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まず落下させないことが大事。「滑り止め」付きポータブルHDD

HDP-USシリーズのパッケージ。今回試用したのはもっとも容量が小さい40GBモデル
 昨今、耐衝撃性を売り物にしたポータブルHDDが多数発売されている。これらを床に落とすアクシデントが発生したとして、その原因は「ケーブルを引っ掛けて落とした」か「滑らせて落とした」の二つのどちらかだと思われる。ごく稀に「手に持ったら熱かったので放り投げた」とか「買った直後に半額に値下げされ、絶句して手から落とした」といった例外もあるかもしれないが、ここでは最初の2つに絞って話を進めることにする。

 例えば、会議資料の入ったポータブルHDDを会議室に持って行く際、たまたまHDDを乗っけていたノートパソコンが傾いた拍子にツルッと滑って落下、というパターンは非常にありがちだ。ケーブルをひっかけるアクシデントは有線接続である以上防ぎようがないが、滑って落ちるアクシデントはそうではない。というのも「どれだけ滑りにくい構造を採用しているか」は、製品によってかなりの差があるからだ。

 アイ・オーのHDP-USシリーズのように、シリコンジャケットで外側を覆ったタイプであれば、滑り止めの効果が高く、持ち運び時の落下の危険性を最小限にとどめてくれる。メーカーテストでは、アクリル板の上では40度まで傾けてもずり落ちないとしている。

 筆者がノートパソコンで試した範囲では、およそ30度まではずれないことを確認できた。ノートパソコンを持ち運んでいる際、さすがに30度も傾けば危険であることを察知するだろうから、これらのアクシデントへの耐性は高いと言える。机の上に置いた際の安定性も高く、ドライブに無用な振動を伝えなくて済むのもメリットだ。

 ポータブルHDDが耐衝撃仕様だからといって、敢えて耐衝撃性を試すような使い方をする必要はまったくない。むしろ、滑って落としにくい仕組みを採用しているかどうかを踏まえて、製品を選ぶのが正解ではなかろうか。


製品本体。ハードディスクの外側をシリコンジャケットで覆う構造 ノートパソコンに乗せ、傾けてみたところ。およそ30度まで滑らないことが確認できた ノートパソコンの上に乗せて会議室まで持ち運ぶような場合でも、落下の危険性が低いだろう

製品名 発売元 購入価格
HDP-USシリーズ アイ・オー・データ機器 40GBで11,500円~



URL
  製品情報
  http://www.iodata.jp/prod/storage/hdd/2005/hdp-u/


(後藤 重治)
2006/09/27 10:57

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