本日の一品 USBメモリが挿せるハブ

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USBメモリが挿せるハブ

製品パッケージ。カラーは写真のシルバーのほか、ホワイト、ブラックなど計8色がラインナップされている

　パソコンショップの店頭に並ぶUSBハブのラインナップに、最近ちょっとした変化が起こっている。それは、側面に並ぶポートに加え、上面に独立したポートを装備した製品が増えたことだ。デザインこそ多種多様だが、大手サプライメーカーのほとんどが、この上面にポートがついたUSBハブをラインナップするようになってきている。

　これは言うまでもなく、USBメモリやデジカメなど、頻繁に着脱する機器を挿すための専用ポートという位置付けだ。実際にやってみると分かるが、USBハブの側面ポートにUSBメモリを挿そうとすると、もう一方の手でハブを持ち上げたり押さえたりしなければならず、非常に面倒だ。上面にUSBポートがあれば、少なくとも挿入の際には片手でオペレーションが行えるし、抜く際でも、ほかに挿さっているケーブルが抜けないか気を遣わずに済む。

　今回紹介するサンワサプライのUSBハブ「USB-HUB222シリーズ」は、これら上面ポート付ハブの先駆けと言える存在だ。円盤型の筐体の上面に1ポートが装備されており、USBメモリを上から垂直に挿すことができる構造になっている。ポートには軟質樹脂製のカバーがつけられており、ホコリの侵入を防いでくれる。

　また、下段に設けられた3ポートは、ポートの間隔がかなり広く、挿し込んだUSBケーブルがハの字状に広がるようレイアウトされているため、抜き差しがしやすくなっている。写真にあるワイヤレスマウスのレシーバーなど、幅が広いデバイスを接続する場合にも便利だろう。

　役割的にはすでに枯れたジャンルと思われているUSBハブも、今回紹介した製品のように、実用的な機能の追加は目白押しである。本稿執筆中も、USBポートが1本ずつケーブル式で独立したハブや、miniBポート仕様のハブが発表されるなど、かなりホットなジャンルと言える。2年ほど前と比べるとそのバリエーションの豊富さは一目瞭然なので、古いハブをお使いの方は、一度店頭に足を運ばれることをお勧めする。既存のハブにはない工夫を凝らした製品がきっと見つかるはずだ。


筐体は円盤形でスタイリッシュ。本体が軽いのがちと難点	上面ポートにUSBメモリを挿した状態。急いでいる際に、片手で挿せるのはありがたい


4ポートすべてにUSB機器もしくはケーブルをつないだ状態。ハブの設置場所はディスプレイ脇がベストだろう	下段の3ポートはハの字状に広がるようレイアウトされており、抜き差ししやすい。右側のレシーバーのように幅が広いデバイスも左右に干渉しない

品名	発売元	購入価格
USB-HUB222SV（シルバー）	サンワサプライ	3,980円

■ ＵＲＬ
　製品情報
　 http://www.sanwa.co.jp/product/syohin.asp?code=USB-HUB222SV&cate=1

（kizuki）
2006/03/17 11:08

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