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軽量で収納力抜群。ブランド的嫌みのないヴィトンの逸品!

上に行くほど、急激に軽くなっていく。一番上がユタのブリーフケース

愛用の「ThinkPad X41」。タブレット+デカ電池でも余裕で収納できる
 筆者のペンネームである「ゼロ・ハリ」は、読者もご想像の通り、米国のゼロ・ハリバートン・アタッシェケースのコンセプトや素材感が大好きで、関西人の筆者が約20年前に「ミスド的発想」で安易に付けたものだ。丈夫な反面、あまりに重いその重量は、パワー溢れる20~30代半ばまでなら問題なさそうだが、それ以降の年代で、特別な思い入れがないユーザーにはなかなか耐えることのできない重さであることも確かだ。

 筆者のコレクションでも、4個まで急激に減ったゼロ・ハリバートンのアタッシェケースは、今や単なるインテリアの一部として室内に存在している。代わって筆者の「日常使いの鞄」のメインストリームとなったのは、国内外各社のブリーフケースやビジネスにも使えそうなトートバッグだ。しかし、これらの中でも、鞄の基本である「持ちやすさ」、「収納力」、「愛着のわく何か」、そして時に重要な「価格」、加えて「語れる蘊蓄」、使用目的に応じた「レア度」、「目立ち度」、「埋没度」等の点を考慮した場合、それほど多くの選択肢があるわけではないことに、すぐに気づいてしまう。

 ビジネスでも使いたい鞄だと、基本の持ちやすさ、収納力、愛着がわくことの3点は押さえたとして、次に重要なのは、価格と埋没度の2点であると筆者は考えている。価格と埋没度との関係は、意外に正常分布しているようで、そこそこの価格のブランド製品は埋没度が低く、目立ち度やレア度が高くなるという、当たり前の傾向が見られる。すべてではないが、多くのブランド製品の価値は、目立ち度にもあることは明白だ。

 これらは時代によっても変化し、ゼロ・ハリバートン社のアタッシュは、現在も目立ち度は高いが、レア度は極めて低い、誰でも持っている商品になってしまった。これは、価格低下による数の増加や、広く一般に知れ渡ってしまい、蘊蓄も誰でも語れるようになったことが原因だろう。

 本日ご紹介する「目立たないヴィトン」は、同社の新しいユタシリーズ中、ビジネスにも使える唯一のブリーフケースだ。

 ビジネス鞄の基本である持ちやすさと収納力、愛着のわく何かの3条件を軽々とクリアし、語れる蘊蓄、レア度も実現。そして何より、ビジネスに重要な埋没度をも完璧にクリアし、目立ち度を完全に排除した商品だ。ただひとつ、できることなら「価格」面をもう一頑張りしてほしいと思うのは、筆者だけではないだろう。


よくあるブリーフケースと比較すると、版サイズは小さく、厚みは大きい これぐらいの収納物は軽くクリア、型崩れが少ないのが特長だ

商品名 価格 購入場所
ヴィトン ユタシリーズ
ブリーフケース
224,000円 ルイ・ヴィトン銀座並木通り店



URL
  ルイ・ヴィトン
  http://www.louisvuitton.com/web/index.jsp


(ゼロ・ハリ)
2005/12/19 10:59

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