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3倍早く原稿を書ける!? 「東プレ Realforce 106」

テンキーの付いた標準的な106キーボード。この他にもUS101キー、テンキーのない91キー、ブラックモデルなどがラインアップされている
 ケータイを操作するうえで、液晶ディスプレイやボタンは使い勝手を大きく左右するもの。原稿を書く者にとってもそれは同じ。「弘法、筆を択ばず」とは言うが、弘法大師みたいに何かに長けているわけではなし、道具が良くなって、それが仕事にいい影響を及ぼすのなら、積極的に取り入れたいところ。

 ひと昔、いや、ふた昔以上前なら、原稿を書く道具として、万年筆やボールペン、鉛筆などが語られるんだろうけど、気がつけば、もう十数年、手書きで原稿を書いた覚えがないし、原稿用紙もさっぱり見かけなくなってしまった。言うまでもなく、今の時代はPCで原稿を書いているわけで、そこで大事になってくるのがキーボードだ。

 とは言うものの、キーボードにスゴいこだわりがあって、何か特別なものを択んでいるかというと、そうでもない。わりと素直に、目の前にあるキーボードを使ってきた印象だ。ただ、あまり頻繁にキーボードを変えてしまうと、手が慣れるのに時間が掛かってしまい、原稿を書くスピードが落ちてしまうため、ひとつ前のPCで利用していたキーボードがそのまま引き継がれるという傾向が強い。つい最近まで利用していたキーボードも2000年に買ったDELL製パソコンに付属していたもので、もう6年近くも使い込んでしまった。そのおかげか、キーの動きが渋くなったような印象もあり、「そろそろキーボード、買おうかなぁ」なんて考えていたのだ。

 そこで、いろんなキーボードの情報を調べてみたところ、「プロ御用達」と呼ばれるキーボードがあることを知った。それが東プレの「Realforce 106」だ。キーのスイッチには業務用キーボードなどと同じ静電容量無接点方式を採用し、長時間でも疲れずに入力できるという。あるライターさんは東プレのキーボードを評して、「初めて触ったとき、3倍早く原稿が書けそうな気がした」と……(笑)。


 何はともあれ、一度、触ってみたいと考えていたところ、ケータイ Watch編集部のスタッフの一人が愛用しているとかで、早速、試させてもらった。スタッフが編集部で愛用中のRealforceは英語キー配列だったりして、キータッチそのものしか確認できなかったのだが、確かに軽やかにタイピングができ、3倍早くタイピングできそうな気がする。いや、あくまでも「気」だけね。ただ、通常のキーボードに比べ、ちょっとお値段が張るため、少し躊躇したが、思い切って、注文してみた。

 商品の到着後、すでに数本の原稿を書いてみたけど、なかなか快調だ。タイプ感についてはキーを完全に押し込まなくても文字が入力されるので、軽やかにタイピングができる。がさついた感じもないし、キー入力が追いつかないということもない。きちんとホームポジションに指を置くなんていう正統派じゃないけど、長時間、入力していても疲れない。問題があるとすれば、キータイプが軽やかでも思考能力が高速化されていないので、原稿を書くスピードが3倍にならないことくらいだ。

 市販のキーボードはピンからキリまで、いろんなものがあり、この商品と10倍も値段が違うキーボードがあるのも事実。ユーザーの好みはあるけど、文字入力が多い仕事をしている人なら、一度、試してみる価値があるキーボードと言えそうだ。でも、Windows Vistaも控えてるから、そろそろWindowsキーの付いたモデルも欲しいかも……。


キートップの印刷もクリアで見やすい。スイッチでこんなにも違うのかと言いたくなるほど、キータッチが軽やか 文字入力にはさほど重要ではないんだけど、Windows Vistaも控えているので、Windowsキー搭載モデルも欲しいところ

製品名 発売元 購入価格
Realforce 106 東プレ 17,640円



URL
  製品情報(PDF形式)
  http://www.topre.co.jp/products/comp/pdf/realforce106_101.pdf


(法林岳之)
2006/11/17 11:08

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