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「プライベート・ライアン」に登場するもう1つの主人公

Palmより小さな、世界最小ラジコン戦車「タイガー?初期型」の登場
 トム・ハンクスが名演技を見せる戦争映画は多いが、その中でも極めつけの映画の1つに「Saving Private Ryan(邦題:「プライベート・ライアン」)がある。4人兄弟の内、3人までが戦争の犠牲者となってしまった最後の1人をヨーロッパ戦線から救い出し、米国の親元に無事送り届けるというミッションを映画にした有名な作品だ。戦車マニアの間では、この有名な映画「プライベート・ライアン」の中では、トム・ハンクスと同じか、ひょっとするとそれ以上に注目されている大道具である、ナチスドイツ軍の「タイガー戦車」が登場する。

 ご存じのようにドイツ軍の「タイガー戦車」は、第二次世界大戦でロシアとの熾烈な戦いの背景となった東部戦線で旧ソ連軍のT34戦車と真っ向から戦った重量級の有名すぎる戦車なのだ。全長は砲身まで含めると8メートル強、自重は50トンを越え、強力な88ミリ砲と700馬力のエンジンを搭載し、時速40km近いスピードで走る「鉄の虎」なのだ。

 プライベートライアンも同様だが、ハリウッド映画では、すでに「タイガー戦車」の本物がない状況で、いかに他の戦車を流用してタイガー戦車そっくりさんを作り上げ、映画そのもののリアリティを追求するか、ということも、俳優の役作りと共に大きな仕事の1つとなっている。ハリウッド映画の多くでタイガー戦車の役を担うのは、奇しくも大戦中に東部戦線でタイガー戦車と戦った旧ソ連軍のT34戦車であることが多いのはなにかの因縁だろうか。

 多くの場合、タイガー戦車より一回り小さなT34/85戦車の外側に新たに鉄板でタイガー戦車の雰囲気を組み上げることが多いようだ。ただ、根本的な車幅の違いや、T34の砲塔が車体本体のかなり前方に位置することから、見せかけ上の改造にも限度があるようだ。筆者の知人であるウェポンマニアの言葉を借りれば、改造型「偽タイガー戦車」の登場するたくさんの映画の中でも「プライベート・ライアン」に登場するタイガー戦車はかなり秀作のようだ。改造タイガー戦車であることが、素人にも一番バレやすい砲塔部分も、上手く後方に回転軸があるかのように改造を行ない、映画のシーンでも砲塔が大きく回転し、横を向くシーンをほとんど映像として出すことなく上手く取り扱っている。

 香港のドラゴン社の「Micro X Tech」と呼ばれる1/72スケールの世界最小ラジコン戦車「タイガー?初期型」は、世界最小ながら、本物のタイガー戦車をかなり忠実に再現している。外部の塗装の種類によって2種類が提供されているが、香港では専用アタッシェケースに収納された数量限定のスペシャルモデル版も発売されている。単三乾電池4本で、タイガー戦車に15分間急速充電を行なう充電展示台とコントローラー、戦車本体がセットになって提供される。2種類の周波数帯域が発売されているので、夫婦、兄弟、恋人同士で買って、戦車バトルを何処でも簡単に行えるパームトップ戦車の代表だ。


走行前に単3電池4本を入れた展示台兼卓上充電台で戦車に急速充電する 極小・リアルなカラーリング済みモデルで、デスクトップRCに最適

品名 購入価格 輸入販売
パームトップRCタンク タイガー?初期型 7800円 童友社


・ 童友社
  http://www.tokyo-arakawa.com/doyusha/
・ 香港Dragon Models Ltd
  http://www.dragon-models.com/


(ゼロ・ハリ)
2002/10/01 18:53

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