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スパイキットを思い出す? 「書いても見えない怪しいペン」

一見したところ、ごく普通のサインペンに見えるが……
 他人には見られたくないメモや予定でも、ふだんは頭の特別の引き出しにしまっておいて、必要な時に苦労なく取り出せる特殊な能力のある人はそれだけで幸せだ。筆者は、実際には、紙や手帳にメモしておいても取り出すタイミングを忘れて失敗してしまうことが多い。そのくせ、他人には知られたくない秘密が多い。また従来はPDAで管理していたスケジュールを昨今著しく機能充実したケータイに代えた。またそれだけでは一覧性の観点が少し足りないので、平行して、しばらく使っていなかった紙のスケジュール帳も復活させた。

 使用できる権限者を限定できるPDAやケータイはそれなりに工夫すれば、内部のデータを不用意に他人に見られる危険性は少ないが、紙の手帳はそうはいかない。しかし、頭の構造が恐ろしく整理されておらず、物忘れも人の何倍も激しい人間は、他人に見られるのが嫌だからといって、メモやスケジュールを手帳などに書かずにいたら、ビジネスマンとして、あるいは男として、失格の烙印を押されかねない。筆者を代表とするそういう人種には、おつむの程度に見合ったリーディング・エッジ・テクノロジーを採用したウルトラ・ツールが必要だろう。

 昔から、隠したい地図や文字列を特殊なペンで書いて、それを別のラインマーカーのような特殊ペンでなぞると、あ~ら不思議、先に書いた地図や文字列が見事に消え、さらに別の第3のペンでなぞると、消えていた文字が再現する――というスパイキットのようなペンセットがある。筆者も持っていたことがあるが、子供時代の学習雑誌の付録を思い出して、ノスタルジーを感じる方も少なくないだろう。PDAやケータイでの個人情報管理が全盛の時代にあっても、それだけではちょっと寂しい。

 そんなわけで本日は、筆者の秋葉原巡回コースの1つであるグッドマン店頭で見つけた、商品名不明の怪しいペンをご紹介しよう。このペンで書いても、透明インクのように、メモ用紙の表面に付いた筆跡が辛うじて湿った感覚になるくらいで、ほとんど描いた軌跡は見えない。乾燥するとますますその境目は見えなくなり、ほぼ何も描いていない白紙状態に見える。

 ところが、書いた紙にペン先と反対側に装備されたレーザーポインターのような機構から発光する特殊な光を照射すると、なんと何もない紙面にさきほど書いた文字や絵が浮かび上がるのである。これなら仕事に使っている手帳に彼女との待ち合わせや、旅行のスケジュールを書いておいても、うっかり他人に見られてしまう危険性は限りなくゼロに近いはずだ。

 ただし、筆者はまだこの「怪し~いペン」を使用し始めてからたった1週間しか経過していない。従って、経年変化によるインクの変色に関しては保証の限りではない。去年のメモの文字がうっすらと見えるようになって、読者諸兄がワイフや彼女に見つかり、もしも昔のことでとっちめられても一切関与しないのでそのつもりで……リーディング・エッジなテクノロジーの採用による満足度の向上はITシステムに関わらず、常に危険と背中合わせであることを忘れてはならないのだ。アーメン!


透明インクが不思議なのと、背中にはレーザーポインターのようなモノが!? 光を照射したときのみ、カレンダー上の見えなかった文字が見える! これは使えるかも……

製品名 購入場所 価格
筆者がMagicPenと勝手に命名 秋葉原ガード下「グッドマン」 400円



(ゼロ・ハリ)
2004/05/10 11:02

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