本日の一品鍋もザルもいらない！電子レンジでパスタをゆでる

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鍋もザルもいらない！電子レンジでパスタをゆでる

パスタが2人前までゆでられる「レンジでパスタ」

蓋付きの容器は1.2リットル対応。容器の耐熱温度は最大140度、最低マイナス20度

　加熱室の広い電子レンジを手に入れた。そこで、遅ればせながら以前からあこがれていた電子レンジ用パスタ調理器を試してみた。

　従来パスタをゆでるとなると、大きめの鍋を用意し、お湯を沸かし、パスタを入れ、全体がお湯に沈むまで菜ばしでつついたりしていた。その後もときおりかき混ぜたりして様子を見る。ゆで時間は概ね数分だが、妙に目が離せない。そもそもお湯が沸くまで待つのがイヤだ。今でこそザル付きの鍋を使っているので、時間がきたら取っ手を持ち上げるだけでお湯が切れるが、それまでは別途ザルを用意しての湯切り。1皿のパスタが食べたいだけなのに、なにやら大騒ぎなのだった。

　しかし、「レンジでパスタ」は違った。準備から完成までが実にスマート！　容器についた目盛りまで水を入れ、蓋についた計量穴でパスタの量をはかり、適量の塩といっしょに本体に入れるだけ。大きな鍋は必要ない。あとは“蓋をせずに”電子レンジへ。500Wで一人前（約100g）を茹でるなら、鍋の茹で時間に5分プラス、2人前から8分プラスというルールに従って時間をセットし、スタートボタンを押す。電子レンジが呼ぶころには、適度な硬さにゆで上がったパスタとご対面である。

　電子レンジから容器を取り出し、再び蓋をして湯切り口からお湯を捨てる。蓋があればザルも不要なのである。あとはお好みの具と和えるだけでパスタの完成だ。

　お湯を沸かす時間を考えたら、分量ごとに追加される調理時間も大した問題ではない。なによりも放っておけるのがうれしいのだ。電子レンジに入れてから取り出すまでの間に、他の料理に集中できるうえ、ガスレンジをふさがないというメリットもある。それまで感じていた面倒くささがなくなり、気軽にパスタがゆでられるようになった。「レンジでパスタ」は拙宅のキッチンに小さな革命を起こしてくれたのだ。

　面倒くさがりの男性諸君も、これならきっと大丈夫！　もうすぐ一人暮らしを始めるという方に、かなりお勧めの一品である。

　注意したいのは、利用できる電子レンジのサイズ。加熱室の寸法が295mm以上、ターンテーブルの場合は、直径240mm以上必要である。さらに電子レンジのおまかせ機能を使用しないこと、分量はきちんと守ることも大切だ。


この穴にぴったりの量が1人前	目盛りまで水を入れる


パスタと塩を加え、あとはレンジへ。空いた時間で具を調理できる	茹で上がったパスタは容器の中でぐるぐるとトルネードしているが、不思議なことに、パスタ同士がまったくくっついていなかった。この点にも感動


ヤケドに注意しながら、湯切り口からお湯を切る。もちろんザルにあけたほうが効率はよいが、大きな洗い物を増やしたくないなら蓋もよい	ザルにあけてみたところ。ゆで加減もばっちりだった

商品名発売元購入価格購入場所

レンジでパスタエビス 312円クイーンズドラッグ

■ ＵＲＬ
　エビス
　 http://www.ebisu-grp.co.jp/

（すずまり）
2008/03/06 10:55

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