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冬の北向きパソコン納戸部屋には「マグ・ウォーマー」が心強い!?

愛用のマックのマグが余裕で載っかる「マグ・ウォーマー」
 ワイフに理解(?)や諦めのある家庭や、夫に甲斐性(?)や絶対的な権限がある家庭では、程度の差こそあれ、中年親父が一時的にでも「少年の時代」に戻れる「隠れ家」的な個室を辛うじてゲットできるケースが見受けられる。

 筆者も、理由はともかくとして、ただただだだっ広くて、全体としては「市内全域が田舎」のような横浜市にあって、最寄り駅までたっぷり運動が可能な兎小屋マンションで、娘との戦いに敗れて北向きの小部屋をやっと確保している。小部屋と呼べば格好は良いが、マンションのパンフレットには「納戸」と記載されていた部屋だ。それまで「納戸」と「洋間」の違いさえ知らなかった筆者ではあるが、部屋の床面積に対して窓の面積比がある程度以下の洋間は住宅業界では「納戸」と表現する必要があるらしい。

 もちろん、自室を確保できるサラリーマンはさほど多くはないのだ、と自分で慰めてはいるが、それでも家族からいくつかの「厳守すべき条件」が付くケースが筆者に限らず多いようだ。筆者の場合も、他の共有部分を侵害しないこと、部屋内部から外部にケーブルその他の見苦しいモノを引き出さないこと、などの厳しいいくつかの条件が暗黙の内に決められている。

 筆者の「IT納戸」は、オマケにコンパスで計ったように「真北」を向いている。今思えば、マンション業者の「全戸南向きの快適リビング」という宣伝文句に騙されたに過ぎない。南があれば当然北向きの部屋があるはずだ。昔は、「電波置時計が本来の機能を活かして動作するIT向きな部屋」なんて負け惜しみを言っていたが、今やそのメリットも早々になくなり、ただ夏は猛烈に暑く、冬は異常に寒い、単なる狭い北向きの納戸となりつつある。


 しかし、四季の変化のある日本なら、夏は年中暑い国から学び、冬は寒い国からその生活様式で学ぶことを実践すべきなのだ。本日ご紹介するカナダ産の「Mug Warmer」(マグ・ウォーマー)も冬の長い寒いカナダや北米のあちこちで見られる商品だ。なぜか筆者の周囲以外の日本では、南向きの部屋をゲットして恵まれた生活をしている同輩が多いせいか、あまりこの手の商品を見かけることや噂を聞くことも少ない。

 米国ではよくある「通販生活マガジン」のトップ10に入っていても不思議はないくらい、オフィスでも、ちょっとコーヒーに凝った親父や姉御は「スタバ」のダサーイ「Myマグカップ」に「マグ・ウォーマー」ってのがよく見かけるスタイルだ。もう少し、ひねくれてダサくなると、筆者のように、1~2分は、その商品をゲットするまでの蘊蓄を解説できる「ファイヤーキングのマグカップ」にマグ・ウォーマーという感じになってくるのだ。同じように「ダサい」ことには変わりはないが、「成り行きでなったダサさ」と「計ってなったダサさ」には大きな違いがあると個人的には思っている。ここは大事なところだ。

 マグ・ウォーマーは、付属の白い電源コードが少し太く、堅く、あまりフレキシブルでないのが難点だが、それなりの温度になるモノを扱うので、ある程度は仕方ないだろう。実際にマグ・ウォーマーを使ってみるとコレがなかなかの優れモノだ。今まで、リビングからマグカップに入れたコーヒーを自室に運び込んで、5分もしない内に確実に冷めていたモノが、マグ・ウォーマーのお陰で、なんと一定の温度をかなり長~く保ってくれる。構造的には今やどこにでもある「コーヒーメーカー」のポットを置く丸い熱を持つ部分だけを取り出して、別の製品にしたモノと考えれば良いだろう。

 国内で現物を自分の目で確認して購入できるなら問題はないが、熱を持つプレート部分の直径は少なくとも愛用のマグカップの底面の直径より大きい必要がある。それと、できればマグカップの底面は限りなくフラットなモノが望ましいのは中学校の理科の範囲なので、敢えて聡明な読者の皆様には説明は不要だろう。マグ・ウォーマーのお陰で、筆者も久しぶりに寒い2003年の冬をなんとか越せそうだ。「ケーブル類の持ち出し禁止令」のために無線LANを家中で使える環境を作ったが、家族の中で筆者だけは、ウィークデーのほとんどを納戸IT部屋で過ごし、依然として快適・高速な有線LANを大活用している。


電源を入れると警告ランプが点灯し、黒い部分が熱くなる 一定の温度を継続的に保ってくれる「冬のベストバイ商品」だ!
品名 購入価格 購入場所
マグ・ウォーマー 9~15ドル 米国のインターネットWebショップ



(ゼロ・ハリ)
2003/03/04 11:16

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