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ケータイ新製品SHOW CASE
PENCK(メタル)
2005年2月下旬



ボタン配置は一般的なものだが、ボタンはそれぞれ大きめにデザインされている 左側面にボタンがある。miniSDカードスロットも左側面

右側面にはデータ端子とイヤホン端子がある 液晶側、ヒンジ部近くに着うたなどを鳴らすスピーカーを搭載

ボタン側背面、ヒンジ部近くにカメラやストラップ穴がある 液晶側背面には3つの通知用LEDのみがある

標準デザインのメインメニュー第1階層 メインメニュー第2階層はオーソドックスなリスト式 デスクトップにアドレスや各種機能、ファイルなどのショートカットアイコンを配置できる

標準で4つのまったく異なるメインメニューデザインを内蔵している。こちらは左右カーソルで項目を選ぶタイプのメニュー メインメニューデザインの1つ。こちらは縦カーソル操作で項目を選ぶ。 メインメニューデザインの1つ。オーソドックスなアイコンランチャー式

9字×9行表示 11字×11行表示 18.5字×17行表示

頭出し型の予測変換に対応するATOK+APOTを搭載 次単語の推測にも対応。人名のあとに敬称を推測したり、著名人の人名が辞書登録されている

撮影画面は基本的に縦表示。VGA以上の画像は右側を上とする横長に記録される 撮影時のサブメニュー表示 9件のサムネイル表示が可能

最大解像度(1280×960)での撮影サンプル。リンク先は無加工画像(230KB)

仕様で見るPENCK

 au design project第4弾端末。「PENCK(ぺんく)」は愛称で、型番は「W31H」。メーカーは日立製作所で、着うたフルなど最新のWIN向けサービスに対応している。

 全体が丸みを帯び、アンテナなどの突起がないオーバルフォルムデザインが最大の特徴。デザインはサイトウマコト氏が担当。ボディカラーは蒸着塗装によるメタルのほか、ホワイト、ブラックの3種類がある。メニューデザインなどもサイトウマコト氏が担当している。なおauでは以前にも似たオーバルフォルムデザインの端末「A1403K」を発売しているが、そちらが京セラ製でau design projectプロデュースでなかったのに対し、PENCKはau design projectプロデュース扱いで、メーカーも日立製作所となっている。

 カメラには124万画素のCCDを搭載し、最大で1280×960ドットの画像を撮影可能。miniSDカードスロットを搭載する。メインディスプレイは2.2型のQVGAで、サブディスプレイは搭載しない。

 SD-Video形式の再生機能や3Dサラウンドスピーカーを搭載。日本語入力システムはATOK for au + APOT。

【おもな仕様】
サイズ
(高×幅×厚)
98×57×28mm
重量 約134g
連続通話時間 約210分
連続待受時間 約250時間
充電時間 約120分
ディスプレイ 26万色表示2.2型液晶
240×320ドット
表示文字数 9字×9行、11字×11行、18.5字×17行
メモリダイヤル 500件
データ通信速度 最大下り2.4Mbps、上り144kbps(EZwebおよびEメール時使用時)
ボディカラー メタル、ミルク、ビター

【インターネットメール】
サービス名 eメール
利用料 EZ WINに含まれ315円(税込み)
メール受信機能 最大全角5000文字
メール送信機能 最大全角5000文字
メール保存件数 受信:2.4MBまたは500件
送信:840KBまたは200件
添付制限 5件。合計206KBまで

【着信メロディ】
和音数 最大64和音。着うた対応
着信音 ・・登録済みメロディパターン:10曲
・ダウンロードメロディ:データフォルダに保存
和音着メロダウンロード 対応。「データフォルダ」内に保存

【データフォルダ】
データフォルダ容量 24MBまたは800件(BREWフォルダ:6.1MB)
保存/閲覧が可能な
ファイルの種類
・メロディ/着うた
・ピクチャー
・ムービー
・PIM情報など

【カメラ(静止画)】
撮影可能フォーマット JPEG
撮影可能解像度 1280×960、640×480、240×320、120×160
撮影可能画質 添付可能なメールモードで保存可能
撮影可能容量 データフォルダもしくはminiSDカードに保存

【カメラ(動画) 】
撮影可能画質 96×80(Sサイズ)、128×96(Mサイズ)、176×144(Lサイズ)、320×240(未編集でのメール添付は不可)
撮影可能容量 データフォルダもしくはminiSDカードに保存


スタッフが見たPENCK

コメント
湯野  この形、この塗装、この存在感。店頭にズラリと並ぶ携帯電話の中でも一際目を引くのがこのPENCKだ。特にメッキ塗装された「メタル」は印象的だ。メニューまわりのインターフェイスは、カシオ製端末のそれをベースにしているようで、思いのほか、すんなりと使える。LEDの光り方や独特の着信音も面白い。
 ただ、実際に使っていくうちに、少し不満に思える箇所も出てくる。例えばボタン。大きめのテンキーは確かに見やすく、押し間違うこともないだろう。しかし、同じ大きめのテンキーでも、A5509Tのようなドームキーと比べると、タイピング感はイマイチで、メールをバリバリ打ちたいという人には向いていないように思える。また、カメラのレンズがちょうど指にかかる位置にあり、汚れやすい。ヘビーにケータイを使うユーザーにとっては、この辺りが気になるところだろう。
 au design projectの端末だということもあり、やはり一番のウリはデザインということになる。前述の通り、「ケータイは使ってナンボ」だと思っている人にはあまりオススメできないが、どことなく飽きの来ないシンプルさがあり、1X WINにも対応していることから、1台の端末と長く付き合いたいという人には、なかなかの端末だと思う。どうしてもメタルには手を出しにくいという人は、ミルクやビターのモデルも検討してみよう。
白根  au design projectプロデュース端末。写真を見ると模様があるようにも見えるが、それはボディ表面に映り込んだカメラと撮影機材で、実際には綺麗な鏡面(曲面だが)になっている。私のようなカメラマン素人の機材と腕前では撮りきれない、綺麗なボディデザインが特徴のWIN端末だ。
 中身は日立製。日立のケータイは合弁会社のカシオ日立モバイルコミュニケーションズが担当していて、メニュー周りは従来のカシオ端末と同じものになっている。デスクトップのショートカットアイコンなど、使い勝手は上々。日本語入力システムも最新のATOKで完成度は高い。カメラもメニュー周りの使い勝手は悪くないが、側面にシャッターボタンがないなど横に構えるようにデザインされていないのにもかかわらず、VGA以上のサイズは横に構える必要がある。ここがちょっと使いづらい印象だ。しかし画質も悪くなく、miniSDカードにも対応するので、簡易デジカメとしては十分に使えるだろう。
 デザインは見ればわかるが、非常に個性的。機能は今冬のWIN端末水準で、使い勝手も良い。デザインで選んでも問題ない完成度だ。ただちょっとサイズが大きい。同じようなデザインのA1403Kに比べると、スペック上は少ししか違わないが、実際に手にしてみると大きいな、と感じる。買う前に必ず店頭のモックなりでサイズを確かめることをオススメする。



URL
  ニュースリリース(KDDI)
  http://www.kddi.com/corporate/news_release/2005/0207/
  製品情報(KDDI)
  http://www.au.kddi.com/seihin/kinobetsu/seihin/penck/index.html

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2005/03/23 12:17

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