本日の一品ジレットフュージョンは髭剃り以上にジェルが凄い

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ジレットフュージョンは髭剃り以上にジェルが凄い

ジレットフュージョン5＋1パワーとシェービングジェル

　以前ジレットのシェービングフォームについて書いたことがあるが、今回はその続編となる。テレビCM等でジレットの髭剃りがM3パワーから進化し、フュージョン5＋1パワーに変わったことはご存じの方も多いだろう。AV好きな筆者は5＋1と聞いてサラウンドを想像してしまったが、この名称は5枚刃＋1枚刃を意味している。通常の髭剃り部分が5枚刃に進化し、反対側に細かなトリミングができるピンポイントトリマー（1枚刃）が用意されている。M3パワーと同様、振動モーターを内蔵するモデルとモーターなしモデルが存在する。髭剃りの2枚刃の時代は記憶にないくらい昔からだが、3枚から5枚まではあっと言う間に進化した様な気がする。そろそろ打ち止めの様な気がするが来年辺りには6枚も出てくるのであろうか。

　刃の枚数が増えると肌への当たりがソフトになる。実際に剃ってるときの感触も「剃る」から「こする」に近づいて来ている。劇的に剃り味が変わったとか深剃りが出来るようになったとは思わないがなんとなく進化した感じはする。反対側に用意されたピンポイントトリマーなる刃はもみあげや髭の形を整えるのに便利なのだろうが、髭でお洒落をしていない筆者には使い道がない印象だ。

　筆者にとってジレットの髭剃りはマッハシン3、M3パワーを経て3代目となるが、今回のフュージョン5＋1はM3パワーと比較するとモーターの振動もより高周波になっている。M3パワーが「ブーン」という感じならフージョン5.1は「ビィーン」といった感じだ。最初はM3パワーの電池がへたってきたせいかと思ったが、同じ電池を入れ替えて比較してみたら明らかにモーター性能も変わっていた。デザインも一新しやや太めのグリップは濡れた手でも持ちやすくなっている。


電池は単4が1本。M3パワーより振動の周波数も高くなった	M3パワーと比較すると外観は太め、刃の隙間が細かくなった

5枚刃になり従来より肌への当たりが柔らかくなった

　ただ、筆者的には、髭剃りよりも同時に発売されたショービングフォーム（正しくはジェル）の方に注目している。長年ジレットの製品を使っていたが途中で他社のシェービングジェルを試したことがあった。透明なジェルを顔に塗って髭を剃るのだが、何処を剃ったかわかりにくいし剃り味も含めて納得できなかった。やはり髭剃りは泡に限ると思っていた。

　フュージョン5＋1のオレンジのパッケージに合わせてシェービングフォームもオレンジ色の缶にデザイン変更された。中身は一緒だろうと気にせず購入したが使ってみてビックリ。白い泡が出てくると思ったら青いジェルがドロドロと出てくるではないか。一瞬「ジェルかよ、だまされた～」と思ったが頬にこすりつけて更にビックリ。一瞬でジェルが泡に変化するのである。それはまるで手品の様な印象で、中学1年の息子にも見せると「おーースッゲー」と驚いていた。やや水色っぽい泡は従来の製品より更にきめ細かな印象で泡とクリームの中間といった感じだろうか。

　本日の一品の編集担当にも「今度のシェービングフォームは凄い」と話したところ、後日「すぐに買いましたよ。凄いですよね」と言っていた。本来の性能にも満足だがサプライズなギミック？にも満足できる一品だ。最近は量販店のシェーバーコーナーの横にも髭剃りを売っていたりして購入もしやすくなった。髭剃り本体もお奨めだがこちらのシェービングフォーム（ジェル）はもっとお奨めなので是非お試しいただきたい。


ジェルを手に取った瞬間は青い。空気に触れて徐々に白くっぽくなる	1回握るとこんな感じ	こするとあっと言う間にクリーミーな泡に変化する。最初はビックリ

製品名発売元購入価格購入場所

フュージョン5＋1パワー
フュージョンシュービングジェルジレット 1,180円
598円スギ薬局　篠原橋店

■ ＵＲＬ
　製品情報
　 http://fusion.gillette-jp.com/fusion5+1/

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・泡にもこだわればジレット

（奥川浩彦）
2007/02/07 12:32

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