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技術がないなら道具に頼れ! 物品撮影用スタジオセット
収納時の写真。携帯電話と比較するとやっぱり大きいが、厚さはそれほどでもないため意外に場所を取らない
筆者が生まれて初めてデジカメを手に入れてから、もう4年ぐらいになる。が、相変わらず下手の横好きで写真の腕は一向に向上しない。最近では携帯電話に搭載されているデジカメも本格的なものが登場していて写真を撮る機会が多いものの、なかなか思うように撮れないという人も多いのではないだろうか。
特に筆者が苦手としているのが、物の写真を撮る、いわゆる“物撮り”だ。まず被写体との距離が近いため、写真がぶれやすくなるし、被写体に自分が写りこんでしまうこともある。また、室内で撮影すると蛍光灯の影が写ったり、綺麗に撮ろうとライトを当てると、今度はそのライトの反射が写りこんでしまったりすることもある。また、これは筆者だけの問題かもしれないが、部屋の環境も問題だ。机の周りには読みかけの本などが大量に置いてあるため、余計なものが写ってしまうことがある。これは避けたい。このように、物撮りではクリアしなければならない障害が実に多いのだ。
「腕が無いならまず道具に頼る」が信条の筆者としては、地道な修行で腕前を上げていくのはなるべく避けたい。手ぶれ問題に関しては手ぶれ補正機能付のカメラを導入したり三脚を導入することで何とか解決したのだが、その他の問題にはいつも頭を悩ませていた。
そんな時、友人から教えてもらったのがこの「キレイに撮り隊 デジカメスタジオ」だ。この「キレイに撮り隊デジカメスタジオ」はいわゆるミニスタジオになる。半円のドーム状のスタジオの中に被写体を入れて撮影すると、何も無いところで撮影したものよりも、はるかに綺麗に写るという優れものだ。この半円のドーム状は光を拡散してくれるので、部屋の照明やライトが写りこんでしまうことを防いでくれる。さらに緩やかに傾斜をつけられるので、真上から写真を撮ることによって自分が写りこんでしまうことも激減した。スタジオを置くスペースさえ確保してしまえば、雑多な物があふれている部屋でも背景を気にせずに写真を撮れる。まさに物撮りに必須なアイテムと言えよう。
本体に敷くシートはリバーシブルになっており、青色、もしくは灰色どちらかを背景に選べる。また、使わないときはコンパクトに畳めるので、収納性が高いのもポイントだろう。組立はマジックテープを使って簡単に行なえるし、特に道具を必要としない。組立時も収納時もそれぞれ1分弱で作業は完了する。
物撮りを日常的にしている人、特にオークションの出品物を撮影している人は、こういったミニスタジオを使ってみてはいかがだろうか。今までよりも格段に綺麗な写真が撮れるだろう。
マジックテープを使って、簡単に組み立て&片付けることができる。作業時間は約1~2分
かばん状のケースを広げ、背景シートを設置し、中に入っている半円状のドームを取り付けて完成
背景シートはリバーシブルになっている。こちらは灰色
実際に携帯カメラを撮ってみた。結局は腕が悪いのであまりいい写真ではないが、それでも従来の筆者の写真に比べれば綺麗に写っている
品名
発売元
購入価格
購入場所
キレイに撮り隊 デジカメスタジオ
コクヨ
8,977円
ヨドバシ・ドット・コム
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URL
製品情報
http://www.kokuyo.co.jp/toritai/
(杉村 啓)
2004/06/02 11:08
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