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期待以上の実用性「オリンパスE-410」
スタパ齋藤 スタパ齋藤
1964年8月28日デビュー。中学生時代にマイコン野郎と化し、高校時代にコンピュータ野郎と化し、大学時代にコンピュータゲーム野郎となって道を誤る。特技は太股の肉離れや乱文乱筆や電池の液漏れと20時間以上の連続睡眠の自称衝動買い技術者。収入のほとんどをカッコよいしサイバーだしナイスだしジョリーグッドなデバイスにつぎ込みつつライター稼業に勤しむ。フォトエッセイのスタパデイズをAlt-R(http://www.alt-r.com/)にて連載中。


期待以上の実用性、オリンパスE-410

オリンパスのデジタル一眼レフカメラE-410。フォーサーズ規格準拠のデジ一眼(つまりレンズマウントはフォーサーズマウント)で、カメラ部有効画素数は1,000万。現在のボディ実勢価格は8万円前後のようだ
 発表当初から購入を決めていたオリンパスのデジタル一眼レフカメラE-410。俺としては当然、勿論、当たり前的にごく自然に予約購入し、約1カ月半使ってきた。

 ので、レポートしていくが、E-410の詳細についてはオリンパスの製品紹介ページをご参照いただきたいが、イキナリ結論から言うが、E-410は非常に現実味溢れるデジ一眼だと痛感した。

 最大の利点は、何はともあれ小さく軽いこと。そのボディは世界最小・最薄・最軽量。とりわけその軽さが凄まじくジョリーグッド。これ最高。この軽さに慣れると他の機種を持ってフィールドに立つのが少々考えにくくなるほどだ。

 コンパクトさも良い。実使用時の嵩張り方は組み合わせるレンズにもよるが、ボディ自体は他各種デジ一眼と比べるまでもなく、小さいことがわかる。特にボディ厚が少ない点。軽さと合わせて、携帯時、ユーザーの負担&ストレスを大きく軽減する要素だ。


携帯電話とE-410のボディを比べてみた。小さいんですよ実際。そして軽い E-410を手に持ってみた。中身入ってんの? てくらい軽い。片手で持ち歩けるデジ一眼であり、拙者の手なら片手で握れたりもする モノとしてはかなり別物ではあるが、キヤノンのEOS 5Dと比べるとこんな感じ。EOS 5Dはハイエンド系デジ一眼として決して大きい方ではない。E-410のコンパクトさが常識外れ!?

 俺的には、まず、これだけで大きな満足感を得たと同時に実際にE-410を無意識に多用するようになった。小さく軽いコトは、ぶっちゃけた話、多少の機能や拡張性や画質を我慢しても、もーの凄く大きな利便・実用性につながった。

 後述するが、小ささ軽さだけがE-410の強みではない。機能的にもけっこーイイ。ライブビュー機能に関しては、拙者的には一部アレだが、これもまた魅力。てなわけで、そんなこんなを含め、E-410を見ていくことにしよう。


日常にとけ込むE-410

 フィルム式カメラ時代、常用した一眼レフはオリンパスOM-2だった。コレを選んだのは、外見的に好きというのもあったが、軽さ・小ささ(当時で確か世界最小・最軽量)が主な理由。だからこそ毎日ウェストバッグに入れて携帯できたし、その分、多くの写真を楽しむことができた。OM-2よりデカいカメラも持っていたが、結局常用したのはOM-2だった。カメラにおける大きめ重めは、憂鬱につながる。


当時としてはヒジョーに小さく軽かったフィルム式一眼レフのOM-2。そのサイズ・質量から、いつも持ち歩けたのが良かった 拙者が買ったのはE-410ダブルズームキットは、E-410本体に、広角ズームレンズのZUIKO DIGITAL ED 14-42mmF3.5-5.6と、望遠ズームレンズのZUIKO DIGITAL ED 40-150mmF4.0-5.6が付属したパッケージだ。(右はOM-2;ご参考) E-410ダブルズームキットに付属するレンズ2本。左のZUIKO DIGITAL ED 14-42mmF3.5-5.6は、35mm判換算で28~82mmの焦点距離になる。もう1本のZUIKO DIGITAL ED 40-150mmF4.0-5.6は、35mm判換算で80~300mmの焦点距離となるレンズだ

 さておき、拙者が買ったのはE-410のダブルズームキットだが、使い始めたら前述のOM-2時代が蘇った。と言っても、ノスタルジックなコトではなく、デジ一眼はやっぱこーあるベキ!! との確信を再度得た感じ。

 すなわち、E-410と、ダブルズームキットのような小型軽量レンズなら、ほんの少し撮る気or撮りたくなる予感があれば、常時携帯が苦にならないのだ。「きっと撮る」てな心意気ならば、逆に携帯していることを忘れるほど軽快に持ち歩けるデジ一眼かもしれない。

 じゃあコンパクト機で、てのもある。が、コンパクト機とデジ一眼では撮れる世界がずいぶん違う。撮る段になって「あーコレをデジ一眼で撮っておけば」と思ったりするわけですな。

 E-410を実際に持ち歩いて、実感として驚いたのは、E-410を首から提げて、一日中歩き回っても疲れないってコト。渓流方面に釣りに行くとき、試しにE-410を首に提げて使ったが、一日中そうしていても大丈夫だった。途中で「あー邪魔でウゼぇし重い!!」とカメラをフィッシングベストの背中にしまうことはなかった。


某渓流(里川!?)へとE-410を連れ出す。主目的は釣りなんだが、一日中、首から提げていても疲れないのはE-410の大きな魅力だ 釣れた~!! って時にコンデジでパシャ!! もいいんですけど、どーせならデジ一眼で撮りたい拙者。防水とかじゃないE-410だが、趣味の一コマに満足感を与えてくれるE-410である こちらは別の場所のニジマスくん。あまりオススメしないが、ライブビュー&軽量のE-410なんで、片手撮りも可能だ

 日常に持ち歩くお散歩カメラとしても好感触。コンパクト機よりは大きく重いわけだが、いつでも撮れる、凝って撮ることもできる、画質を追求できるという安心感はデジ一眼ならでは。これを気軽に常時携帯できるのは、やはりE-410の大きなアドバンテージだ。


仕事の前に何となく一枚。ケータイのカメラ機能で撮っても良さそうだが、この一枚が後々大きな思い出と化す可能性がある……なんて妄想するとやっぱりデジ一眼で撮っておきたい 仕事現場へ行く途中の工事現場で一枚。お散歩カメラ的に、「あっ」と思ったらすぐに使える軽快さはE-410の大きな持ち味だ 仕事場で一枚。日常をE-410で記録しているだけだが、それを無理せず遂行できるサイズ・質量・使い勝手は、拙者が一眼レフにまさに求めるものだ

 それから、ライブビューも、時としてデジ一眼の面倒さやハードルを大きく下げる。“気軽さ”が加わる感じ。この機能もまた、E-410を他のデジ一眼よりもずっと身近な道具としてくれる大きな要素になっている。


E-410は家の中でも使用頻度が高い。ライブビューで“何となく撮る”のと、接眼して“被写体を狙う”のとでは、なんつーか目線が変わってきて不思議。前者も後者もアリだと思うが、前者のスタンスだと気負わない一枚が撮れて楽しいのは確かだ ライブビューで一枚。フツーのデジ一眼だとちょっと撮りにくい角度からも撮れる。顔+カメラで被写体に迫らないので、ねこ様もボーッとした状態なり 内蔵フラッシュも使用可能だが、気軽で便利だが、拙者的にはこれも無くしちゃってさらなる小型化を望んだりして

 使っていると、やはり、いつも手の届くところにデジ一眼があるってのは楽しい。また、E-410はサイズ・質量・操作感の面でも、肩肘張らずに楽しめるカメラだと感じる。

 E-410のスペックは、他の同価格帯のデジ一眼に劣っているわけでも、CMからのイメージのように女性あるいは初心者だけのものってわけでもない。が、第一に小さく軽い点。その取っつきやすさから、例えばライブビュー機能やシーン別撮影モードに触れていくと、なんかこう、お手軽簡単コンパクト系デジカメの先にあり、硬派なデジ一眼の手前にあるような印象なのだ。

【編集部より】
デジカメの解像度が数百万画素レベルとなり、HTMLページで撮影元画像を掲載するのが難しくなりました。そこで、元画像をご覧になりたい方のために、撮影例データをまとめてダウンロードする圧縮ファイル(ZIP圧縮、55.6MB)をご用意しました。こちらからダウンロードしてください。


残念感少々だが、使えるライブビュー機能

 E-410の大きな特徴のひとつとなるライブビュー。レンズ越しの風景(被写体)を液晶モニター上にリアルタイムで確認しつつ撮影できる機能ですな。レンズ一体型デジカメではトーゼンの機能だが、デジ一眼はその構造上、なかなか実装しにくい機能であった。


E-410はライブビュー機能を実装している。液晶モニターを画像確認用や機能設定用として使えるのに加え、現在レンズが捉えている被写体をリアルタイムの映像として確認・撮影することができる。つまりコンパクトデジカメ的に、液晶モニターをファインダーとして使えるんですな


 で、この機能、とりあえず実装されているだけで、デジ一眼がすごーく身近になると思う。光学ファインダーに接眼せずに撮れるので、比較的に自由なアングルを狙えるし、それ以上に気軽にデジ一眼を使えるというのが大きい。

 また、E-410のライブビュー機能は、例えば撮影とか露出ってのはナンなのか? を実感&習得する上でもイケてる。てのは、露出設定(補正)がどのような結果(写真)を生むかを、設定しつつ確認していけるからだ。ライブビュー表示のイメージは、ほぼだいたい出来上がる写真のイメージに近い。ので、例えば露出補正をすれば、ちょっと暗く(明るく)なるのが目で見て理解でき、ホワイトバランスを変えると色がどうなるのか確認できる。

 それから、ある程度デジカメに対する理解があるユーザーにとっては、マニュアルフォーカス時に液晶モニターを超見やすいファインダーとして役立てられる。ライブビュー表示は、通常では視野率100%表示だが、特定の表示モードでOKボタンを押すと、表示を7倍や10倍に拡大できる。この状態だと、あるいは光学ファインダーよりも精密にピント合わせができて便利だ。


ライブビューはマニュアルフォーカス時に大いに役立つ。現在の被写体の様子を確認できる他、緑の四角で囲まれた部分を拡大表示することができる。緑の枠は移動可能 拡大表示したところ。拡大倍率は7倍か10倍にセットできる。ピントが合っていないことがわかる ピントを合わせた。十分な拡大倍率と液晶モニターのサイズ・解像度があるので、ピントの山も十分に掴める

 もちろん、オートフォーカスでライブビューの拡大表示を使うこともできるが、あまりメリットはないように思われる。E-410のオートフォーカスは比較的に正確で速めだし、シャッターを半押しにしたりAEL・AFLボタンを押す(←ライブビュー使用時の合焦操作)と、拡大表示から視野率100%表示に戻ってしまうからだ。オートフォーカス時のライブビュー拡大表示は、実際のところE-410の挙動およびユーザーの操作が煩雑で、実用性が低い。

 ナイよりはあったほうが絶対にカメラの活用幅が広がるライブビューだが、拙者的に惜しいなぁと思うのは、オリンパスのE-330に搭載されているAモード(のライブビュー)がない点。E-410にあるのはBモード相当のライブビューのみだ。

 E-330のAモードは、視野率が100%でない以外、普通一般のコンパクトデジカメの液晶表示・機能とほぼ同等のものだ。つまり、画面を見つつ、そのままシャッターを押せば、即撮れる。デジ一眼で違和感なく使えるスルー表示としては理想に近いものだと思う。

 一方、E-410のライブビュー(Bモード相当)は、スルー表示で撮影できるものの、実際にシャッターを押した後、ミラーアップして合焦して撮影、という動作になる。ので、デジ一眼としてはヤケクソにストレスが感じられるタイムラグを生じる。また、一時的にAEL・AFLボタンを押して合焦させた場合もミラーアップ・ダウンの動作が入る。

 ……あーもー、いちいちガシャガシャ言うわ撮影までにプチ時間がかかるわで……Aモードがいかに汎用的なライブビュー動作かを痛感しちゃった拙者。まあE-410の機構上、Aモードはあり得ないのでしょうがないが。

 ということで、E-410のライブビュー、少々動きが速い被写体に対しては使えませんな。スポーツなんて無理でしょコレ。あるいは、お子様がニコリと笑った瞬間を、という場合も1枚撮影モードでは不向き。連写にして笑う瞬間を予期しつつ、のライブビュー撮影ならイケるかもしれないが、基本的には静止している被写体を撮るための機能と考えるべきですな。

 とは言え、前述のように、わりと自由な姿勢で(光学ファインダーに接眼せずに)撮影を行なえること、静物やマクロ撮影時には液晶モニターが強力なファインダーとして役立つこと等々は大きい。Bモードのみとは言え、E-410のライブビュー機能は普通一般のデジ一眼にはないデカい魅力である。


その他の使用感

 それから、E-410のみならずダストリダクションシステムことSSWF(Super Sonic Wave Filter)搭載のデジ一眼に共通して言えることだが、撮像素子にゴミが付かなくて超イイですな。E-410の場合、わりと風が吹いたりしている野山とかで何度かレンズ交換したが、撮影した写真にゴミの影が映り込むんだという経験をしていない。


この奥のほーにSSWF(Super Sonic Wave Filter)がある、らしい。電源投入時、撮像素子手前のフィルターが振動してホコリ等を振り払う機能だ。E-410では、振動数が高まり、よりよくゴミ除去できるようになったという SSWFはE-410の電源を入れるたびに作動する。作動は1秒弱。作動の瞬間、シャッターボタン手前のSSWFランプが青く点滅する

 また、同様の機構を持つE-330は、1年以上・週に2~3度使用しており、レンズ交換も頻繁であり、主に室内使用とは言え拙宅ねこ様が走り回り気味な環境下で使っているにもかかわらず、撮像素子にゴミが付いた経験がまだない。しかも、購入当初、何となく一度だけ撮像素子周辺をブロアで払っただけなのに、である。

 他メーカーの撮像素子表面ゴミ除去機構は使ったことないので知らないが、ゴミ除去機構のないデジ一眼だとタイヘンっすよけっこー。レンズ交換時、かなり注意したりゴミ飛ばし処置をしないと、画面上にモワッと小さな黒っぽい影が写っちゃったり。無神経にレンズ交換してると、ぼやけた黒点だらけの写真になったり。てなわけで、あまりデジ一眼を使ったことのない向きは、E-410等々の撮像素子ゴミ除去機構搭載機を選ぶのが無難だと思う。

 あ。なんか話が逸れたが、E-410についてもう少々言えば、スーパーコンパネと呼ばれる機能設定系ショートカット機能。これ、あるスタンスから言えば非常に便利だ。OKボタンを押すと現在の機能設定状態が表示され、そこから4方向ボタン操作でISO感度、ホワイトバランス、フォーカスモード、測光モード等々を設定・変更できるというもの。


スーパーコンパネの表示例。様々な機能の設定内容を一覧できる 4方向ボタンを使って設定を変更したい機能を選べる そのまま進んで、各機能を細かく設定していける

 E-330なんかにもある機能だが、手軽にデジ一眼を使う向きには特に合うと思う。E-410は比較的に平易に使えるデジ一眼ではあるが、非常に多機能だったりするので、メニュー表示は少々複雑。目的の項目を探しにくいメニュー表示で迷うより、こういったショートカットを使う方がラクですな。ていうか、こういう機能がナイことには、エントリーユーザーは匙を投げるように思う。

 ただ、撮影を楽しむっつーよりも効率よく撮影をこないしたいというユーザーにとっては、そーんなには便利じゃないスーパーコンパネ。スーパーコンパネを呼び出すのにボタン一押し、さらに項目選択にボタンを数度押し、設定変更のためにまた数度……と、操作手順が少なくないからだ。

 中~上クラスのデジ一眼では、例えば特定のボタンを押しつつダイヤルを回転させると、特定の機能の設定変更ができるようになっていたりする。手順的には、ボタンを押しつつダイヤル回転、だけだったりするので、ヒッジョーにテンポ良く操作していける。てコトで、E-410にこういったスムーズさを求めないほうがいいかもしれない。

 マニアックな目で見るとイマイチな点があるが、お気楽派の観点では非常にユーザーフレンドリー、てのが拙者のE-410に対する印象だ。けど、しかし、実際はけっこー尖った機能持ったりするんスよねコレ。性能的にも決して低くない。サイズ・質量から、恐らく多くのユーザーの手元にて、身近かつ頻繁に活躍しそうなE-410。たぶん、非常に早くモトが取れるデジ一眼になるんではなかろーか。



URL
  デジタル一眼レフカメラ「E-410」製品情報(オリンパス)
  http://olympus-esystem.jp/products/e410/

2007/06/04 10:07

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