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「携帯シャキーン」でワンタッチオープンのケータイに負けるな!

ヘビー級のFOMA端末にはグッドバランスだ
 筆者は、半年に1回くらいのペースで、ケータイ電話を買い換えている。そのため、いまだ1年割引とやらの恩恵にあずかったことがない。キャリアによっては1人で2台の携帯電話を契約しようとすると、2台目の携帯電話は1年割引契約することを販売店で強制されることも多い。その場合でも、過去のケースを振り返ると、短い時には3カ月、長くても約半年少しで契約解除をしていることになる。ペナルティを払うために年間割引契約をしているようなものだ。つい最近も発売日に購入したP504iを解約して、J-フォンの新しいケータイに乗り換えた。

 多くの点で新しいJ-フォン端末の方が気に入っているが、P504iの方が良かったと思われるのが、P504iのサイドにあるワンプッシュ・オープン機能だ。ボタンを押すだけで、折り畳まれた携帯電話がオープン、即座にトークスタイルに対応できる。しかし、P504iを購入したての頃は、その機能をさほど便利だと感じることもなく、P504iをはじめて見る友人にデモして自慢するくらいだった。ところが、不思議とその機能を失うと、どことなく寂しい感じがする。


 しかし、日本の携帯電話関連製品マーケットは偉大だ。そんな失意のユーザにも「希望の補助プロダクト」は存在する。「携帯シャキーン」と名付けられたハードウェアは自動オープン機能のサポートされていない折り畳みケータイを一瞬にして「ワンタッチ・オープン」対応に変身させる「折り畳み式携帯オープナー」だ。必ずしも全ての折り畳み式ケータイに対応できるかどうかは不明だが、筆者が持っているJ-フォンやFOMAケータイにはいずれも問題なく取り付けることができた。

 強力な洗濯バサミのように見えるハードウェアを、折り畳み端末のヒンジの側面に両面テープで取り付ける。強力なスプリングの力で、洗濯バサミとは逆に開こうとするエネルギーを出すわけだ。「携帯シャキーン」を取り付けた折り畳みケータイは側面のレバーを親指で押すだけで勢いよく開く。どちらかと言えば、パワーがあり余り過ぎて、少し心配になるほどだ。特に、軽量級の折り畳みケータイの場合は、「携帯シャキーン」本体からスライド式で出てくる「指通し」にケータイを持つ人差し指を通してレバーをプッシュしなければ、開いた瞬間に勢い余って携帯電話そのものがどこかへ飛んで行きかねない。どちらかと言えば、重量級の初期FOMA端末に取り付けた方が、バランスの取れた開閉感覚が得られる。

 「携帯シャキーン」を取り付けることによって、ケータイそのもののサイズが大きくなる。その弊害として、従来収まっていたポケットに入らなくなるとか、絶対重量が増す、充電スタンドに載らない場合があるなどなど、多くの不便な問題が思い浮かぶが、現在の店頭販売価格を考慮するなら、たとえ一週間だけでも、会う人ごとに、馬鹿げた機能を自慢できることで、十分元は取れるかもしれない。筆者は、もともと重量級で大きなFOMA端末に常時取り付けて会う人ごとに自慢している。おかげで、出番の少なかったFOMA端末だったが、最近は露出度が急激にアップしてきたようだ。携帯電話でのプレゼンに飽きたらPDAやミニノートPCでも活躍できるかもしれない。これからの忘年会シーズンに向けて、年齢を超えた「オヤジアイテムの筆頭候補」だ!


親指でレバーを押せば、普通の折り畳みケータイが自動オープンする 強力なスプリングを採用しているが、本体には傷を付けたりしない

ケータイの本体カラーに合わせて4種類のカラーが用意されている フライ級のケータイをぶっ飛ばさないためにスライド式指かけは重要だ

・ 携帯シャキーン製品情報(タカラ)
  http://www.takaratoys.co.jp/syaki-n/index.html


(ゼロ・ハリ)
2002/10/29 11:00

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