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監督の戦術がチームを勝利に導く！
フットボール・チェス「レジスタ」
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フットボール・チェス「レジスタ」。青の日本代表は3バックでスタート
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2006年FIFAワールドカップ・アジア最終予選は、いよいよ大詰めになってきた。「普段サッカーを見なくても、ワールドカップの試合だけは見る」という方も多いだろう。ワールドカップとなれば、どの試合も注目の一戦となることは間違いない。
だが、果たして現在のフォーメーションで日本代表は勝てるのだろうか？ そんな疑問を検証するため、ゲームでシミュレーションすることを思い立った。家庭用やパソコン向け、アーケードなどサッカーゲームは百花繚乱だが、今回はじっくりと検証してみたかったので、電気を使わないボードゲームを用意した。それがフットボール・チェス「レジスタ」である。「レジスタ」とはサッカー用語で、チームの司令塔の役割となるポジションの意。ゲーム内でも特殊能力を持っていて、攻撃の起点となっている。
簡単にルール説明をしよう。
- 行動は「ターン」と呼ばれる単位に区切られている
- 1ターンに動ける選手は2人まで
- パスは何回でも可能
- 選手の移動と、パスが終わったら自ターン終了を宣言し、相手の行動となる
- ボールを持っている選手に対し、守備側選手を隣接させると、「タックルした」としてサイコロを振り、目の大きい方がボールを保持する
- シュートされた場合はサイコロを振って判定し、シュート側の目が大きければゴールとなる
基本はこれだけと、いたって簡単。ただし、通常選手の4～9コマのロングパスは精度が下がるのでサイコロによる成功判定が必要になるのだが、レジスタのコマだけは9コマのパスも判定が必要なく正確なパスができるという特殊能力を持つ。これで「レジスタ」がいかに重要なポジションであるかお分かりいただけるだろう。
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プレイの結果、見事相手の攻撃を封じ込めた
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早速友人を呼び出し、シミュレーションを開始。私は、前回のバーレーン戦で使用された3バック（守備の選手が3人）戦術を使用した。守備の選手を3人にすべきか4人にすべきかはしばしば議論になる点であり、私が個人的に有力であると考える3人での守備が、果たして機能するかどうかを検証したかったのだ。
その結果、守備陣の最終ライン押し上げやマンマークを徹底することによって、相手の攻撃を見事完封することができた。一方攻撃では、2回ほどシュートチャンスがあったのだが、私のサイコロ運の悪さで2回とも外してしまい、決定力不足が叫ばれる日本代表の現状を、皮肉にも再現する結果となってしまった。
一戦目は引き分けになったので二戦目をしたところ、二戦目も守備は完璧。シュートも一本決まり、私が率いる日本代表は無事勝利した。だが、友人にロスタイムを要求され余裕を見せてOKしたところ、守備陣に奪われたボールが相手レジスタに渡り、相手フォワードの放ったシュートで、あっさり同点に追いつかれてしまった。
何やら日本代表にとって不吉なシミュレーションとなってしまったが、簡略化されているにもかかわらず、その内容は紛れもなくサッカーであった。練りに練られたゲーム設計に、友人と共に感嘆した次第である。
「そんな結果には納得できない！」という“監督”は、是非とも私の結果を覆して頂きたい。製品ホームページによればアナログ版を完全再現したEZアプリがリリースされているとのことで、そちらも試されてはいかがだろうか。
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日本代表をイメージさせる（？）格好いい青色のパッケージ
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ボードをひっくり返すと、フットサルでのプレイも
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| 品名 |
発売元 |
購入価格 |
購入場所 |
| フットボール・チェス「レジスタ」 |
グラパックジャパン |
1,560円 |
amazon.co.jp |
■ ＵＲＬ
製品情報
http://www.regista.info/
（ナカムラ）
2005/05/18 11:05
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
Copyright (c) 2005 Impress Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.
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