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ケータイカメラをさらに楽しく! 「ケンコーおもしろレンズシリーズ」
このようにケータイに貼る部分に粘着クッションを使っている。粘着クッション用のカバーが付いているので、使っていないときも粘着クッションがダメになることはない
さっと出してさっと撮れる……そんな手軽さが受けたこともあり、ケータイのカメラを多用している人はかなり多い。出はじめの頃は、ケータイを被写体に向けて写真を撮っている自分の姿がちょっと恥ずかしかったりしたものだが、今やそれも懐かしい。だって至る所でそんな光景を見るんだもーん。
カメラのレンズやフィルターなどで有名なケンコーから、ケータイでの写真撮影を楽しくするフィルター「おもしろレンズシリーズ」が発売された。「ひろ~く撮れる」「ほそ~くふと~く撮れる」「たくさ~ん撮れる」「3つに撮れる」「ラブラブに撮れる」「スーパースターに撮れる」「色鮮やかに撮れる」「寄って寄って撮れる」と8種類もあるのでどれを買おうか悩んでしまった。しかし、どうせならって感じですべて購入したのである。
さっそくケータイ端末でテストしてみた。このフィルタは、粘着クッションが付いていて、その粘着力を利用してケータイに貼り付けて使う。粘着クッションの触り心地はなんかねちょねちょした感じで、どちらかというとスライムを固くしたって感じ。何度でもくっつけることができるのが便利で、粘着力が弱くなっても、粘着面を水拭きすることで粘着力が回復する。ただし、ケータイ本体に貼って使うタイプのため、利用できないという端末もある。筆者の持っている端末では、ドコモのD505iSがまったく利用することができなかった。また、レンズの周りに枠などが付いているタイプは、粘着面が柔らかいため貼れることは貼れるのだが、利用しているうちにはがれてくるということもよくあった。貼りやすく、はがれづらかったのは、ドコモのP505iSとauのA5404S。どちらもレンズの周りが平らで凸凹したところがないため貼りやすく、はがれづらかった。
このようにケータイのレンズ部分に貼り付けて使用する。ケータイのレンズ周りが平らなほど貼りやすくはがれづらい。レンズの中心に合わせて貼るのがけっこう難しいかも
今回は、テストと言うことで新しく発売されたドコモのFOMA「P900i」「N900i」「F900i」に加えて、各キャリアで一番画素数の多い200万画素端末でテストしてみるべく、ドコモの「SH505iS」やボーダフォンの「V601SH」を使ってみた。auの「A5403CA」でも試してみようと思ったのだが、残念ながらうまく貼り付いてくれなかったのでテストできなかった。
それぞれのフィルターを利用した写真は以下の通りだ。フィルタによっては、画面の四隅にケラレがでるものがあることがわかる。また、クローズアップレンズなどでは、オートフォーカスが効きづらいという感もあり、オートフォーカスをオフにして撮ればいいのにと思う一面も。また、フィルタが回るようになっているタイプでは、回転させながら効果のある場所を探るため、次第に本体からフィルタがはがれてくるということが多く、端末によってはちょっと使いづらいかも……という印象を受けた。
とにかくケータイカメラを遊び心を持って使っているっていうユーザーには、楽しめるフィルターであろう。1つが900円前後(筆者は1つ880円で購入した)なので、それを高いと感じるか安いと感じるかは、どこまで使いこなすか、買った人次第という感じである。ちなみに筆者は、「ひろ~く撮れる」と「寄って寄って撮れる」の利用価値が高そうと感じた。そうそう、これらのフィルタの持ち運びに関してだが、すべてストラップとしてケータイにつなぐことが可能なのでなくしたりすることもないだろう。
今回ここには一部の写真しか掲載しなかったが、それぞれの端末ごとの写真を
筆者のサイト
の「携帯情報局」の中に掲載した。興味のある人はどうぞ。
「ひろ~く撮れるワイドレンズ」を装着したP900iで撮った写真。ちなみにどのケータイを使っても四隅にケラレがでてしまう
「ほそ~くふと~く撮れる」を装着したSH505iSで撮った写真。かなり細めに写るので女の子は喜ぶ……かも
「ほそ~くふと~く撮れる」をつけて、F900iで撮った写真。どのケータイを使っても左右にケラレがでてしまう
「たくさ~ん撮れる」をつけてN900iで撮った写真。6面に写る。もう少し離して撮った方がよかったかも
これは「3つに撮れる」をつけたV601SHで撮った写真。3つに写る。これももう少し離して撮った方がよかった
「ラブラブに撮れる」をつけたP900iで撮った写真。ピンク色の中にハート型に切り抜かれて撮影される
SH505iSで撮った写真。ふたつフィルターが付いていて、こちらは「グリーンフィルター」
N900iで撮った写真。ふたつフィルターが付いていて、こちらは「セピア調フィルター」
「スーパースターに撮れる」をつけたN900iで撮った写真。青色の中に星形に切り抜かれて撮影される
P900iで撮った写真。こちらはノーマル
「色鮮やかに撮れる」をつけて風景を撮ると色鮮やかになる
「寄って寄って撮れる」をつけてV601SHで撮影。ケータイのマクロ機能を利用するよりも寄って撮影できる
品名
発売元
購入価格
ケンコーおもしろレンズシリーズ
全8種類
ケンコー
880円
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URL
製品情報
http://www.kenko-tokina.co.jp/digital/
(木地本 昌弥)
2004/03/10 11:13
ケータイ Watchホームページ
ケータイWatch編集部
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