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安心便利でペットも嬉しい? 「関空ペットホテル」
関空ペットホテル プロムナード
今や未曾有のペットブーム。特に犬・猫の人気にはビックリさせられるものがある。ペットを飼っているものにとって重要な問題が、飼い主が留守にしないといけない時の対処だ。それが一日ぐらいならいいかもしれないが。数日留守にせざるを得ない場合というのが必ずある。これが問題なのである。そのようなときは、たいてい親戚や知り合いに預けたり、あるいは見に来てもらったり、はたまたペットホテルを利用したりするというのが一般的だろう。そこで今回は、普段の本コーナーとひと味違ったサービスを紹介したい。関西国際空港内にできた「関空ペットホテル プロムナード」は、日本で初めて空港内にできたペットホテルなのだという。
この関空ペットホテルの大きな特長は、24時間対応という点と、リアルタイムカメラサービスだ。24時間対応の良さは、朝一番の便で出かける場合でも預けられ、何時に戻ってきても受け取ることができるってこと。たいていのペットホテルには営業時間がある。したがって、朝5時に出発して夜11時に帰ってくるという場合、1日だけ預かってもらえればいいのに、前日から翌日まで計3日間預けないといけないという場合があるのだ。単にお金の問題だけではなく、かわいい自分のペットに早く会いたいっていうのが人情だろう。ペットだって心待ちにしているに違いない。
そしていつでもペットの様子が見られるという「リアルタイムカメラ」サービス。これは、FOMAの「テレビ電話機能」を利用している。ペットホテルの各部屋内にはEIZOのFOMA対応ライブカメラ「AirView」が設置され、カード型FOMA端末が装着されているという状況だ。飼い主は、同サービス専用に用意されたFOMA端末から24時間いつでも自分のペットが見られるという仕組みである。テレビ電話機能を利用しているから、静止画と違って動画が見られるのがありがたい。ただ、自分のFOMAを持っていたとしても、それは利用できない。その辺がちょっと残念なところだが、自分のペットがどんな状況か見てみたいっていうのが飼い主の心理であろう。FOMA端末の貸し出しは一日1,000円となっており、通話料は別料金だが、利用しているユーザーはかなり満足しているという。
ホテルとしての価格はかなりリーズナブル。チワワやトイプードルといった小型犬で24時間4,000円。グレートデンやボルゾイといった超大型犬でも24時間で10,000円、ちなみにレトリバーは8,000円だ。この金額で食事、ベッド、おもちゃが付いているし、24時間スタッフが常駐しているのでペットが寂しがるということもないという。関西国際空港を利用するという人には利用してみてはいかがだろうか。ちなみに利用にあたっては要予約である。
24時間営業ということで、スタッフも24時間常駐だ
EIZOの「AirView」が設置されている
借り受けたFOMA端末で、いつでも愛するペットの状況を確認できる
ペットたちにとっては至れり尽くせりの環境かも
店名
利用料
場所
関空ペットホテル プロムナード
24時間4,000円~
(犬種によって異なる)
関西国際空港
空港駅北広場そば
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URL
関空ペットホテル プロムナード
http://www.kansai-airport.or.jp/pethotel/
(木地本 昌弥)
2004/06/08 11:13
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