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舶来ブランドから乗り換えたくなる「ツバメノート」の伝統と品質

俗に言う大学ノートだ。A6~B4クラスまで、サイズ展開は豊富
 筆者がこのコラムで、当時はまだ無名だったフランスのロディア社製メモパッドを紹介したのは、もう7年も前のことになる。当時は、筆者の周囲100人くらいを見渡しても、ロディア社のメモパッドを使っている人は皆無だった。それが今や会社でも大学でもPTAでも、あらゆる場所で見かけるようになった。あまりにも普及したので本体だけでは差別化できなくなったと考えた文具フリークは、現在は専用カバーの研究や購入に熱心だ。

 ブランドにもかなりの自信ができてきたのか、今が適時と判断したのか、昨今は従来のオレンジカラーに加えてブラックカラー等の新モデルも発売開始したようだ。

 さて、相変わらず気移りの多いステーショナリーマニアの筆者だが、先日、筆者宅と同じ台東区にある「大学ノート」の老舗として有名な「ツバメノート社」に伺い、歴史あるツバメノートの多くの商品を見てきた。

 以前、銀座の伊東屋で国内で入手可能な全てのツバメノートを購入し、実際にその書き味を試してみたが、これが噂通りなかなか上々なのだ。ツバメノートと言えば、かの映画監督の黒澤明さんが映画の要点注意メモを記したことでも有名だが、それ以外にもファッションブランドのアニエスべーが絶賛したノートであり、昨今では海外のコンランショップで販売が始まったことが話題になったりでブレイク直前という感じなのだ。

 実際のツバメノートの書き味だが、万年筆との相性が良いようだ。筆者は細字(F)の万年筆は持っていないので、中字(M)での書き味だが、明らかに滑らか過ぎるロディアのメモに比べて、「中性紙フールス」という専用紙を採用したツバメノートでは、インクのにじみが少なく、何より非常に細かい独特の引っかかる感触で、紙に文字を書いている実感が湧き、書いていて心地よい。

 ツバメノートは、ある程度冊数がまとまると、別注ノートの製作も引き受けてくれる。筆者は、市販品では存在しない、A5サイズの5mm方眼100ページをツバメノート独自のクラシックな表紙を使い、糸で綴じたカスタムモデル大学ノートを検討中だ。しかし、一生かかっても使い切れない数量を注文する必要があり、これから仲間捜しを始めようと思う。


筆者は、A5サイズ100枚綴じが最も使いやすい ペンテル社のフェイク・クロコのカバーに収まると、同世代の商品とはやけに似合う

商品名 価格 購入場所
ツバメノート社の大学ノート 130~410円



URL
  ツバメノート
  http://www.tsubamenote.co.jp/
  ツバメノートを扱っている通販サイト「文房具屋さんワキ文具」
  http://www.waki-st.co.jp/tsubame/


(ゼロ・ハリ)
2007/06/19 10:51

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