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ケータイ新製品SHOW CASE
705N(ブルー)
2006年12月8日発売



ボタンはオーソドックスな配置。ボタンはすべて一体型のシートタイプ 左側面にスクロールボタンがある

ボタン側背面にカメラを搭載。ヒンジ部側面にはストラップ穴がある イヤホン・データ端子(左)と充電端子(右)は独自形状

メインメニューはアイコンランチャー式 メニュー第2階層以降はリスト式の表示 カスタマイズできる「マイメニュー」

待受画面にはショートカットを設定できる Yahoo!ケータイの画面。Flashには対応していない

9.5字×11行 11.5字×11行 14字×11行

日本語入力システムには、1文字1ボタン入力のT9を搭載する 通常タイプの予測変換システムも搭載している

カメラでは、縦に構えて横長画像を保存する形式 カメラのサブメニュー

最大解像度(1600×1200)での撮影サンプル。リンク先の画像は無加工(124KB) 最大解像度(1600×1200)での撮影サンプル。リンク先の画像は無加工(104KB)

仕様で見る705N

 NEC製のソフトバンク3G端末。3Gではエントリーにあたる7XXシリーズで、ソフトバンク3Gの基本的なサービスに対応している。

 カメラは200万画素のCMOSで、最大1600×1200ドットの静止画を撮影可能。フォーカスは手動切り替え式。メモリカードはmicroSDに対応する。

 着うたフルやS!アプリ、TVコールなど標準的なサービスに対応する。Bluetoothを搭載し、GSMによる国際ローミングにも対応する。S!キャストにも対応していて、3Gお天気アイコンも利用できる。

 日本語入力システムには予測変換、次単語の推測にも対応するNEC独自の「Mogic Engine」を搭載。このほか従来端末同様に、1文字1ボタンの入力から単語を予測する「T9」も搭載している。搭載するT9は、漢字変換後の単語を直接予測する、ダイレクト型。

【おもな仕様】
サイズ
(高×幅×厚)
約108×50×16mm
重量 約115g
連続通話時間 W-CDMA:約160分
GSM:約240分
連続待受時間 W-CDMA:約300時間
GSM:約210時間
充電時間 約170分
ディスプレイ メイン:約2.2インチ、26万色表示、TFT液晶(240×320ドット)
サブ:約0.9インチ、有機ELモノクロ液晶(96×64ドット)
表示文字数 9.5字×11行、11.5字×11行、14字×11行
メモリダイヤル 500件(電話番号4件、メールアドレス3件まで)
データ通信速度 下り最大384kbps/上り最大64kbps
ボディカラー ホワイト、ピンク、ブルー
備考 メインカメラ:有効画素数200万画素CMOSカメラ、サブカメラ:有効画素数10万画素CMOSカメラ、microSD対応(最大1GB)、新文字入力エンジン「MogicEngine」、bluetooth対応

【インターネットメール】
サービス名 MMS
利用料 月額利用料金はYahoo!ケータイに含まれ、300KBのMMS送信時200円/件(国内通常契約時)。容量や相手によっては無料
メール受信機能 添付ファイルを含めて最大300KB
メール送信機能 添付ファイルを含めて最大300KB
メール保存件数 受信:1000件
送信:500件

【着信メロディ】
和音数 最大64和音(着うたフル対応)

【データフォルダ】
データフォルダ容量 32MB
保存/閲覧が可能な
ファイルの種類
アプリ、メロディ、フォトなど

【Javaアプリ】
保存件数 データフォルダに保存。メガアプリ対応

【カメラ(静止画)】
撮影可能フォーマット JPEG
撮影可能解像度 1600×1200、1280×960、640×480、352×288、270×240、176×144、160×160、128×96
撮影可能容量 データフォルダもしくはmicroSDカードに保存

【カメラ(動画) 】
撮影可能フォーマット 3GP形式
撮影可能画質 176×144
撮影可能容量 データフォルダもしくはmicroSDカードに保存


スタッフが見た705N

コメント
湯野

 春モデルが発表され、今となっては16mmという薄さを聞いてもさほど驚かなくなってしまったが、この端末もまた薄さをウリにしている。シンプルでオーソドックスなデザインなので、機能満載でゴテゴテした端末は苦手、という人にはいい。

 実際に使ってみて思うのは、端末を薄くするにあたって採用されたシートキーは、人によっては入力しづらいと感じるかもしれないということだ。要は慣れの問題で、使っていくうちに慣れる部分なのだろうが、メールを多用するユーザーにとっては、最初のうちはそれなりに違和感があるだろう。

 それよりも、利用する上で面倒くさくなりそうなのは、日々の充電だ。写真を見れば分かる通り、充電台用の接点が無い。薄型化、コストダウン――省略するに至った理由はいろいろと考えられるが、使い勝手という面では大きなマイナスポイントになってしまう。

 スペックの面で言えば、2メガピクセルのカメラを搭載し、microSDカードスロットも装備、さらにBluetoothにも対応している。スリム端末ということで、おサイフケータイやGPSなどは省略されてしまっているが、普通に使うぶんには、特に不満を感じるところはない。

 それだけに、シートキーの存在と充電台非対応をどう見るかで、この端末の評価が分かれる。実機に触れる機会があれば、文字入力の感触を試してみてほしい。

白根

 3G端末としてはエントリー向けにあたるモデルだが、GSMやBluetoothなど、標準的な機能には一通り対応している。「S!キャスト」にも対応しているのは、うれしいポイントだ。

 メニューなどは2006年4月の「804N」とほぼ同様のデザイン。2005年(703N)までのボーダフォン端末とはだいぶ違うので、旧端末ユーザーは注意が必要だ。「MENU」ボタンでいつでもメインメニューを呼び出せるマルチタスク機能、デスクトップに設定できるショートカットなど、ポイントは押さえている。

 804Nに比べると、日本語入力システムがだいぶ進化していて、1文字1ボタン入力の「T9」も、直接漢字を候補として表示するダイレクトタイプになった。通常タイプの予測変換も、NEC独自の「Mogic Engine」を搭載している。メールを重視する人には、うれしい進化だ。

 薄型デザインがポイントとなっているが、幅などは一般的な端末とほぼ同じ。贅沢を言ってしまうと、本体のサイズの割に、画面が2.2インチと小さいのが気になってしまう。薄型をセールスポイントにはしているが、もうちょっと幅なども小型化して欲しかったところだ。

 コンパクトなケータイとしてはよくできていると思う。しかし、ただコンパクトなケータイならば、サムスンでもよい。NEC端末からの乗り換えについても、703N以前もしくは他キャリアのNEC端末に比較すると、だいぶメニューが変わっているので、他メーカーに行くのとほぼ同じだ。機能も使い勝手もデザインも、きわめて無難な端末だが、無難すぎてちょっと特徴がない。慣れれば比類なき速度で文字入力できる「T9ダイレクト」の搭載は、唯一無二の特徴だが、それだけではおすすめしにくいところか。



URL
  製品情報(ソフトバンク)
  http://mb.softbank.jp/mb/special/softbankmodel/705n/index.html
  製品情報(NEC)
  http://www.n-keitai.com/705n/

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2007/02/06 14:53

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