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たった8個なのに難しい! ホマーのルービックキューブ

本体を抜いたパッケージ。チャレンジ前に写真を撮っておくべきだった
 ルービックキューブは1978年にハンガリーのルービック氏が発明した立体パズルの一種だ。日本でも2005年に発売25周年を迎えたとのことで、さまざまなイベントがあったらしい。パズルにはさほど深い興味も持っていないし、得意とも言えない筆者ではあるが、たまたま立ち寄った米国内のモールの玩具屋さんで、超簡単そうな面白いルービックキューブもどきを見つけたのでお土産用に購入した。

 ルービックキューブを知らない人はいないとは思うが、難易度によって、3×3×3サイズから5×5×5サイズなど、いくつか種類がある。キューブを構成するピース数が増えれば増えるほど、面の色を揃えることが天文学的に超難解になってくるだろう、という理屈は素人から見ても察しはつく。

 筆者の購入したルービック・キューブは、米国では超メジャーなアニメ「ザ・シンプソンズ」でおなじみ、味のある親父キャラ「ホマー」の頭部を8個のピースに分けてルービックキューブにしたモノだ。昔ルービックキューブが日本でも流行った頃に、何度かは曲がりなりにも解いたことがあった筆者は、以前解いたルービック・キューブよりもはるかに簡単だろうと勝手に考えてしまった。

 その浅はかさは、筆者だけではなく、筆者の家族も同様だった。パッケージを空けるとすぐに、グリグリグルグルと8個のピースを回転し始めた。そして、今日、この原稿を書いている今も、キューブは元に戻らずにいる。きっと、ルービックキューブが得意な人なら、いとも簡単に元通り復元できるのだろうけれど、筆者の家族は全滅だった。こんなことなら、チャレンジする前にホーマー氏が崩れる前の顔写真を撮っておくべきだったが、それすら気にならないほど、イージーな雰囲気であったことはご理解いただけるだろう。

 ピースの数がどれだけ多くても、それが平坦でシンプルな色で明快に区別されている一般的なルービックキューブと、複雑な人間の顔、いや、より複雑怪奇なホーマーの頭部は、たった8ピースでも、くるくるとキューブを回す機械的な操作の間に、別の思考や感情が入り込み、当初の、「メチャ簡単そう!」という誤った思い入れが、後の後悔と焦りを誘う複雑なルービックキューブだ。

 スタート前によく見ればよかったが、パッケージの裏側の最も下の方に、「It's not as simple as you think!」と書かれていた。元に戻るのはいったいいつのことだろうか……。


良いところまでいっては、またこの状態に戻る…… 現在までこの状態のまま、リビングのテーブルの上に置いてある
TM&(c)20th Century Fox Film Corp.APR.

商品名 購入価格 製造元
The Simpsons Roubik's Cube 9ドル99セント ラスベガス市内
ブールバードモールの「K・B Toys」



(ゼロ・ハリ)
2006/07/05 11:08

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