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BOSE Companion3に手を出してみる
スタパ齋藤 スタパ齋藤
1964年8月28日デビュー。中学生時代にマイコン野郎と化し、高校時代にコンピュータ野郎と化し、大学時代にコンピュータゲーム野郎となって道を誤る。特技は太股の肉離れや乱文乱筆や電池の液漏れと20時間以上の連続睡眠の自称衝動買い技術者。収入のほとんどをカッコよいしサイバーだしナイスだしジョリーグッドなデバイスにつぎ込みつつライター稼業に勤しむ。フォトエッセイのスタパデイズをAlt-R(http://www.alt-r.com/)にて連載中。


BOSE Micro Music Monitor。手のひらサイズのスピーカーだが、低音から高音まで驚くほどよく出る。ACアダプタでも電池でも使える
 本連載バックナンバーで書いたが、俺的にはかなり大きな衝撃となったBOSE Micro Music Monitor(以下、M3)。ご存じ“こぶし大”のスピーカーだが、高音はもちろん低音までシッカリ出ちゃうのであり、こりゃイイ!! と思った拙者。

 M3の購入当初は主にポータブルオーディオプレイヤーと接続して使っていたが、あ!! コレはPCと接続して使おう!! と思い立った。それまで長い間愛用していたPC用スピーカーは、同じくBOSEのMediaMate II。PC用スピーカーとしては非常に良い音を出し、特に低音が心地よく聞こえるMediaMate IIなのだが、サイズはM3のほーがずっと小さい。ので、MediaMate II → M3というふうに置き換えれば、PC周辺がスッキリするハズ!! と考えたわけだ。


拙宅におけるMediaMate II使用状況。横置きにして液晶ディスプレイの下側スペースに置いていた 拙宅におけるM3設置例。液晶の手前だと少々邪魔で、液晶の下にも入らない。かと言って横置きにすると音質がガラリと変わる。設置がやや難しいスピーカーですな。ていうかこの写真、間違って右用を左側に置いちまいました。すまんス

 しかし、拙者的結論から言えば、M3は、拙者におけるナイスなPC用スピーカーとはならなかった。音質はグレイトであったが、扱いやすさや実用性はMediaMate IIだな~という印象が残った。

 例えば、M3には入力が一系統しかない。ミキサーを使ったりしないと、ひとつの機器(PC)からしか音が出ない。また、製品のコンセプトからか、ヘッドホン端子の類もない。それと、ボリュームが現在どの程度まで上げられているかを示す機構もない。

 一方、MediaMate IIは入力端子を二系統持つので、複数のPCあるいはPCとポータブルオーディオプレイヤーというふうに、複数の音源を接続できる。また、それぞれの音源の音をミックス(ミックスする度合いも調節可能)して再生できる。スピーカー出力と排他利用のヘッドホン端子もあったりして、まあ、PC周辺で汎用的に使うスピーカーとしては非常に便利だと感じるわけだ。

 もうひとつ、M3はPC用スピーカーとして扱いにくい点を感じた。てのは、セッティング=置き場所がけっこーシビアであること。左右のスピーカーの位置がズレると即、音場的違和感を感じるし、本体前面や側面に遮蔽物がちょいとかかったりしても、聞こえる音が大きく変わる。モニタースピーカーというだけあって、セッティング次第で音がだいぶ変わってしまう。……MediaMate IIはテキトーにセッティングしても、そーんなに神経質にならずに済むんですけどねぇ。

 しかし、音質的にはやっぱM3の方が心地よい。最近はPCで音楽を聴く機会が増えている拙者だが、PCからの音を一度M3で聴いてから、高音の切れ味も低音の迫力も、あ~やっぱM3のほーがイイなぁと思うように。それとサイズ。非常にコンパクトなM3はPC用スピーカーとしても魅力的だ。


イイ音でありかつ机上スッキリのスピーカーは?

BOSE MM-2。名前は何となく似ているが、MediaMate IIとは別製品で、こちらは2.1ch(つまり左右スピーカーに加えサブウーファーがある)スピーカーシステムだ
 M3は、ん~、何かやっぱPCには不向きっぽいかも。てなわけで、振り出しに戻って再度PC周辺にMediaMate IIをセットしてみた……ら、これが急に邪魔に思えてきた。MediaMate IIは、容積にしてM3の3倍以上あるのかな!? んむむ~、やはり小さいスピーカーの方が机上がスッキリしますな。

 てトコロで思い出したのは、BOSEのMM-2という2.1chスピーカーであり、実はコレを持っていたこと。既に生産終了の製品ですな。昔買ったのだが、あれ? なんでお蔵入り状態なんだっけか!?

 ともかく、このMM-2の左右チャンネル用スピーカー(サテライトスピーカー)は、ヤケに小さいのである。液晶ディスプレイ下に余裕で入るのはもちろん、液晶上部に乗っけられるほどの軽さでもある。これだ!! これで机上スッキリ計画!! アンプ兼サブウーファー部=ベースモジュールはデカいが、これは机の下にでも置けばいいし、何しろこのアンプ部には入力端子が2系統あり、それぞれの入力の音をミックスして再生でき、これはかなりPC向けであろう!! と勢いづいてセットアップし、机上スッキリ状態とし、音を聴いてみたが……。


MM-2のサテライトスピーカー(左右チャンネル用スピーカー)は、こーんなに小さい!! こぶし大よりもさらに小さい小動物頭蓋骨大!? MM-2のベースモジュール部は一般的なキューブPC程度のサイズ MM-2の操作部はベースモジュール前側にある。ので、この部分に手が届くように設置したくなる=設置の自由度は案外低い

 結論から言うと、なんつーかこー、音がですね、そーんなに良くは聞こえなかったんスよ。ちょっとソフト過ぎ? 高音とかのエッジが立ってない感じ? 低音はしっかり出るが、これもマロヤカ過ぎなフィーリング? ていうか拙者的にはMediaMate IIの音のほーが聴きやすいかも!! ……あ、なんか思い出した。MM-2、音質的に拙者好みでないからお蔵入りにしちゃったよーな記憶が。

 それから、改めてPC用スピーカーとしてMM-2を考えたら、ベースモジュール部の使い勝手的問題もあった。拙者の場合、このユニットを足下に置いたのだが、そうするとボリューム調整等操作や入力端子への接続をするたびに、足下のユニットへと手を伸ばす必要がある。操作部が足下ってのもなぁ……ともかく、再度お蔵入りしたMM-2であらせられた。


BOSE Companion3に手を出してみる

BOSE Companion3本体一式ご近影。シンプルなデザインですな
 MM-2を片付けつつ、しかしやはり左右スピーカー部は小さいほどイイんだよなぁと再確認した俺であった。でも音が良くないとイヤだなぁとも思う拙者であった。そして再度MediaMate IIを机上に設置するのは、なんつーか音質的にM3との大差があるのでビミョーにイヤなわしであった。

 てなコトを友達に話したら「フツーにCompanion3にしとけよ」と約32msであしらわれた。なにソレ? Compani……あーアレかBOSEのアレでしょ、でもソレ、イヤ。なんか巨大なサブウーファー繋がってんじゃん。その時点で俺ダメ。だってサブウーファーがデカ……と言いかけたところで、俺は拙者の発言の矛盾点に気づいた。

 てか、MM-2のサブウーファー部を机の下に置いた時、別に邪魔って感じはしなかった。足下のサブウーファー部に手を伸ばして操作するのはダルかったが、さほど邪魔さ加減はなかったなぁ、と。でもCompanion3も足下で操作するとかだったら結局俺の机上スッキリスピーカー計画は頓挫なんだろうなぁ。

 そのよーなコトを考えつつBOSE Companion3の詳細を調べてみたら、ニャニャニャ!! そうだったのか!! これは素ニャらしいかもしれニャい!! と興奮。何はともあれ、コントロールポッドという操作部がスゲく良さそうだと感じ、そのまま量販店に直行した。

 店頭で見たCompanion3は、あう~やっぱりサブウーファー部がデカいのであらせられた。MM-2のソレより一回りデカい感じ。だが、左右スピーカー(マイクロキューブ)はM3より二回り程度小さくて好感触。Companion3に対する俺的興味の中心であるコントロールポッドは……使いやすいフィーリング!! これだッ!! てなわけでCompanion3の購入を決定した。


Companion3のベースモジュールとMM-2のそれを比べてみた。Companion3のベースモジュールは一般的なキューブPCよりちょい大きいという感じのサイズ Companion3のベースモジュールと各種スピーカーを比べてみた。デカいと言っても、サブウーファーとしてはコンパクトな部類ですな

 Companion3をセットアップしつつ「あ、音質を確認すんの忘れた」と、この期に及んで微妙な不安を抱いたが、PCからの音を聴いてみて一安心した。拙者的主観では、MediaMate IIよりもキリリと締まった高音が出るし、低音もドスドス出る。M3と比べると、高音・低音とも大人しめというかエッジが立ってない印象はある。が、聴き疲れしないという点で、PCに接続して使う汎用スピーカーとしてイイ感じだと思う。

 んで、結局、2006年3月頃からこのCompanion3を使い続けている俺なんですけど、音質に関してひとつ気になったことを言えば、このスピーカー(のサブウーファー部ことベースモジュール)からの低音、ちょっと耳にまとわりつくような違和感があったりして。低音の量は調整できるが、調整ツマミを+と-の中間(デフォルト値だと思われる)にしておくと、俺の場合マジで“低音酔い”みたいな気分になる。

 ベースモジュールから出る低音は、なんかこう、BOSE独特(!?)な低音という印象がある。M3(←BOSEっぽくない低音を出すように感じる)のような腹に響く尖った低音ではなく、包み込むような低音だと感じる。で、聴く音や曲によっては、この低音により、(俺の場合ですけど)ホントに少々気分が悪くなる。胸焼けした時のような、そんな。というわけで、低音の量をかなり絞って使っている(そうしていると特に問題ナシ)。まあこのあたり、人によるし、好きずきもあると思いますが、一応ご参考までに。


Companion3で机上が広くなった

マイクロキューブと他スピーカーとの比較。ヒッジョーに小さなマイクロキューブだが、横置きにはできない(ユーザーの耳のほーを向かなくなりかつ机上面に音が反射しちゃうため)。また小さく軽いので、安定性がなくコケやすい
 さて、Companion3のハードウェア的使い勝手だが、コレは拙者がこれまで使ってきたPC用スピーカーとしては最強に便利である。し、音質的にも(実用的機構を備えるPC用スピーカーとして考えれば)抜群の部類に入ると思う。ま、けっこー巨大なサブウーファー部が状況によっては邪魔になるが、他は全体的にハラショーな2.1chスピーカーだと言えよう。

 まず、マイクロキューブと呼ばれる左右スピーカー部が非常に小さくてシンプルなのが良い。例えば、マイクロキューブの高さは約9センチなので、液晶ディスプレイの下側に入っちゃうんですな。デッドスペースとなりがちな机上スペースを効率的に使えるんで、拙者はこのサイズを非常に気に入っている。


マイクロキューブは設置の自由度が高い。液晶ディスプレイの横、真下、やや裏までイケる。ドライバ部の前に障害物が来さえしなければ、自由に設置できる


 それから、擬似的にステレオ感を広げる“[TrueSpace]ステレオシグナルプロセッサー”が使われており、マイクロキューブ外側にステレオイメージを広げる、という点。マイクロキューブをやや近接させて置いても、なるほどしっかりステレオ感が出てるなぁと思う。ただ、こういう処理を嫌うユーザーもあるかもしれない。まあ、それはそれとして、この機構により、M3ほどは神経質なセッティングが必要でないのが良い。セッティングスペースが限られがちなPCユースにおいて使いやすいと感じる。

 なお、Companion3パッケージには、マイクロキューブをディスプレイに取り付けるためのブラケットがふたつ同梱されている。これを使うと、マイクロキューブをディスプレイの脇に(宙吊り状態で)取り付けられる。前述のようにさほどシビアにセッティングしなくても、違和感少なく十分なステレオ感が得られるマイクロキューブなので、宙吊り設置もアリだなと思う。が、拙者の場合、デュアルディスプレイ環境なので、ちょっと無理っス。できればディスプレイ上部にマイクロキューブを設置できるブラケットも用意して欲しいところだ。

 ちなみに、けっこーデカくて邪魔になりがちなベースモジュールは、机の下に吊り下げるようにして設置している。当初は机の下の床に置いていたが、これだと蹴りがち。なので床から持ち上げた。ら、ベースモジュールのデカ邪魔問題が解消した。


拙宅におけるCompanion3ベースモジュール設置状態。テーブルの脚に乗せた状態ですな。この後、針金でベースモジュールを吊し、より邪魔にならない位置へと設置した


便利なCompanion3を機能拡張!!

 Companion3における激マジ便利点と言えば、やはりコントロールポッド部であろう。この部分でCompanion3の音量調整やミュートを行なえる。コントロールポットの周囲の黒い部分を回すと音量調整ができ、その内側の銀色の部分に触れるとミュートとなる。再度触れるとミュートが解除される。そんな“ワイヤードリモコン”として使える。

 コントロールポッド部には、ヘッドホン出力端子や外部入力端子もある。Companion3の入力端子は2系統あり、ひとつはサブウーファー兼アンプ部であるベースモジュール背面にあり、もうひとつがコントロールポッド部にある。これら端子からの入力はミックスされて出力される。入出力ターミナルにもなるというわけですな。


コントロールポッド本体前面。黒い部分を回すと音量が変わる。その内側の銀色の円盤に触れるとミュートになる。ミュート時は、緑色だったLEDがオレンジ色になる コントロールポッドの入出力端子。左がヘッドホン端子、右が外部入力端子だ ベースモジュールの背面端子類。“From Computer”と書かれている端子が、ベースモジュール側の入力端子となる

 PCとCompanion3を常に(ベースモジュール経由で)接続しておき、時々、コントロールポッド部にiPod等の外部音源を繋ぐと、けっこー汎用的にCompanion3を利用できる感じ。PCを2台使用中なら、各PCからの音を同時に再生できる。やっぱPC用スピーカーには複数の入力端子があると便利ですな。

 ……ただ、コントロールポッド部、ミキサーとしては最小限の機能しかない。例えば、1系統のみ入力した場合と、2系統入力した場合では、各系統からの音量が変わって(下がって)しまう。また、ミキシングバランスを調整できないのも残念だ。残念ついでにもうひとつ書くと、ホイールを回してのボリューム調整は快適だが、現在どの程度のボリュームなのか音を聴くまでわからない(ボリュームツマミ部に目印とかナイ)のも気になる。

 ともあれ、回せばボリュームでタッチすればミュートでヘッドホン端子も外部入力端子も装備しているコントロールポッドの使い勝手は良い。ので、気分を良くしていたところ、さらにこのコントロールポッドの便利さを高めるオプションを発見したのでコレも購入してみた。その名は!! ってホドのものでもないが、Companion3用の外部入力増設ユニットIE-3である。


Companion3用の外部入力増設ユニットIE-3の前面と背面。これを使うとCompanion3の入力端子を増設できる。黒い部分はコントロールポッドと固定するためのゴムバンド


 Companion3のコントロールポッドにこのIE-3を接続すると、単純に、外部入力端子が1系統だったコントロールポッドが、外部入力端子が3系統に増えて、Companion3の合計入力端子が4系統になるというモノ。コントロールポッドにIE-3を接続すると、写真のようにちょっいとコントロールポッドのシンプルさが失われるが、より汎用的にCompanion3を使えるようになる。ちなみに、拙者、IE-3で入力端子拡張済みのCompanion3に、2台のPCと1台のTVチューナーを接続して使っている。


コントロールポッドとIE-3を合体させたの図。IE-3付属のコネクタで、IE-3とコントロールポッドの端子を接続し、背面はゴムバンドで固定する。接続・固定方法が、な~んか原始的であるのが残念。だが、入力端子増えて便利っス


 ところで、拙者の中で、PC用スピーカーとしてはCompanion3よりもMediaMate IIよりもイマイチな存在となってしまったM3。これがどうなっているかと言えば、現在シンセサイザーやサンプラーからの音を出すモニタースピーカーとして活躍中であった。超小型スピーカーとしては味付けの少ない音が出るので、こういう使い方によく向くかもしれないと感じている。適材適所ってコトなんでしょうか?



URL
  「BOSE Companion3」製品情報
  http://www.bose.co.jp/home_audio/multimedia/companion3.html
  「BOSE Micro Music Monitor」製品情報
  http://www.bose.co.jp/dmg/home_audio/m3/
  「BOSE MediaMate II」製品情報
  http://www.bose.co.jp/home_audio/multimedia/mediamate.html
  「BOSE MM-2」製品情報
  http://www.bose.co.jp/products/discontinued/mm2.html

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