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粉モノ商品のパッケージ袋を使いやすく「ふたつけルン!」

 本来、包装され収納されている紙袋やパッケージは、その内容物の特性を考えた上で作られ提供されているはずで、わざわざ別の袋などに入れ替える人は少数派だろう。

 しかし、こうしたパッケージは消費者の手に届くまで保存することを大前提に作られている。品質の保持が第一であって、購入した後にひんぱんに内容物を取り出すには内容物が取り出しにくいというパッケージも多い。

 そうした問題を解決するアイディア商品が売られている。CLASPというペット用品の会社が、2年も前に発表した「ふたつけルン!」という商品がその面白役立ち商品だ。そのネーミングから容易に想像できるように、筆者の故郷でもある大阪のユニークな会社の商品だ。

 商品には、大小2つのサイズがあり、大小に関わらず、それぞれは、内ネジ(写真1左)、外ネジ(写真1中央)、そして本来のキャップ(写真1右)の3個のパーツから構成されている。最初は少し難しいが、目的のパッケージのコーナーを内ネジの外形サイズに合わせて斜めにカットし、内ネジを内部に入れ、カットしたパッケージの周囲を外ネジで挟み込むように締め上げていく。最後にキャップをねじこめば完成だ。筆者宅では、宅配されるドッグフードや、挽いた珈琲豆の取り出し用途に大活躍している。

 従来、購入時のパッケージをそのまま利用できることは、コスト的には良好であったが、クリップやゴムバンド、セロハンテープなどを使ったパッケージの開閉は、少々面倒だ。パッケージのコーナーをカットするのに多少の慣れは必要だが、一般的によくある瓶の開閉と同じ「ふたつけルン!」のユーザインターフェイスは、多くの消費者の支持を集めることだろう。購入時のパッケージをそのまま使うことで、賞味期限表示のあるモノや、商品説明などが残ることは大きなメリットだ。

 軽くクリップで止めただけのドッグフードが棚から落下して、たっぷり昼下がりにおこぼれに預かったりしていた愛犬からすると、余分で迷惑なアイディアかもしれないが、人間にとってはメリットの多い商品だ。


キャップを取った珈琲豆のパッケージ。うっかりこぼすことが激減した 少し力は必要だが、アルミ系のパッケージにも有効だ。湿気対策にはメリットありと見た

製品名 価格 購入場所
ふたつけルン! 大2個小2個のセットで1,000円 「CLASP」Webサイト



URL
  CLASP(「ふたつけルン!」の直販あり)
  http://www.clasp.com/


(ゼロ・ハリ)
2005/06/20 11:58

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