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くるくる巻き取りピタっと留めればセンサー保護 「Notebook Optical Mouse Plus」
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「Notebook Optical Mouse Plus」
このカラーはプレミアムシルバー&ブラック
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ごくごく当たり前のように使われるポインティングデバイスであるマウス。ボールを用いて内部のローラーの動きで移動量、速度を計るメカニカルマウスに代わり、LEDとセンサーを使ったオプティカルマウスが現在では主流になっているのはご存じの通りだ。その昔は格子状の専用マウスパッドが必要だった光学式マウスも進化し、今ではマウスパッド不要でほとんどのケースにおいて、スムーズにオペレーションできるほどまで進化している。
メカニカルの頃もオプティカルになってからも、マウス底面のセンサー部分は心臓部とも言える箇所。傷が付いたりしてしまっては正確な測定ができず、誤動作が生じる危険性がある。特にノートパソコンと一緒に持ち運ぶ機会の多いモバイルマウスであれば、なおさらそういった危険に遭遇する確立は増えるだろう。
本日の一品、ロジクールの「Notebook Optical Mouse Plus」は、ちょっと変わったアイデアで携行時にセンサーを保護してくれる。このマウスの側面には、ぐるっと浅い溝が掘られており、収納時はこの溝にケーブルを巻きつけることでスッキリと収納できる。
この機構に加えて、巻いたケーブルがほどけないようにする仕組みが面白い。USBコネクタにボタンが備え付けてあり、マウス背面にパチッと固定させられるのだ。これにより、収納時はマウス背面のセンサー部分がUSBコネクタに覆われ露出することがなくなり、携行時に傷が付く危険から守ってくれるというワケだ。
マウスそのものの機能としてはごく普通のスクロールマウス。特にドライバを入れなくてもUSBポートに挿すだけで即利用可能だが、デバイスドライバを組み込むことでセンサーの分解能を400dpiから800dpiに高められるので、常用するパソコンには組み込んでおきたい。また、「このツールがあるからロジクールを使うんだ」というユーザも多いであろう「Mouseware」ももちろん健在だ。
ケーブルの収納やセンサーの保護が考えられているだけあって、ターゲットは名前の通りノートパソコンユーザーだ。携行することをメインに考えられているのでデスクトップ向けのマウスに比べて本体はやや小さ目だが、操作性は決して悪くない。また、カラーリングが豊富でプレミアムシルバー&ブラック、ブルー&ブラック、レッド&ブラック、ホワイト&オレンジ、ホワイト&グリーン、ホワイト&ブルーと6種類用意されているのもポイントだ。質実剛健のイメージが強いIBMのThinkPadから東芝のDynabook EXのようなパールホワイトを基調としたスタイリッシュかつ爽やかなイメージのマシンまで違和感無くコーディネートできるだろう。
コードを巻き取れるマウスはよく見かけるが、さらに一工夫してセンサー保護までやってのけた製品は珍しい。マウスを乱雑にバッグに詰め込んでしまいがちな方にはちょっと見てほしい一品だ。
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本体側面に浅い溝が掘られており、コードを巻き取れる
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USBコネクタとマウス底面にボタンを備える
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マウス背面にパチっとはめ込むとセンサーを保護できる
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品名 |
発売元 |
購入価格 |
購入場所 |
Notebook Optical Mouse Plus |
ロジクール |
2,489円 |
ロジクールストア |
■ URL
製品情報
http://www.logicool.co.jp/products/m_mouse/mdo_30.html
(古宮 創)
2004/08/04 11:05
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