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“中国な”お土産に「中国結」はいかが?
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さまざまな意味を持つ中国結
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中国結のストラップにケータイ入れ。まさに中国結尽くしだ
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中国は10月頭、3大連休の1つである「国慶節」だった。中国はただでさえ人が多いと言われるのに、みんな休みなものだから、その街一番のショッピングストリートや、有名観光地は人でごったがえし、とんでもない賑わいとなる。観光地では、地元産のお土産製品はもちろん、全土共通のお土産としてどこでも販売されているのが「中国結」だ。
「中国結」は、中国の伝統工芸品で紀元前からの歴史があるものだとか。赤い紐を用いて、いくつかの決まった型とアクセサリなどを組み合わせるのが基本。ちなみに台湾では、中国結の文化がさらに発達しているらしく、赤い紐だけでなく色とりどりの紐を組み合わせて作ると聞く。
商品としての中国結は大小さまざま。中国結そのものだけではなく、携帯電話用のストラップやケースなどもいろんなバリエーションが見られる。
それぞれの中国結の結び方には意味がある。魚のような形のものは「年々有余(毎年稼ぎを全部使い切らず貯蓄する)」という意味があり、魚の下にある球のような結び目は「平安」という意味があるという。また「福」の字の中国結は、字の上下にカラフルな紐で円が描かれているが、この形は「如意」という意味がある。
見かけの美しさだけではなく、それぞれ意味があるので、自分用、はたまた友人などへのプレゼント用に購入すると良いだろう。実際のところ、中国ではこれを家に飾っている人もいれば、飾っていないところもあり、飾ること自身が習慣になっているわけではなさそうだ。ただし飾るとなれば「一年の計は元旦にあり」なので、旧正月の季節に一番多く目にする。
中国結は有名な土産物なので、横浜や神戸の中華街でも売っているし、ネットで探してみると通販しているところもあるようだ。
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こちらは中国結のストラップ
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品名 |
購入価格 |
購入場所 |
中国結 |
3つで20元 (値切り後の価格) |
中国雲南省昆明市の屋台 |
(山谷 剛史)
2004/10/26 11:02
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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