ケータイ新製品SHOW CASE ボーダフォン 902T

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ケータイ新製品SHOW CASE

902T（パープリッシュシルバー）
2005年6月11日発売

■ 写真で見る902T


回転2軸機構の「Active　Turn Style」	テンキー部分は波状のデザイン


AF対応192万画素カメラ。モバイルライトの下のくぼみはセカンドマイク	左側面にはSDカードスロットとイヤホンマイク端子


右側面。シャッターボタンは半押しが可能なタイプ	電池カバーに付けられたグリップによりデジカメライクな持ち方でもホールドしやすい


インカメラは30万画素。写メール程度なら十分な画質	お知らせイルミネーションはメイン液晶側からも確認可能


待受画面	メインメニューは青が基調となっている	メニュー第2階層。上部のガイドウィンドウにはヘルプ表示


メールのメニュー画面	SMSでは既定文字数を超えるとMMSに移行する	「英数・カナ変換」機能


メール本文表示画面。18字×21行表示	11字×10行表示	8字×9行表示


TVコールは「みだしなみ確認」機能に対応	GSMなどの海外設定メニュー


デジタルカメラモードのファインダー画面	カメラ起動中のサブメニュー


撮影サンプル。解像度1600×1200、画質ファイン、AFはオート、リンク先無加工（249KB）	撮影サンプル。解像度1600×1200、画質ファイン、リンク先無加工（271KB）

撮影サンプル。解像度1600×1200、画質ファイン、リンク先無加工（325KB）

■ 仕様で見る902T

　回転2軸機構「アクティブターンスタイル」を採用した東芝製3G端末。背面にサブ液晶も搭載する。オートフォーカス対応の192万画素カメラを搭載し、テレビ出力にも対応。メール作成機能を充実させ、SMS作成中に規定の文字数を超えるととそのままMMSに移行できる機能などにも対応する。

　メインメニューは、2004年末に発売された3G端末の共通イメージであった赤から青を基調としたものに変更。全体的にPDC端末に近い操作体系が採用されている。

　W-CDMAに加え、GSM（800/1800/1900）に対応している。TVコールやメガアプリ、Vodafone live! BB、着うたロングバージョンなどの3Gサービスに対応。大きめのバッテリーを搭載することで待受時間も伸ばしている。

【おもな仕様】

サイズ
（高×幅×厚） 111×50×25mm

重量約148g

連続通話時間約180分（W-CDMA時）

連続待受時間約360時間（W-CDMA時）

充電時間約140分

ディスプレイ 26万色表示2.4型TFT液晶
240×320ドット

表示文字数 18字×21行、11字×10行、8字×9行

メモリダイヤル 500件

リダイヤル・着信履歴各20件

データ通信速度下り最大384kbps/上り最大64kbps

ボディカラーマットブラック、グロッシーレッド、パープリッシュシルバー

【インターネットメール】

サービス名 MMS、SMS

利用料月額利用料金はボーダフォンライブ！に含まれ、月額300円
SMS送信時3円/件（国内通常契約時）
300KBのMMS送信時200円/件（国内通常契約時）
384バイトまでのメールは受信無料。ボーダフォン機種からのメールは容量にかかわらず受信無料

メール受信機能添付ファイルを含めて最大300KB（MMS）

メール送信機能添付ファイルを含めて最大300KB（MMS）

メール保存件数 MMS最大300件、SMS最大1,600件

【着信メロディ】

和音数最大64和音（着うたロングバージョン対応）

着信音・パターン：4種類
・登録済みメロディ：17曲
・ダウンロードメロディ：データフォルダに保存

登録メロディ曲名 Jazz
Switch（着信ムービー）
Funky Pop
Flava
Dance
Relaxed Soul
黒電話
電子音
Solid
Live
民謡
Latin
Classic
Guitar
Blues
Techno
Carnival

和音着メロダウンロード対応。「データフォルダ」内に保存

【データフォルダ】

データフォルダ容量約10MB

保存/閲覧が可能な
ファイルの種類アプリ、メロディ、フォトなど

【Javaアプリ】

保存件数データフォルダに保存。メガアプリ対応

【カメラ（静止画）】

撮影可能フォーマット JPEG

撮影可能解像度 1600×1200、1280×1024、1024×768、640×480、240×320、144×176、120×160、112×112、96×128

撮影可能容量データフォルダもしくはSDカードに保存

【カメラ（動画）】

撮影可能フォーマット 3GP形式

撮影可能画質 240×320、144×176、96×128

撮影可能容量データフォルダもしくはSDカードに保存

■ スタッフが見た902T

	コメント
湯野	この冬のボーダフォンの3G端末は、“グローバル”を意識しすぎたために、ユーザーインターフェイス（UI）がガラッと変更され、そのせいで随分と取っ付きにくい感じがした。このところ続いているユーザー数の純減にも少なからず影響を与えていたのではないだろうか。　今回の「902T」について言えば、そのあたりの反省に基づいてか、かなりUIの部分に手が入れられている印象を受ける。特に目新しさがあるわけではないが、従来からボーダフォンのPDC端末を使ってきたユーザーがすんなりと使いこなせるようになっているのだ。特に一番利用するであろうメールや電話帳まわりのUIについてそう感じる。　カメラも2メガピクセルで、Bluetoothに対応しているほか、GSM方式をサポートしており、国際ローミングサービスも受けられる。サイズ的には少し大きめだが、あまり苦労せずに3G端末を使ってみたいというボーダフォンユーザーにオススメだ。
太田	機能的には、オートフォーカス対応の192万画素カメラやSDカード対応、Bluetooth機能などハイスペック端末として申し分ない。「Vodafone 3G」端末で指摘されてきた日本製端末になじみのない操作体系はやや変更され、例えばメニュー画面で［0］キーを押せば自局番号が出るといった「日本製端末の共通操作」を再現するなど、細かな点も配慮が行なわれている。メニューのイメージカラーが赤から青に変更されたのも、日本市場への対応を暗に印象付ける格好だ。プリセットアプリも、体験版ではあるが「イース」や「ぷよぷよ」といったなじみ深いタイトルが選ばれている。　カメラ機能はオートフォーカス対応でシャキっとした絵が撮れる。マクロモードも搭載しているが、道端の花を撮る程度なら通常のオートフォーカスモードで問題ないだろう。サンプル画像の花は色が飽和気味だが、携帯の液晶で最も綺麗に見える印象。画像編集機能は待受サイズの画像しか適用できないなど、やや割り切った仕様となっている。　待受時間を伸ばすために大容量の電池パックを採用しているのも、使い勝手の面からは嬉しいポイント。PDC端末からの乗換ユーザーを意識している端末だけあって、ボーダフォンの3Gサービスを始める端末として最適ではないだろうか。

■ ＵＲＬ
　ニュースリリース（ボーダフォン/PDF形式）
　 http://www.vodafone.jp/japanese/release/2005/050609.pdf
　ニュースリリース（東芝）
　 http://www.toshiba.co.jp/about/press/2005_03/pr_j1001.htm
　製品情報（ボーダフォン）
　 http://www.vodafone.jp/japanese/products/model_3G/v902t/
　製品情報（東芝）
　 http://www.toshiba.co.jp/product/etsg/cmt/vodafone/902t.htm

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