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本日の一品タイトルGIF
車用の素材を使った丈夫でカッコイイウォレット

Neu Interesse - Lenkrad
 日進月歩のデジタルデバイスなどに興味津々で、新製品が出ると各社のニュースリリースを読み回り、これは! と思う製品であれば販売店で直接見て、触って、ついうっかり買ってしまうことも多い筆者だが、それ以外のモノはというと無頓着。財布なんぞは学生時代にスーパーのワゴンセールで売っていた安物をずっと使い続けて10年以上、気づけば筆者も30歳である。「歳をとったね」と言わんばかりに長年つき合ってきた財布はボロボロだ。30歳にもなれば社会人としての最低限度の身だしなみにも気を遣う。さすがに今の財布は人前で出せないので新調することにした。

 長年愛用することになるであろう財布だ、丈夫でビジネスにもカジュアルにもマッチするデザインが良いなと探す中、こうしたアイテムでは久々に「おっ!」と思えるモノに巡り会った。

 本日の一品、MorphoのNeu Interesse - Lenkradの二つ折り財布は、その素材がちょっと変わっている。HYBRID LEATHERと銘打たれているこの素材、1990年代に車のハンドル用として開発された素材なのだそうだ。車のハンドルといえば長期間触っているものであるし、汗などで滑っても危険。そうした観点から過酷な条件下にも耐えうるよう、ウレタン・エンボス加工といった特殊加工がなされており、一般的な染色革に比べて耐摩擦性、耐熱性、グリップ性に優れているのだという。

 筆者のように財布を長期間愛用したいと考える方もいるだろうし、雨や汗といった水気にも強いに越したことはない。なるほど、財布の素材にも適していると納得させられる。

 小銭入れが外側に付いているなど、機能的にもちょっと変わった作りだが、これがなかなかデザイン的にもいいアクセントにもなっている。また、小銭入れを外に出したことで内側は全面がカード類のポケットとなっている、6枚のカード入れにパス窓が1つと収容枚数が比較的多いのも嬉しいところだ。なお、クレジットカードサイズのカードを6枚フルに収納した状態でパス窓にSuicaなどのICカードを入れて、改札にタッチしても通過できたことも補足しておく。

 外見のデザインは、黒のエンボス加工されたレザーをメインに、ラインと裏地の色は赤・黄・青から選べるツートンカラー。このライン、裏地の色がよく映えるので、カラー次第でシックからカジュアルまで雰囲気も変わってくる。筆者は腕時計と合わせて赤のラインにしたが、これならばビジネスからカジュアルまでオールマイティーに使えるデザインで非常に満足だ。

 長年愛用したいと思えるデザイン、それを叶えてくれそうな丈夫な素材と作り。さりげなくポケットの中に忍ばせておきたくなる財布である。


素材にはHYBRID LEATHERを採用。一見して分かるエンボス加工はグリップ性に一役買っている 小銭入れは外側に配置。デザインがシンプルになりすぎず、いいアクセントになっている

小銭入れが外出しになったことで、内側は大容量のカードポケットに 札入れは仕切りが入り、用途に合わせて使い分けができる

商品名 製造元 購入価格 購入場所
Neu Interesse - Lenkrad Morpho 12,600円 大丸東京店



URL
  製品情報
  http://www.neu-morpho.jp/
  Morpho
  http://www.cypris.co.jp/


(古宮 創)
2007/09/26 10:56

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