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俺における決定版的掃除機「ナショナル MC-BF200」
スタパ齋藤 スタパ齋藤
1964年8月28日デビュー。中学生時代にマイコン野郎と化し、高校時代にコンピュータ野郎と化し、大学時代にコンピュータゲーム野郎となって道を誤る。特技は太股の肉離れや乱文乱筆や電池の液漏れと20時間以上の連続睡眠の自称衝動買い技術者。収入のほとんどをカッコよいしサイバーだしナイスだしジョリーグッドなデバイスにつぎ込みつつライター稼業に勤しむ。フォトエッセイのスタパデイズをAlt-R(http://www.alt-r.com/)にて連載中。


年末に掃除をサボった理由

 俺は知っている!! あなたがッ!! なぜッ!! 2003年の年末に!! 部屋の大掃除ができなかったかをッ!! なぜそんなにゴミが多くてホコリっぽくて非衛生的な環境を、睦月も終わりに近づいている現在まで、ほったらかしにしているのかを、知っているッ!!

 それはッ……え? ナメたこと抜かすな!? オレの部屋はキレイだぜって? あーすいません、アナタじゃないです。拙者が言ってるのはソチラのアナタ。ホレ、すげー散らかってるし汚れてる部屋でWebページ閲覧してるあの人ですよ、そうそう、そっちのアナタのことですな。

 で、そっちのアナタが、なぜ、掃除をサボり続けているのかを知っているッ!! その理由はッ!! 掃除機を引っ張り出してくるのが面倒臭いからかもしんないなぁとおもった。

 でしょ? そうなんですよねぇ面倒ですよねぇ掃除機がけ。押入から出してきて、コンセントにつないで、ゴーゴーかけるだけなんですけどねぇ。でも押入等収納から出してくるってのが物理的に面倒だし、本体からコードを引っ張ってコンセントに接続するのもやっぱり物理的に面倒だし、重い本体と太いホースってのもウザくて面倒だし、トリプル面倒となればもはや人類の大半が「やりたくないこと」と思うと思われるとおもった。

 そういう面倒がナイ掃除機として、コンパクトでコードレスな製品もある。いわゆる充電式でスティック型の掃除機ですな。部屋の隅に立てておいて、使いたい時にすぐ使える。充電式なのでコードの面倒や邪魔もない。しかし、充電式の掃除機ってのは、フツーの掃除機───コード式でホース式の、いわば使わない時は押入に入れたくなるようなフツーのサイズ・カタチの掃除機と比べると、やっぱり非力だったりして。吸引力が弱いわけですな。大掃除なんかにゃぁ向かないわけですな。

 パワフルだけど使うのが面倒なフツーの掃除機、手軽だけど本格的な掃除にはイマイチ向かない充電式。この中間点的掃除機がないゆえ、アナタは年末から現在にかけて全然掃除してねーのではなかろーかとか思った拙者なんでした。

 てなわけで、今回は、そんなアナタにぜひ超オススメしたい白物家電っていうか掃除機をご紹介。実は俺ってわりあい掃除機マニアなんですけど、今回のブツにはかな〜り感動した。現在の俺における決定版的掃除機となった存在だ。


いつだってガチンコな白物家電

 時代とともに我々消費者が掃除機に求める性能が変わりまくっており、またそれに真っ向から応えるカタチで掃除機作りの方向性も変わりまくっている。掃除機のトレンドってやつですな。そのトレンドを、掃除機野郎としてサーベイしてみて感じるのはこんなコト。

 一昔前は、いかにパワフルであるかがポイントだったと思う。弊社のは吸込仕事率400Wですよ!! それなら当社は430W!! ならば我が社はダントツの500W!! まぁ凄いわそれなら我が社さんの掃除機を買っちゃうわよ、みたいな構図があった。

 が、そのうち「吸引力が強いのはイイけどウルサイのはヤメテ」とか「排気が臭いのはイヤ」とか「紙パックが不経済かも」という贅沢なご意見多発。ならば弊社はパワフルだけど静かなのを!! だったら当社は排気レス!! それなら我が社はサイクロン式で紙パック不要!! となって、それまでにない新機構がガシガシと掃除機に盛り込まれた。わりと最近の出来事のように思う。

 同時進行的に、見た目が美しい掃除機とか、超コンパクトなのとか、スティック式&充電式とか、掃除機も適材適所ってことで様々なサイズ・形状・用途のものが生まれていた。まあ昔からいろんな掃除機があったわけだが、なんかここしばらくの掃除機ラッシュっていうか掃除機ブームっていうか、掃除機のバリエーションの多さはスゲェと言えよう。掃除機野郎としては、掃除機売り場巡りが非常に楽しい今日この頃である。


 一連の掃除機を見ていて何が楽しいかと言えば、やはり白物家電(←洗濯機とか冷蔵庫とか掃除機とかの生活必需系家電製品ですな;色が白い製品が多かったからそー呼ばれるそうだ)であること。結論から言えば、白物家電ってのは民生用電器製品市場中、最もシビアな位置にある製品群だと思うのだ。機能も性能も堅牢性も使用感も、全て非常に高いレベルになければならない。

 白物家電は、何しろユーザーが非常に多く、またそのユーザーの目が非常に厳しいっていうか肥えている。白物家電は一家に一台的な道具なので、ママもパパもボクもオバアチャンも全員、見てるし知ってるし接するし使ってるしで、ビシッと評価する。役不足じゃダメ。不便じゃダメ。壊れちゃダメ。格好悪くちゃダメ。全部の要素がナイスで初めて平均点をもらえる。

 逆に、どこかひとつでも不合格点があれば、日本全国の主婦層および主夫層を敵に回すどころか、孫の代まで「あのメーカーのはダメだから一切買わないように」と語り継がれる。また、ユーザーがフツーの人っていうか国民全体って感じの白物家電なので、そのメーカーの白物家電がダメであった場合、フツーの人的観点から「他の製品もどーせダメだろ」と思われる=白物製品以外についても不買令が出される可能性が高い。白物家電はメーカーの顔でありイメージであり威信なわけですな。

 客がシビアだから作り手もシビア。製品がコケたらマジ大変なコトにもつながる。そのよーな製品群なので、多くの製品が抜け目なく作られており、同時に、これでもかこれでもかの“ヒキ”がある。消費者を観客とすれば、白物家電売り場はメーカー同士のガチンコ勝負。見ていてつまんねーわけがない。最強にエキサイティングなリング、それが白物家電市場なのである。


これなら買い換えるゼ!!

掃除機使用時の俺の苦労面倒イラつき等々をバランス良く減らしてくれたナショナル「MC-BF200」。実売価格は42,000円〜5万円程度
 話を白物家電から掃除機に絞っていくが、掃除機ってそうそう買い換えたくなるモンじゃぁない。思うに、白物家電の中では“見た目上の幸福度”があんまり高くない製品だからかも、と。

 他の白物家電は、けっこー幸福感が高そーに見える。アレを買えばもっとシアワセになれるかも!! と思わせる。例えば電子レンジ買い換えれば「もっと旨い料理を食える」、エアコン買い換えれば「夏も冬もすげー快適になる」、冷蔵庫買い換えれば「新鮮長持ち清潔で健康に」、炊飯器買い換えれば「米の旨さが最強に高まる」等々、ダイレクトな幸福感を連想させる。そういうジャンルの製品って、現金とハピネスを交換な感じで、買い換えたくもなる。

 一方、掃除機とか洗濯機とかって、「まあ新しいの買えばより便利になるとは思うんだけど〜でも掃除とか洗濯って根本的に面倒なんだよなぁ」てなイメージだ。結局面倒なコトなんかに金使いたくないよなぁ、みたいなつまらなさがある。……もちろん、白物家電に接する人の立場によって大きく違うのだが。

 でも実際は、面倒なコトに使う電器製品こそ、良いものに買い換えたほうがジョリーグッドである。なぜなら、面倒でかったりぃことを、より多くハードウェアに肩代わりさせられるからだ。俺の辛さを電力で克服!! ということだ。

 ちなみに、エアコンや電子レンジや冷蔵庫とかの買い換えは、予想したほど嬉しかったり楽しかったりはしない。持ってないとか壊れちゃったからとかいう場合は別だが、もともとそれらの製品からある程度の幸福感を享受しているからだ。

 5の楽しさが7に増えた時の喜びと、5の苦しさが3に減った時の安堵感の、どっちが幸福かを考えると、拙者は苦しさ減らしたい派である。喜び増加も魅力的ではあるが、そういうのは「もっともっと」で際限ないっスからねえ。苦しさのほーは0になったら完全解消であり以降無問題化なんスよねえ。

 で、いよいよ本題。てゅーか、ようやく本題。「あーコレは買い換えてマジ良かったぁ〜」と思えた掃除機が、ナショナルのMC-BF200。掃除機使用時の俺の苦労面倒イラつき等々108種類の苦しみを、かなりバランス良く減らしてくれたニューカマーなのである。ある種、俺の掃除機的理想を具現化してくれた製品だと言えよう。


ホントに待ってたMC-BF200

「MC-BF200」。“拭き掃除なみの仕上がり”でケーブルレス。充電式であってサイクロン式だが、吸引力も強い
 MC-BF200の詳細に関してはナショナルの製品紹介ページをご参照いただきたいが、さて、実はこの俺、MC-BF200を買う前にさんざん、他の掃除機を買いそうになっていた。

 最初、ナショナルのサイクロン掃除機ことMC-F1を買いそうになった。欲しいッ!! と思った理由は、この機種、サイクロン式でありかつマイナスイオン発生機構を搭載していたから。要は、紙パック不要で排気がキレイで、しかもフローリング床等を“拭き掃除なみの仕上がり”に掃除できるヨ、と。

 しかし、その頃の俺的掃除機トレンドは、充電式であることと、なるべく小型軽量であることだった。サイクロン式であることのプライオリティは低めで、排気もそんなにキレイである必要はない感じ。MC-F1の場合、強烈に惹かれたのは“拭き掃除なみの仕上がり”のみであった。他要素は、“拭き掃除なみの仕上がり”という魅力を盛り上げる付加的魅力だったと言えよう。

 むむむッ!! 拭き掃除並みッ!! と一瞬ネット通販即ゲットモードに入ったものの、冷静に考えたら拭き掃除並み機能を得るだけで掃除機リプレイスってのは……と購入動作停止。まあそのうちネってことで、買うのをやめた。

 その後、やはりナショナルからMC-P1ってのが出てきた。MC-P1は紙パック式(非サイクロン式)の掃除機だが、MC-F1にあった“拭き掃除なみの仕上がり”を実現する機構を搭載していた。また、振動によって紙パックの目詰まりを減少させて吸引力の低下を防ぎつつ集塵量を増加させるという便利そうなシクミを実装していた。

 ん!! いいかも!! と思ってやっぱりネット通販即買いモードに入ったが、なんかこう、この掃除機って華がないよな〜とか思ったりして。実用性は高そうだが、俺にとってはやっぱり“拭き掃除なみの仕上がり”に強い興味がある程度で、他はフツーと言えばフツーな感じ。そう思った瞬間情熱急降下で購入するのをやめた。

 ところが、次の製品はビッグウェーブであった。MC-F200である。ていうか掃除機なんか別にいいや、と思っていた時だったので、別段、機能をチェックしていたわけではなかった。のだが、そのテレビコマーシャルが俺のツボを突いた。このページの[TVCM]というアイコンをクリックすると観られるが、「拭き掃除っ、拭きそぉ〜じき」の例のあの歌が流れるCFだ。

 あらこの歌おもしろいわねと思ってテレビ画面に目を向けた瞬間、あっ!! あの“拭き掃除なみの仕上がり”のマシン!! しかも!! 親子のノズルとかいう新技搭載!! 俺としてはぜひ拭き掃除なみを体験してみたい!! 俺としてはぜひ親子のノズルで「ぽぉ〜ん」とかやって狭所および高所を掃除していきたい!! 拭き掃除なみでありかつ親子のノズルであるというダブルパンチに、ぜひ衝動買いしてゆきたいっ!!


 早速購入動作を行おうとした、が、むむむ……待てよ、待て待て待ちなさい俺。俺の現在の掃除機トレンドを言ってみろ俺!! サーイエスサー!! 拭き掃除なみと親子のノズルと楽しいCMソングであ……その臭い口を今すぐ閉じろ!! 脳味噌が腐りかけた貴様のかわりにこの俺様が答えてやる!! いいかよく聞け!! 貴様の現在の掃除機トレンドはコードレスだ!! あの糞忌々しいコードによって命懸けの掃除行動が阻害されない電池内蔵掃除機だ!! それがわかったら今すぐその[かごに入れる]ボタンの上からマウスカーソルをどかせ!! サーイエスサー!!

 てなわけで、あぁそうだこのMC-F200ってコード式かぁ残念っていうか面倒っていうか、俺ったらコードレス掃除機大好き派だったんだっけなぁ、買うのやめとこ、となった。

 それから約3カ月、何度も「やっぱあの拭き掃除機買っちゃおうかな〜」と通販サイトを訪れたが、その度に俺の脳内鬼軍曹の叱咤を浴び、購入を中断し、でもやっぱり……を繰り返していた時、俺にとって本物の掃除機が登場した。

 ナショナルのMC-BF200である。

 もちろん!! 発売日に即購入……と思ったら、渡りに船でパナセンスの新商品モニター販売メールが来たので激入札!! 発売日前の2003年12月2日に4万円で買ったぜコンチクショー!! イーヤッハァ!!

 ていうかですね、マジで待ちに待った機能・性能を連発搭載した掃除機だったわけです。なお、MC-BF200の詳細についてはナショナルの製品紹介ページをご参照いただきたい。


よっしゃキてる!! MC-BF200偉い!!

 MC-BF200のドコが良いかと言えば、俺の掃除機欲を掻き立てる要素を3つも備えていたこと───コードレスであること、親子のノズル搭載であること、拭き掃除なみの仕上がりが期待できること、である。

 で、結論から言うと、これら3つの要素全てが、非常に実用的であり快適であり、非常にナイスでグレイトな使用感につながった。あー嬉しい当たりだった正解だった、と喜んでいる俺っス。

 まずコードレスであるという点。単純な話で、掃除機からコードが消えたってことで、移動範囲にほとんど制限がなくなる。コンセントの位置に関わらず、どこでも自由に掃除できちゃう。クルマの中の掃除ってのもOKである。

 充電式はパワーがイマイチとか短時間しか使えないという製品もある。また、充電式でわりあいパワーがある製品は重かったりもする。充電式でありかつサイクロン式だと、短時間しか使えない(電池切れちゃう)しパワー不足(サイクロン式は吸引力弱め)という二重の難点があったりする。

 が、実際に使ってみると、MC-BF200は充電式であってサイクロン式であって二重苦難でダメっぽいハズなのに、吸引力は十分あって連続使用時間も長い。

 吸引力については吸込仕事率のデータがないので数値的には不明だが、使っていて「吸う力が弱いなぁ」と感じることはない。コード式で非サイクロン式の掃除機なら、もっと強力に吸い込む製品があるが、MC-BF200は充電式・サイクロンとは思えない力強さが感じられて実用的だ。

 バッテリー持続時間は“「標準」約50分(ゴミ発見センサー制御)、「強」約25分(ゴミ発見センサー制御)、「ハイパワー」約12分 ”となっている。MC-BF200にはゴミ発見センサーが内蔵されており、ゴミの多少によって吸引力が自動的に変わるシクミになっている(連続ハイパワー吸引への任意切り替えも可能)。このセンサー、ちょいと賢くて、ゴミを吸い込んだ時だけ「おっココの周辺にはゴミが多いっぽいな」と判断して強く吸い込む。で、ゴミを感知しなくなったら「ゴミを吸い終えたもよう」と判断して、吸い込む力を弱める。これにより、限りあるバッテリー容量を有効活用し、最大約50分の連続稼働時間を獲得しているらしい。

 でまあ、日常使っている感じとしては、よく吸うし、電池切れ起こすようなこともないし、安心してコード式とリプレイスできる製品だなぁ、と。プラスして、拙宅にある某社コード式フツーの掃除機を脅かす機能がある。“親子のノズル”と“拭き掃除なみの仕上がり”だ。

 親子のノズルは、掃除機の床ノズル横のペダルをポンと踏むと、軸部分と床ノズル部分が分離し、軸部分先端にあるスポットノズルで狭い箇所や高所をラクして掃除できるというギミックだ。要は、足でポンと踏むだけで、デカいノズルと細いノズルを(手とか使って取り替えることなく)チェンジして使えてラクチンだヨ、というシクミである。


 で、これが便利なんですわマジで。単純に、いつでもすぐに狭いところや高いところや奥まったところを掃除機がけできる。狭いところ等を掃除し終えたら、スポットノズルを床ノズルに乗せるようにするだけで、再度フツーの床ノズル使用状態に。足のみワンタッチでノズル交換ができると、滞ることなく気分良く部屋全部を掃除できる。トイレ、部屋の隅、押入の端、窓枠等々、これまでけっこーノズル交換を強いられた場所でも、「あーノズル交換面倒〜」ってことなくラクして掃除できるのが良い。

 それから“拭き掃除なみの仕上がり”だが、コレ気持ちイイっス。特にフローリング床の掃除。シクミは───『床ノズルの「マイナスイオンプレート」から発生するマイナスイオンによって、プラスに帯電して床面に付着した微細なホコリを包み込み、モーターで強力に駆動される回転ブラシに引き寄せて集じんします。これにより、カーペットに付着した髪の毛などのゴミはもちろん、従来取れにくかった、フローリングに付着した細かなホコリまで集じんして、からぶきなみの仕上りが得られ、二度ぶきの手間も軽減します』───ということらしいが、要はゴミにマイナス電荷を与え、掃除機側ブラシ部にプラス電荷を与え、ゴミを吸着しつつ吸い込むシクミのようだ。

 さておき、その使用感は、正直言って「んむむ?」というのが最初の印象。MC-BF200はある程度吸引力強めの掃除機なので、果たしてそのマイナスイオン関連ギミックが効果を上げているのかよくわかんなかった。

 だが、しばらく使っていて「あっ!!」と感心。
 一時期MC-BF200を多用せず、他のスティック型掃除機を多用していた。で、どうにも吸いきれない床のゴミを見つけて指でぬぐった。床のゴミ(静音パーツのゴムでした)は取れて、問題ないんですけど、同時にプチ発見。キレイに掃除したつもりの床には、実は微細でやや頑固なホコリが残っていたのだ。ていうかそういうホコリが指に白く付いた。……古いパターンのテレビドラマで姑が畳とか擦って「ちょっと○○さん(←憎き嫁の名)、ホコリっぽいお家ねえ」などと嫌味を言うわけだが、あのような些細なホコリがフローリング床にへばりついていたのだ。

 お。ならば“拭き掃除なみの仕上がり”でしょMC-BF200でしょ!! と思ってMC-BF200でサササッと掃除。したら、その微細なホコリがちゃんと取れたっていうか、指でぬぐっても、指先が白っぽく汚れることがほとんどなくなった。んーむナルホド、これが拭き掃除機の実力なのか、とマイナスイオン機構の効果を体感した次第。

 まあ、拭き掃除なみとは言え、強くこびり付いた汚れは取れないんですけどね。でも、掃除機がけ後に裸足で歩いて足の裏が白くなっちゃうなぁ掃除したのになぁ、みたいな不満とはオサラバ、と。また、MC-BF200使ってると、気のせいかマイナスイオン機構による微細ホコリ除去効果のせいか、フローリング床の光沢が長持ちするようになったという印象がある。

 コードレスで快適であり、サイクロン&充電式なのにけっこーパワフルな吸引力があり、親子のノズルは非常に便利であり、微細ホコリも除去するMC-BF200は、非常に短時間で我が家の最強掃除機の座を獲得したのであった。


他、諸々

 その他、MC-BF200のナイスな点は、比較的にコンパクトなことに加え、重いっていうよりむしろ軽めであること。女性だとどーかわかんないが、男性なら本体を持ったまま掃除できる感じ。専用の充電台に立てると、部屋の隅に置くに許せる占有スペースとなる。

 掃除機としての使い勝手も良く、ハンドルおよびボタン類は掴みやすく押しやすい。また、ホースがわりと柔らかめなのも好感触。硬いホースの掃除機って掃除中にホースが言うこと聞かない感じだし棚とかにベシベシぶつかってウザいんですけど〜、みたいな気持ち悪さもない。

 あとノズルの床への当たりもソフトですな。掃除中、ノズルと床が触れてガシャガシャ言ったりしないのだ。まあ今時の掃除機だから当然? それから、ゴミ発見センサーによってモーターが必要最小限の回転しかしないので、動作音も静かなほーだと感じる。真夜中に掃除機がけってのはアレだが、朝とか夜でも近隣に気兼ね少なめで使える掃除機ではなかろうか。

 個人的に残念と思うのは、サイクロン式じゃなくてもいーのではないか、てなこと。

 サイクロン式の掃除機は、ゴミを捨てる時、ゴミがたまるカップ部分を開いてゴミ箱へポン。CMやカタログでは紙パック不要=経済的だしゴミ捨てもカンタン!! みたいな印象ではある。が、ゴミ捨て時、カップのゴミがゴミ箱等へ落ちる瞬間、微細なゴミが舞ったりする。また、カップ部やその周辺にゴミが付着するので、時々その付着ゴミを除去する必要がある───カップ部や掃除機内部を掃除するのが面倒だったりする。

 MC-BF200の場合、他のサイクロン式掃除機に比べると、ゴミ捨て時の手順はカンタンめスムーズめで、カップ部やその周辺へのゴミ付着も少ないとは思う。サイクロン式にしては手軽感が高いかも、と。しかし、結局、多少なりとも微細ゴミが舞ったり時々のメンテが必要だったりするわけで、ソレって面倒じゃんイヤじゃん、と。紙パック式でいいじゃん、とか言う拙者は反エコなんでしょうか?

 ともあれ、気になった(というか納得できない)点は、その程度。細かいコト考えなければ、ヒッジョーに良くできた掃除機だと思う。ていうか俺掃除機史上では最高に快適な掃除機となったんでした。



URL
  ナショナルMC-BF200製品情報
  http://national.jp/product/house_hold/vacuum/canister/mc_bf200/mc_bf200.html

2004/01/19 16:17

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