感心があった。デコメールはいわゆるHTMLメールで、やはり慣れないと作成に手間取ってしまう部分もある。コツとしては、一通り文章を入力した後で修飾を加えたほうがスムーズに事が運ぶようだ。
 一方のキャラ電だが、テンキーを押すことで、笑ったり、怒ったり、随時いろいろな表情に変化させられるようになっており、結構クセになる面白さがある。ただ、イヤホンマイクが無いと相手の声が聞こえにくいという点は、従来のテレビ電話と同じなので、ここまでするなら、例えば、テレビ電話の画面上でテキストチャットできてもいいんじゃないかと思ったりもする。
 カメラについても、オートフォーカス機構は無いが、100万画素のCCDを搭載しており、一般的な使い方をする上では特に不満は感じない。画面下部にあるアイコンで設定の確認・変更が行なえるというアイデアもなかなかだ。
 機能的に問題ないとすると、あとは通話エリア。最近はかなり地下鉄の駅構内などでも利用できるようになってきている。不安な人にはデュアルネットワークサービスがあるし、パケットパックに入れば通信料もお得なので、PDCでiモードを使っているユーザーは、そろそろ本気でFOMAへの乗り換えを検討してもいいんじゃないだろうか。
関口  ついに出た「900i」シリーズ。その第1弾となる「F900i」は、発表時点から気になっていた端末の1つ。まず目に飛び込んでくる鮮やかなライムグリーンというボディカラー。それとマッチするスマートな流線型のボディが魅力的。128万画素のCCDカメラは、実はかなりの実力派であり、くっきりとした画像をバッチリ撮影できることだろう。カメラ機能を利用するためのインターフェイスもユニークで、左右キーで機能を選択できるってのは、慣れてくると病みつきになるかもしれない。
 実際に端末に触って、一番驚いたのは「指紋認証機能」だ。「F505i」時点における指紋認証については、実は生まれて初めてその機能を体験したこともあって「こんなもんでしょう」と納得していたのだが、「F900i」で再びチャレンジしてみると、そのサクサクっぷりがたまらない。まぁ、実生活で指紋認証を使っていたら、妻になんと言われるか、ちょいと怖かったりするのだが……。
 また、「F900i」の魅力に加えて新たなFOMAの各種サービスも予想以上に楽しめる。普段からあまりメールをしない私なので、ちょっと「デコメール」は使い道に困ってしまうが、撮影動画も利用可能な「着モーション」ではぜひ息子の動く様を着信時に再生したいし、「キャラ電」も普通にテレビ電話するよりも実は楽しいかもなんて思ってしまったほどだ。
 全体的にバランス良く、どんなユーザーでも満足できるのではないか? とオススメしたいのだが、少し気になる点もある。1つは操作系の反応が全体的にわずかではあるが鈍く感じられること。画像撮影時にフレームを利用するときはちょっと厳しいレベルだ。このほか、あまりの不器用さで周囲に知られる私の指では、全体的にキーが押しにくいと感じてしまった。いずれも感じ方は人によって異なるところだろうから、気になる人は、まず店頭に急いでぜひ実機を体験してみて欲しい。今回の「900i」シリーズにおいて、「F900i」は要チェックの端末だ。



URL
  製品情報(NTTドコモ)
  http://foma.nttdocomo.co.jp/term/900i/f/
  製品情報(NTTドコモ、900iシリーズ専用Webサイト)
  http://900i.nttdocomo.co.jp/main.html?jpage=f001
  製品情報(富士通)
  http://www.fmworld.net/product/phone/f900i/

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2004/02/06 22:10

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