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オルソな俺には超必須! 電動ハブラシ3種
スタパ齋藤 スタパ齋藤
1964年8月28日デビュー。中学生時代にマイコン野郎と化し、高校時代にコンピュータ野郎と化し、大学時代にコンピュータゲーム野郎となって道を誤る。特技は太股の肉離れや乱文乱筆や電池の液漏れと20時間以上の連続睡眠の自称衝動買い技術者。収入のほとんどをカッコよいしサイバーだしナイスだしジョリーグッドなデバイスにつぎ込みつつライター稼業に勤しむ。フォトエッセイのスタパデイズをAlt-R(http://www.alt-r.com/)にて連載中。


オルソな俺には電動ハブラシ超必須

 もう絶対どうしても明らかに手動のハブラシで歯を磨くのが難しい最近の拙者である。てのは、歯科矯正治療を始めたからだ。

 歯科矯正をすると、多くのケースで歯の表面にワイヤーやブラケット(ワイヤーを通すための台座)といった装置が付く。また、本格的な歯科矯正治療では、治療が終わるまでこれらの装置類は取り外すことができない。四六時中いつも歯の表面に複雑な形状の装置が付いているわけで、食べかす等がたまりやすく、虫歯にも歯周病にもなりやすい。

 普通一般の手動のハブラシでも、歯や装置の汚れを落とすことができるが、しっかり意識してかなり丁寧にずいぶんじっくりと磨く必要がある。率直なところ、俺の場合は手動ハブラシだと毎回30分くらいはかかる。その間、口を開いて(よく観察するため)手を小刻みに動かし続けるのは、ターイヘン。なので、電動ハブラシのお世話になっているわけだ。

 てなわけで、今回は、ここ4~5カ月ほど使い続けている電動ハブラシ3本に関して、歯科矯正中なヤツの立場からレポートしてみたい。電動ハブラシの機種は、ブラウンのオーラルBプロフェッショナルケア8000フィリップスのソニッケアーエリート7800、東レアイリーブのウルティマ超音波である。

 ちなみに、歯科矯正を始めた経緯は、今年初めに歯の治療をしたら、子供の時からずっとあった“嘔吐反射”がほとんどなくなっていた。口に治療器具とか入れられると思わず「オエッ」となる反射ですな。大人になると反射が鈍ることがあるそうだが、俺における“歯の治療=オエッ”という最悪のイメージがなくなっていた。と同時に歯科医から「あなたは歯並び上、治療しにくい虫歯があるし、今後も虫歯になりやすいかもしれない」と指摘された。「どうすれば?」と訊くと、「いちばんいいのは矯正して歯を磨きやすくすること」と言われたので、嘔吐反応消失で気をよくしていた俺は調子コイて「そうスかじゃあ矯正しまーす!!」と急遽反応。で、速攻で矯正始めて本日に至る。

 さらに、ちなむが、歯科矯正には独特の痛みを伴い、また装置からくる口の中の違和感も少なくない。ハッキリ言ってそれら痛みや違和感は非常に大きな大きなストレスとなる。が!! 歯がですね、おもしろいように動くんですよマジで。すなわち悪い歯並びが日に日に好ましいものになり、歯を磨きやすくなったりして、あと口元も変わる=顔も変わってきたりする。これらはストレスを大きく超える楽しさであり爽快さでありオモシロミだ。時間もお金もかかるけど、歯科矯正、始めて良かったなぁと思う。


豊富な替えブラシを誇る(!?)ブラウン製

ブラウン「オーラルBプロフェッショナルケア8000」。ネット通販でも購入可能で、販売価格は13,000円程度。替えブラシが豊富にラインナップされており、お値段は1本あたり1,000円程度
 まず、歯科矯正中には何かと便利だと感じるのがブラウンのオーラルBプロフェッショナルケア8000である。

 オーラルBプロフェッショナルケア8000は、ブラシ部が毎分約8800回のスピードで左右に反転し、同時に毎分約4万回のスピードで上下に振動する電動ハブラシだ。ブラウン的には“3次元音波振動ブラッシング”を行なえる製品だという。

 さておき、オーラルBプロフェッショナルケア8000のドコが良いかと言えば、俺的には替えブラシの豊富さである。ベーシックなブラシに加え、硬さ違い、子供用等もあり、さらにはホワイトニング専用や歯間用や歯科矯正装置専用ブラシまである。結論から言って、1本でこれほど豊富な替えブラシを使える機種は他にないだろう。

 スゲく歯を磨きづらい歯科矯正中にスゲく有り難い替えブラシとして、文字通りソレ用である“家庭用矯正装置専用 OD17”と、これまた役立つ“インタースペースブラシ(歯間用) IP17”がある。

 ベーシックなタイプ(EB17等)にはヘッド部全体にブラシが植わっているのだが、それだとビミョーに矯正装置に絡みやすく、また装置の隙間までブラシが入っていきづらい。家庭用矯正装置専用 OD17は、丸いブラシ部の外周にしかブラシが植わっておらず、矯正装置に引っ掛かりにくく、装置の間にブラシが入っていきやすい。ので、かなりよく磨けるのだ。

 しかし、歯と歯の間や、歯と歯茎の間、それから歯と矯正装置の間は(他の電動ハブラシのヘッドも含めて)どうにも磨きにくいものだ。そこで役立つのがインタースペースブラシ IP17である。他のブラシと比べてブラシ自体が細く小さめのヘッド形状でもあるので、例えば乱杭歯の隙間なんかをよく磨ける。数ミリしかない矯正装置と歯の間も楽勝である。

 てなわけで、オーラルBプロフェッショナルケア8000と各種専用ブラシは、歯科矯正中の人の強い味方。手動でヤッてるとホントに時間がかかる細部の歯磨きを短時間でこなせる。


 なお、この製品、フツーに使っていてもちょいとイイのが、タイマーおよびプレッシャーセンサーだ。

 タイマーについては、30秒毎に動作音が一瞬変わって知らせる。また、2分経つとより大きな動作音変化により知らせる。今回レポートしている他製品と同様、「適切な歯磨き時間を経過しましたよ~」と知らせてくれるタイマーなのだが、30秒毎のタイマーがあることとがちょいと便利。また、他製品は一定時間が経つと自動的に動作を停止してしまうが、オーラルBプロフェッショナルケア8000の場合は一定時間(2分)の経過を知らせるだけで、停止はしない。この点、「もー歯磨きの途中に勝手に止まんじゃねーよ」という小さなストレスを感じずに済んでナイスだ。

 プレッシャーセンサーは、過度のブラッシングから歯や歯茎を守るしくみ。電動ハブラシは、ブラシ部を歯に軽く押し当てる程度で十分なブラッシング効果があるそうで、それ以上強く当てると歯や歯茎に悪影響を与えるんだそうだ。オーラルBプロフェッショナルケア8000の場合は、ブラシを歯に強く当てちゃうと自動的にブラシ部の上下運動を停止する。ので、「あ、強く当てちゃったのか」とわかる。自然に適切なブラシ圧を覚えていけるという塩梅だ。

 なお、オーラルBプロフェッショナルケア8000に関して、大きな難点はないよーに思うが、他2製品と比べると、いちばんヤカマシイってトコロが唯一の難点かも!?


歯科矯正患者の痛みを和らげるフィリップス製

フィリップスの「ソニッケアーエリート7800」。歯科医院専用モデルだが、歯科クリニックのサイトなどで通販購入も可能。価格は17,000~18,000円程度。替えブラシは標準的使用で半年持つとのことだが、1本3,000円程度とお値段高め
 次にフィリップスのソニッケアーエリート7800。ハードウェアとしては、他2製品よりデカめ(特にグリップ部)だし、替えブラシも高価だったりして、ビミョーな気がしていた。が、この製品にしかない凄まった機能を知ってから、ソニッケアーエリート7800は手放せない一本となった。

 歯科矯正中の患者の誰もが体験することだと思うが、矯正中(特に装置調整直後数日)は独特の痛みを感じる。歯が疼く。歯が熱くなった感じ。神経腐り中の虫歯みたいにハデな痛みではないが、柔らかい食べ物を噛んでもジーンと痛む。硬い食べ物は痛くて無理無理無理無理アリエナ~イ。

 でまあ、矯正中はどうにも逃れられない痛みだなぁヤだなぁと思っていたが、ソニッケアーエリート7800で歯茎をマッサージすると、この痛みがかな~り和らぐのであった。その方法は矯正歯科医から指導されたもので、具体的には歯茎とブラシが平行になるように、ブラシ横部を歯茎に当ててマッサージする。と、筋肉痛を揉みほぐすような感じで、ちょいと締め付けられるような痛みを感じていた歯が、力から解放されたように気持ちよくなりつつ、痛みが薄らいでいく。

 矯正装置調整直後の比較的に強い痛みが全部なくなる、ってわけではないが、あー何か痛い気になる噛めない~的な“いつも意識される痛み”が大きく和らぐ。マッサージ後、半日もするとまた痛み出したりするが、そうしたら再度マッサージ。すると、また痛みが和らぐ。これを繰り返すと、装置調整後数日~一週間程度の“歯が疼く期間”をずいぶんラクに過ごせるのだ。

 あと、このマッサージ、歯肉炎ってんでしょうか、歯茎の腫れにも効果があるようだ。マッサージを毎日続けていると、微妙に腫れていた拙者の歯茎が日に日に引き締まっていくのがわかった。矯正中の痛みや歯茎の微妙な腫れに憂鬱なフィーリングであらせられる方は、ぜひ試して欲しいマッサージである。


 歯を磨く道具としてのソニッケアーエリート7800はどうかと言えば、これだけでも十分良く磨けるし、矯正装置の間もちゃんと磨けると思う。恐らくそれは、ブラシがやや長め柔軟めであるからだろう。ただ、歯並びがより複雑だったり悪かったりする場合(っていうか俺の場合)は、ソニッケアーエリート7800だけでは力不足。オーラルBプロフェッショナルケア8000&インタースペースブラシ IP17のタッグがいないと、歯の隙間(矯正中は動的にいろんな箇所に隙間ができがち)の汚れを落としにくい。

 なお、ソニッケアーエリート7800の難点としては、従来製品よりコンパクトになったとは言え、まだまだ欧米人サイズであること。また、経過時間を振動音の変化で知らせる機能(カドペーサー)が少しプログラマブル(30秒間隔でお知らせ4回/30秒間隔でお知らせ5回/お知らせナシ)なのは良いが、2分もしくは2分半経過したら動作を自動停止にする仕様にはプチ違和感があったりする(この件に関しては後述のウルティマ超音波も同様)。歯磨き中に動作が止まっちゃうと脱力するんスよね~。

 それと、音波ハブラシという製品上、しょーがないのかもしれないが、ブラシ部にデンタルペーストや唾液なんかが付いた状態で動かすと、ペーストや唾液が噴霧状態で飛び散ったりする。口の中で飛び散る分には問題ないが、電源を入れてブラシ部を洗おうとすると洗面所が汚れたりして。また、歯科矯正患者の多くは、たぶん鏡に向かって口の中を観察しつつ磨くので、そーゆー時も飛び散りにより鏡が汚れたりしてやや残念である。


矯正中の歯の汚れが落ちやすくなる東レアイリーブ製

東レアイリーブのウルティマ超音波シリーズの1つ、携帯用ケースが付属する「ウルティマフレッシュ」。ネット通販での価格は、店舗により13,000~17,000円程度と幅があるので気を付けたい。ファミリー向けに識別用カラーリングが付けられるタイプも販売されている
 前述のフィリップス製が“音波ハブラシ”であるのに対し、東レアイリーブのウルティマ超音波は文字通り“超音波ハブラシ”となる。ブラシ部の振動数が非常に高いわけですな。

 でまあ、興味本位で使い始めてみたのだが、使用開始後の実感は「なんか頼りないなぁ」「けっこー面倒だなぁ」というものだった。電動ハブラシではあるが、ほとんど振動してないよーに見える。ので、なんか効果がなさそーに思えた。また、目に見える振動ではない=ブラシ部が食べかす等大きなゴミを自動的に除去してくれ……にくいようで、つまり使用時には一般のハブラシと同様にある程度手を動かす必要がある。そんな使用感なので、何だよ効果なさそうじゃんしかも手ぇ動かすのかよ面倒くせーよ、と。

 でも、超音波っつーだけあって何か効果とかあるのかも~と思って渋々使い続けてみたら、けっこー凄めの効果が得られた。歯科矯正中患者の多くがヤだなぁと思っているであろー、例のあの歯の汚れがよく落ちるようになったのだ。

 歯科矯正中は、前述のように複雑な装置が歯の表面に付く。そこには真正面からブラシが届かない。ので、フツーの人よりもコーヒーやお茶や他色付き食品による着色汚れが付きやすくなる。また、刻々と歯が動いていくと、それまではブラシなんざぁ一切届かなかったような面が表に出てきたりする。そういう部分は、茶渋だの何だので焦げ茶色になっていたりする。

 こういう汚れ、そう簡単には落ちないんですな。俺の最強に強まったブラウン製+フィリップス製による最強タッグブラッシングにたばこのヤニ落としペーストを加勢させても、である。が、ウルティマ超音波を使い始めたら、そのような汚れがわりあい容易に落ちるようになったと感じられる。

 例えば、前述の“矯正により隠れていた面が出てきた”場合。ケースにもよるが、装置調整後数日で、こういう汚れた面が一気に表に出てくることがある。そういう汚れを、まずウルティマ超音波で磨き、さらにオーラルBプロフェッショナルケア8000&インタースペースブラシ IP17で磨く。これを繰り返していると、(汚れにもよるが)一週間くらいでかなりキレイに汚れが取れる。それまでは一カ月経ってもあんまり取れなかった汚れが、だ。

 ただ、既にできてしまった歯石とか、強靱にこびりついたたばこのヤニなんかには、ほとんど効果がないようにも思う。でもまあ、ウルティマ超音波を使い始めてから、よりラクに汚れを落とせるようになったのは確かだ。

 なお、ウルティマ超音波の難点としては、前述の通り、電動ハブラシの大きなメリットと思われる“手をあまり動かさなくても十分なブラッシング効果がある”てのが非常に薄い点。結局、やることは、フツーのハブラシによるブラッシングと同じなので、ラクして歯磨きできるって感じではないのだ。


下準備で掃除し、細部を掃除し、仕上げとマッサージ

 今回は歯科矯正中患者の観点から電動ハブラシのメジャー製品3本の使用感をレポートしてみたわけだが、じゃあ結局ドレを使ってんのよ>俺、ってことになると、3製品全部を使用中だったりする。せっかく買ったんだから使わないと……てのもあるが、俺的完璧ブラッシングパターンは、全製品を使わないと成り立たないからでもある。

 てなわけで、その手順をササッとご紹介。基本的には食後必ず歯を磨き、ブラッシングとブラッシングの間には丁寧に口をゆすぐが、使う電動ハブラシは以下の順番となる。

(1)オーラルBプロフェッショナルケア8000 + OD17(ブラシ)
(2)ウルティマ超音波
(3)オーラルBプロフェッショナルケア8000 + IP17
(4)ソニッケアーエリート7800

 どういうコトかと言えば、まず、オーラルBプロフェッショナルケア8000と矯正装置用ブラシで目に見えるような大きめの汚れを落とす。次に、ウルティマ超音波で、特に歯と歯の隙間を重点的に磨いて、シツコイ汚れを落とす・落ちやすくする。そうしたら、オーラルBプロフェッショナルケア8000に歯間用ブラシを装着し、歯と歯の間を重点的に掃除。この時点でもう3度目のブラッシングになるのだが、まだけっこー汚れが出てくるから驚く。そして最後に、ソニッケアーエリート7800を使って全体的・綿密にブラッシング。で、オシマイにせず、またソニッケアーエリート7800を使って歯茎のマッサージをする。

 この間、だいたい15分。も、かかるのだが、これでも非常に効率よく磨けるようになったのだ。手動で30分とかかけてせっせと磨いた場合、例えば歯垢を染める液を使って効果を見ても、磨き残しが少しあったりした。が、3種類の電動ハブラシによる15分ブラッシングでは、ほぼ完全に磨き残しがなくなった。

 まあ、フツーの歯並びのフツー的生活送り中の人なら、こんなに磨かなくてもイイんだと思う。が、歯科矯正治療中は、ホントに歯磨きしにくいんスよ。てなわけで、歯磨きばっかりしてる俺であった。



URL
  ブラウン「オーラルBプロフェッショナルケア8000」製品情報
  http://www.braun.co.jp/products/oral/pfc8k.html
  フィリップス「ソニッケアーエリート7800」製品情報
  http://www.sonicare.ne.jp/product/elite7800.html
  東レアイリーブ「ウルティマ超音波」製品情報
  http://www.t-tic.co.jp/products/ultima/index.html

2005/06/27 14:48

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