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ケータイ新製品SHOW CASE
nudio V602T(metal)
11月上旬以降



表面は円状のくぼみが加工されている 側面にはマクロモードへの切り替えスイッチとminiSDカードスロット

キー配列 metalにはブラックの、ceramicにはホワイトの充電台が付属する

待受画面 第一階層のメニュー 第二階層はアイコン式メニュー

第3階層はテキストメニュー 待受画面に現れるキャラクター「くーまん」 ショートカット機能も搭載

カレンダーの表示方法は多彩 4カ月表示 週間表示

曜日の表示色も細かく設定できる データフォルダ表示 アイコン表示も可能

カメラ撮影時画面 シーン別に撮影モードが用意されている 撮影画素数は用途別に表示される

306文字(18文字×17行) 121文字(11文字×10行)表示 72文字(8文字×9行)

25文字(5文字×5行)表示 予測変換機能は連文節にも対応

メガピクセルサイズでの撮影例。リンク先無補正

仕様で見るnudio V602T

 「nudio V602T」は、携帯電話の新たなデザインバリエーションに質感や素材感をといった要素を取り入れたデザインモデル。

 本体外装にディンプル加工を施した金属的な風合いの「matal」(メタル)、白磁の素材をモチーフにストライプ加工を施した「ceramic」(セラミック)の2種類のバリエーションが用意される。また、本体デザインは“スーパーオーバル”をコンセプトに細部まで円をモチーフにしたデザインが施され、一体感のあるつくりとなっている。

 メインディスプレイに2.2インチ、QVGA、26万色表示のスーパーファイン ポリシリコンTFT液晶、サブディスプレイとして1.1インチ、112×112ドット、65,000色表示のTFCC液晶を装備する。64和音の着信メロディに対応し、miniSDカードスロットを装備する。なお、パッケージにminiSDカードは同梱されない。

 機能面では、20mmの大口径フロントスピーカーを搭載し、有効画素数131万画素のCMOSカメラを搭載。最大解像度1,280×960ドットの静止画やQVGAサイズで15fpsの動画が撮影できる。着うたに対応し、「ムービー変装」「256K アプリ Ver.2」もサポートする。日本語入力環境はモバイルルポ。QRコード読み取り機能、電子辞書機能を搭載する。「V601T」で対応していた「ケータイカラオケ V-kara」、テレビ出力機能には対応しない。

【おもな仕様】
サイズ
(高×幅×厚)
98×51×23mm
重量 約112g
連続通話時間 約120分
連続待受時間 約380時間
充電時間 約120分
ディスプレイ 26万色表示2.2型TFTカラー液晶
208×176ドット
メモリダイヤル 500件
データ通信速度 最大下り28.8kbps、上り9.6kbps(パケット通信時)
ボディカラー metal、ceramic

【インターネットメール】
サービス名 ボーダフォンライブ!
利用料 月額利用料金はボーダフォンライブ!含まれ、月額300円
スーパーメールの通信料金は0.3円/パケット(パケット割引サービスあり)
スカイメールの通信料金は送信2円/1通、受信無料
メール受信機能 スーパーメール:テキスト最大全角6000文字(12KB)、添付ファイルは最大30KB
スカイメール:テキストのみで受信最大全角192文字、送信最大全角64文字
メール保存件数 受信:2000件、送信300件

【着信メロディ】
和音数 最大64和音
着信音 ・パターン:5種類
・効果音:14種類
・登録済みメロディ:16曲
・ダウンロードメロディ:データフォルダに保存
登録メロディ曲名 original
ジュピター
アメイジング・グレイス
おもちゃの兵隊の行進
エンターテイナー
タイスの瞑想曲
おぼろ月夜
ラ・カンパネルラ
パルナッスム博士
モルダウ
子犬のワルツ
天国と地獄
威風堂々
オンブラマイフ

【データフォルダ】
データフォルダ容量 10MB(Vアプリ保存領域も兼ねる)
保存/閲覧が可能な
ファイルの種類
・メロディ/着うた
・ピクチャー
・ムービー
・PIM情報など

【カメラ(静止画)】
撮影可能フォーマット JPEG
撮影可能解像度 各種待受画面用サイズ、144×176、120×160、640×480、1280×960
撮影可能容量 データフォルダもしくはSDカードに保存

【カメラ(動画) 】
撮影可能フォーマット MPEG4、Nancy
撮影可能容量 ハンディビデオモードの連続録画時間は保存媒体の容量に依存

スタッフが見たnudio V602T

コメント
湯野  各キャリアからデザイン端末が発売される中、ボーダフォンから登場した「nudio V602T」。以前発売された「KOTO -V303T-」はやや付け焼き刃的な印象が否めなかったが、今回の「nudio V602T」は、機能面とのバランスも悪くない。
 その機能面では、テレビ出力などの一部機能がサポートされていないものの、ほぼV601Tと同等と考えて差し支えないだろう。SXGAサイズの画像を15段階で拡大表示できるようにすることで、メガピクセルカメラの用途を広げてくれる「静止画ビューアー」をはじめ、着うたや256Kアプリ(Ver.2)のサポートなど、実際にユーザーが頻繁に利用する機能はそのまま引き継がれているので、機能面で特に不満に思うところもない。
 返信メールを書いているうちに同じ相手や別の人からメールが届いてしまうことがよくある。この端末には、その場で相手の名前が表示され、「今すぐ読む」「あとで読む」「今すぐ消す」から処理方法を選べる「今すぐ読メール」という機能が用意されているので、メールでのコミュニケーションもスムーズに行なえる。
 一つ難点があるとすれば、テンキーの形状が独特なところだろうか。この部分だけは少し慣れが必要だろう。
伊藤  見てくれ一辺倒で、スペックがおざなりになりがちだったデザインケータイの世界に、V601T並みの機能を盛り込み、新風を吹き込んだ意欲作。メガピクセル、miniSDカードスロットと今時のケータイのトレンドをしっかりと押さえ、ケータイカメラでの遊び要素もあり、スペックとデザインを両立させたところは評価に値する部分だ。metalとceramicで表面加工を変えているあたりもこだわりを感じさせる。ここのところ、ボーダフォンとauに端末を供給している東芝だが、操作性に関しても一定のクオリティに達しており、バランスはよく取れている端末だと思う。
 ただ、質感にこだわったというものの、いざ実際触ってみるとプラスチックのような安っぽい印象を抱いてしまうのも事実。もうちょっとヒヤッとした金属感を想像していたのだが……。ボタンも本体の表面に対してあまり凸がなく、スムーズに操作するには慣れが必要かもしれない。やはり、買うか買わないかは最終的にデザインが気に入るかどうか、といったことになりそうだ。



URL
  製品情報(ボーダフォン)
  http://www.vodafone.jp/japanese/products/kisyu/v602t/index.html
  製品情報(東芝)
  http://www.toshiba.co.jp/product/etsg/cmt/vodafone/v602t.htm

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2005/01/20 14:32

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