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目立ち度抜群! バイクをモチーフにしたボールペン「フリーライド」

流れるようなフォルムに、タイヤのようなクリップ、サドルのプッシュボタンが特徴だ
 筆者はもう何十年も前から文具にハマっている。従って、たいていのメーカーの筆記具は、少なくとも一度は買ったり使ったりしている。そんな筆者だが、いまだに一度も購入したことも触ったこともないメーカーの1つに、フランスの「ジャン・ピエール・レピーヌ(Jean Pierre Lepine)」という会社の製品がある。本国やヨーロッパではそれなりに知名度のある会社ではあるが、日本国内では珍しモノ好きなら知っているかも、という立ち位置のメーカーだ。

 パイプの名産地であるフランスのジュラ地方に立地する関係か、ジャン・ピエール・レピーヌ社は、パイプ素材らしきモノを活用したウッド系のボールペンや、カラフルな本体に独特のカーブを持ったクリップが特徴のボールペンを世に送り出している。

 筆記具の評価は、その書き味や品質が一番だが、あくの強い個性もブランドの浸透を図る時期には必要だ。同社の統制された個性は長い会社名と相まって、やり方によっては、マニアックなファン層が市場を切り開く可能性はあるだろう。

 そんな個性化まっしぐらの同社が、この夏に日本国内でも発売する予定の、バイクをデザインモチーフにしたボールペン「フリーライド(Free Ride)」を本日はご紹介したい。

 全長165mm(実測)、総重量75g(実測)と、ボールペンとしてはかなりの大型だ。重量75gは、最近筆者の愛用しているウッド製ボールペン「マキナリー」(9g)の約8倍強、普段使いのウイルコム製PHS電話(72g)とほぼ同じ重量だ。

 ペン先を上げたり下ろしたりという動作が頻発する漢字圏の筆記具として「フリーライド」が最適かどうかは議論の余地があるが、重量級ボールペン「フリーライド」のグリップ感覚は優秀だ。筆者が購入したのは赤とクリーム色のコンビネーションだが、クリーム色の部分は柔らかさの残るラバー仕上げで、筆記時のグリップを確実にしてくれる。

 ビジネスシーンにふさわしいかどうかは別として、バイクの車輪のように大きくユニークなクリップ、見た目通りに押しにくいサドルのようなプッシュボタン。手で握ることを前提に、しかし、でえきる限り自由な広がりと個性を象徴した、映画「TRON」のバイクのようなボールペンが「フリーライド」だ。

 この大きさから、モバイル用途はあきらめ、オフィスのデスクに置いて使うという選択もあるだろう。しかし、持ち歩けば、その目立ち度は群を抜いて圧倒的だ。

 価格は度外視、また「使い勝手」などという些細なことには目をつぶり、希少性やアートとしての価値を買うと考えることができる、大きな心の持ち主にこそ、ハッピーな本日の一品として「フリーライド」はお勧めしたい。


重量75gのPHSケータイを持つよりも気持ち軽く感じるのはホールド性能か ガソリンタンクに書かれたようなカンパニーロゴがオシャレ!?

商品名 国内販売予想価格
ジャンピエールレピーヌ社「フリーライド」 29,400円



URL
  「フリーライド」商品情報(インポートファッションアイテム情報 boq.jp)
  http://www.boq.jp/closeup/mensba/2007/070620/070620.htm


(ゼロ・ハリ)
2007/07/24 11:05

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