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肌寒い日は「USBカップウォーマー」がカップを包む
パッケージ。見ただけでは、何に使うか、よくわからない
「夏になればUSBの扇風機」というのはもう定番だが、そのうちご飯も炊けるようになるかもしれない。そんな気がしたのは、「USBカップウォーマー」を見つけたからだ。
冬が来ると、「うちにはパソコンがあるから部屋が温まる」なんて冗談を言ったことがある人もいるだろうが、これは“パソコンがあるから温まる”一品だ。使い方は簡単。ホットドリンクの入ったマグカップに巻いて、USBポートに差し込むだけ。特別なドライバーソフトは不要だ。
早速USBポートに差し込んでみると、ウォーマー自体は2分ほどでほんのり温かくなった。温度は人肌といったところだろうか。ここに入れたての珈琲の入ったマグカップをセット。どんなものか試そうと思ったが、1時間もたたないうちに飲み終わってしまった。ただ、確かに温めている分、急激に冷えることはないような気がしたのは事実。これで60度のホットドリンクの温度を1時間40度以上に保つという。ご飯を炊けるような高温になるわけではないので、永遠に飲み頃温度を維持できるものではない。あくまでも「冷めにくくする」ということだ。
難点を挙げるとすれば、カップを口に運んだ際にラバーの臭いがすること。香りを楽しみたいときに、最初に鼻につくというのは少々いただけない。着脱可能、つまり洗濯できるコットン素材などにするとかなり違うのではないだろうか。また、ケーブルが少々気になるし、カバーに口をつけてしまわないか一瞬不安になる。
また女性の場合は口紅をしていることが多いはずなので、特にダイナマイトな唇をお持ちの方は触れてしまうのではないかと気になるだろう。その際は大きめのカップのご利用をお勧めする。
実はこれ、引越祝いでいただいたモノ。なるほど。「足りない温もりはUSB経由で補充しろ」とおっしゃるわけですね。そりゃそうだ、人といるよりパソコンと向かい合ってる時間のほうが長いのだから。何かを捜し求めるより、USBポートに差し込んだほうが早いのは事実。認めざるを得ない。
人はUSBでどこまで幸せになれるのだろうか……ふとそんなことまで考えてみた。個人的には余分な贅肉を分解してくれるような機能が欲しい。どなたかよろしく。
開けてみるとこんな形に
カップの周りにぐるりと装着。ただし小さめのカップだと少々飲みにくくなるかも
パソコンとともにほっと一息
品名
購入価格
購入場所
USBカップウォーマー
1,230円
楽天市場
(すずまり)
2005/03/30 11:05
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ケータイWatch編集部
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