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ケータイ新製品SHOW CASE
802SE(ジャパンブラック)
2004年12月15日発売



終話・発話ボタンがなく、「戻る」と「消去」が別のボタンになっているなど、日本のデファクトとは大きく異なるボタン配置 液晶側背面にはサブディスプレイを搭載する

左側面にはスクロールなどに使うボタンを搭載 右側面はカメラボタンと補助照明ボタン。補助照明はカメラが起動していなくても点灯可能で、かなり明るい

ヒンジ部に回転カメラを搭載。ヒンジ部背面の側面近くにストラップ穴がある ボタン部側の下端にUSB端子、充電端子、イヤホンマイク端子、さらに赤外線通信ポートを搭載

メモリースティックDuoスロットは電池蓋を開けた中にある 充電スタンドは充電端子部だけで本体を直立させるデザイン

メインメニューは第1階層はアイコンランチャー式 設定メニューなどメニュー第2階層はリスト式。左右ボタンでタブで示されるほかのメニューリストに移動する 設定メニューの一部では設定内容を確認しながら設定項目を選ぶ形式になっている

待受画面時の方向ボタンそれぞれに機能を割り当て可能(ただし上ボタンは「その他のショートカット」メニュー固定) カスタマイズ可能な「その他のショートカット」。各種機能を割り当てられる

10字×8行表示。英数字は等幅フォントではない ワンタッチ入力から単語を予測する「T9」を搭載。漢字変換後のフレーズを予測できる 次単語の推測機能にも対応。人名のあとには敬称も推測できる

静止画撮影時画面。802SEは縦に構えて横長の画像を撮影する。数字ボタンにショートカットが割り当てられている カメラ起動時のサブメニュー サムネイルは9件表示

最大解像度(1280×1024ドット)での撮影サンプル。リンク先の画像は無加工(128KB) 最大解像度(1280×1024ドット)での撮影サンプル。リンク先の画像は無加工(295KB)

仕様で見る802SE

 ソニー・エリクソン製の3G端末。ボーダフォンの3Gではミドルクラスに当たる802シリーズで、国際ローミング機能や最大1MBのアプリ、着うたのロングバージョン、Flashに対応する。

 ソニー色よりもエリクソン色が濃い端末で、国内のソニー・エリクソン端末の特徴であるジョグダイヤルやPOBoxは搭載されず、メニュー構造なども国内端末とは大きく異なった使い勝手となっている。海外向け機能も豊富で、日本語、英語の表示だけでなく、ポルトガル語、スペイン語の表示・入力も可能。

 カメラには1280×1024ドットの撮影が可能な130万画素カメラを搭載。カメラは回転式で、TVコール時にも内向きにして利用できる。メモリカードはメモリースティックDuoに対応する。液晶解像度はQVGAではなく220×176ドット。

 日本語入力システムにはワンタッチ入力から単語を予測するT9を搭載。次単語の推測にも対応。外部機器との接続インターフェイスとして、ミニタイプのUSBコネクタを備えている(ケーブル付属)ほか、BluetoothやIrDAも搭載する。

【おもな仕様】
サイズ
(高×幅×厚)
102×49×23.6mm
重量 約128g
連続通話時間 約150分(W-CDMA時)
連続待受時間 約240時間(W-CDMA時)
充電時間 約120分
ディスプレイ 26万色表示2.2型TFT液晶
176×220ドット
表示文字数 10字×8行
メモリダイヤル 500件
リダイヤル・着信履歴 計30件
データ通信速度 下り最大384kbps/上り最大64kbps
ボディカラー ジャパンブラック、ホワイトバーチ、ピュアカッパー

【インターネットメール】
サービス名 MMS
利用料 月額利用料金はボーダフォンライブ!に含まれ、月額300円
SMS送信時3円/件(国内通常契約時)
300KBのMMS送信時200円/件(国内通常契約時)
384バイトまでのメールは受信無料。ボーダフォン機種からのメールは容量にかかわらず受信無料
メール受信機能 添付ファイルを含めて最大300KB
メール送信機能 添付ファイルを含めて最大300KB
メール保存件数 受信・受信あわせて100件

【着信メロディ】
和音数 最大72和音(着うたロングバージョン対応)
着信音 ・パターン:5種類
・登録済みメロディ:18曲
・ダウンロードメロディ:データフォルダに保存
登録メロディ曲名 Air Guitar
Basement Dance
Call For U
Dolphin
Ethnic
Formel66
Greeting
Groovy Sensation
MusicDJ Demo
Old Phone
Overflow
Raga Son
Ring Ring Ring
Sender
Smiling Faces
Sony Ericsson
Summerdream
和音着メロダウンロード 対応。「データフォルダ」内に保存

【データフォルダ】
データフォルダ容量 6MB
保存/閲覧が可能な
ファイルの種類
アプリ、メロディ、フォトなど

【Javaアプリ】
保存件数 データフォルダに保存。メガアプリ対応

【カメラ(静止画)】
撮影可能フォーマット JPEG
撮影可能解像度 1280×1024、640×480、160×120
撮影可能容量 データフォルダもしくはメモリースティックDuoに保存

【カメラ(動画) 】
撮影可能フォーマット 3GP形式
撮影可能画質 176×144、128×96
撮影可能容量 データフォルダもしくはメモリースティックDuoに保存


スタッフが見た802SE

コメント
湯野  日本でソニー・エリクソン製端末というと、ジョグダイヤルでPOBoxなソニーの印象が強いが、802SEはそれらとは全く別物で、基本的にエリクソンが作った携帯電話だと思ってほしい。閉じた時の面持ちは日本でもよく見かける折りたたみ型端末だが、ユーザーインタフェイスは随分と異なる。
 702NKのレビューの際には、電源の入れ方が分からない可能性があると書いたが、802SEの場合、電話のかけ方や切り方が分からない可能性がある。というのも、発話・終話ボタンが存在しない(ソフトキーを使う)のだ。最近はアドレス帳や履歴から呼び出して電話をかけることのほうが多いので、必ずしも必要とは言えないが、どうしても違和感を感じてしまう。そうかと思えば、なぜかテレビ電話の発話ボタンはあったりする。これが日欧のケータイ文化の違いなのだろうか。
 また、702NKもそうだが、イヤホンマイク端子が独自仕様になっているので、すでに有線のハンズフリーキットを持っている人は要注意。裏を返せば、だからこそヨーロッパのケータイにはBluetoothが必要だったのだが。
 ともかく、前述の通り、ソニーの流れを汲んだ日本のソニー・エリクソン製端末とは全く異なる端末なので、外見やスペックシートだけで判断せず、実際に端末を触ってみてから購入を検討してほしい。
白根  ボーダフォンの3G端末ではミドルクラスに位置づけられる802シリーズ。FlashやBluetooth、メガピクセルカメラなどハイエンド並の機能は一通り搭載するが、液晶解像度はQVGAではなく176×220ドットと低めだ。
 ソニー・エリクソン製となっているが、元エリクソンの開発陣が担当しているようで、ソニーらしさはない。まずボタン配置が日本のデファクトスタンダードとは大きく異なっている。「戻る」と「消去」が別々のボタンで、「終話」「発話」のボタンがない。さらにメール(MMS)周りの操作性も、件名や宛先の入力手順といった基本的な部分が国内のケータイとは異なる。国内のケータイに慣れている人は、ほとんどの操作で戸惑うことだろう。皮肉なことだが、国内ではケータイの使い勝手が異メーカー間でも強力に統一されているものだと、802SEや702MOを使ってみると実感する。ちなみに日本語入力システムはPOBoxではなくT9。漢字に直接変換してくれるT9ダイレクト相当で、T9慣れしていれば入力しやすい。
 802SEはグローバル仕様のケータイだ。メニュー表示やメール入力できる言語は、日本語・英語だけでなく、スペイン語、ポルトガル語にも対応している。だから日本にあわせてデザインされていないことはわかる。しかし、正直言って日本のケータイに慣れている人には、この海外仕様の802SEはオススメしにくい。国内のソニー・エリクソンが好きな人はなおさらだろう。


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ボーダフォン、ソニー・エリクソン製端末「802SE」を15日発売


URL
  ニュースリリース(ボーダフォン)
  http://www.vodafone.jp/japanese/release/2004/041214.pdf
  製品情報(ボーダフォン)
  http://www.vodafone.jp/japanese/products/model_3G/v802se/
  製品情報(ソニー・エリクソン)
  http://www.sonyericsson.co.jp/product/vodafone/802se/top.html



2005/01/21 14:11

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