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本日の一品タイトルGIF
グルーヴバッグ トートで「ミュージック トゥ ゴー!」

グルーヴバッグ トート

ホワイトカラーで統一すべきだった。筆者のiPodの豹柄スクロール・ホイール・シールはこの場合は邪道だ
 海外の空港での長〜い退屈な「トランジットタイム」の消費だけの為に存在するものだとず〜と思っていた「スターバックス」が米国内だけではなく、日本でも韓国でもこんなに流行るとは、ほんの10年前までは想像もしていなかった。オマケにそのそっくりさんまでが何種類も溢れかえり、場所によっては、この手のコーヒーショップは道路に並ぶ電柱の数よりも多いのではと思う今日この頃だ。

 米国のこの手のコーヒーショップでは、飲み物や菓子パンを頼むと、やはり何事もロボットのように受け応えてしてくれる愛想が良くも悪くもない女性が、まず初めてなら何を言われたか分からないくらいのスピードで「ヒア オア トゥ ゴー?」と聞いてくれる。ご存じのようにこれは、「ここで飲む? それともよそで?」って聞いてるわけだが、同じ事を言っても米語は語彙の数が少なくて沢山の事を伝えられる化学式のような便利な言葉だ。

 我々日本人が「ウォークマン」の登場で「音楽をトゥ ゴーする」ようになってすでに四半世紀近くが経過するが、既に音楽はITの世界より圧倒的に早く「ユビキタス・ワールド」をクライアント・テクノロジーの凝縮と高性能化、低価格化を行なうことで力づくで成し得てしまったと考えることが順当かもしれない。一度この方程式が成り立つと、基本的に音楽というモノは何時でも何処でも聴きたい時に持って歩くことが当たり前となり、個人の音楽的な満足感を得るために膨大なコンテンツを収録できたり、配信でき、インハウスでもアウトドアでも何処でも全く同じ環境を目指したいモノなのである。

 限りなく低価格化の道を邁進するハードディスクを搭載した「IT的ウォークマン」の登場はIT業界の人間なら誰しもが相当昔に想像したごく当たり前のことなのだ。より無限に近いコンテンツをよりライトウェイトなクライアントに24時間365日提供するために通信ネットワークを使う方法ももう一方の有力候補だが、こちらはまだまだ理論とビジネスモデルだけが先行し、インフラの低価格化が思うように進んでいない。現在までのところは、「力ずく」軍団の圧倒的な勝利なのだろう。

 この「力ずく」のテクノロジーの代表的な流行モノでは、筆者も愛用しているアップルの「iPod」が有名だ。携帯型のプレイバック機器だとは言え、何時も「ヘッドフォンが原則」なんてことはない。筆者も自宅ではiPodをBOSEの巨大ラジカセであるAWMやAW-1に接続して単なるHDDミュージックデッキとして音楽を聴いているのが普通だ。しかしアウトドア環境では、普通はヘッドフォン以外は許されないのが実情だ。周囲に人がいない公園やビーチでもこれは同じだろう。昨日ゲットしたニューリリースを仲間全員で聴きたいこともある。そんな時の為にパワーアンプ付きの小さなステレオスピーカーを持ち歩くのも1つの解決策だが、もう1つスマートさに欠けるだろう。


サイドポケットの中にもう一つiPod専用ポケットが備えられている
 本日、ご紹介するグルーヴバッグ「トート」(Groove Bag tote)は、まさにそういった環境で最大の効果を発揮してくれる。「トート」は少し小降りのエルメスタイプの白いトートバッグに2個のスピーカーが側面にレイアウトされ、かばん内部の専用サイドポケットの中に作られたiPod専用のより小さなポケットにiPodを入れ、スピーカーに付属のケーブルをiPodのヘッドフォン端子に接続するだけで全ての設定は終了だ。サイドポケット全体はジッパーで閉じることが可能なので、他のモノが紛れ込む心配も無いだろう。

 ご存じのようにiPodは、収録した曲の選択や音量の調整など、操作全般を本体前面にある感度の良いタッチセンス方式の丸い「スクロールホイール」を使用する。お陰で1枚くらい厚手のビニールシートの上からでも上手くコントロールできるのだ。「トート」はその利点を上手く活用し、愛用のiPodをトートから取り出すことなく、入れたまま、外側から何時でも何処でも任意の操作を普段通りに実現できるのだ。

 「トート」自体は結構厚みにも余裕が有り、パソコンやケータイ、その他書類や雑誌などをある程度入れることのできるキャパを持っている。MP3の再生なら別にiPodに限らず、パソコンからでも可能なので、筆者のThinkPadのオーディオ出力端子にトートのスピーカー端子を接続してみたが、音量がiPodの場合よりかなり小さめだった。もう少し音量が出れば、クライアント先で行うマルチメディア・ビジネス・プレゼンテーションの必須アイテムになったかもしれない。残念だ。まあビジネスでの活用は別にしても、ありそうでなかったグルーブバッグの発想は近頃面白いモノがどんどん減ってくるクライアントIT業界にとってカンフル剤の1つになれば幸いだ。さあ、貴方も新春から「ミュージック トゥ ゴー」だ!


一見してごく普通のオシャレなトートバッグに見える かなりのキャパシティがあり、ワーキングウーマン向けでもある
品名 発売元 購入価格
グルーヴバッグ トート 加賀電子アップル販売事業部 オープンプライス


・ 製品情報
  http://www.ldkoffice.com/products/tote.html
・ 加賀電子
  http://www.taxan.co.jp/


(ゼロ・ハリ)
2003/02/14 11:02

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