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そろそろロディア教を卒業してミケリウス派に改宗しても良い頃

手前の赤とオレンジがミケリウス社のノート。明るくスペイン的だ
 バルセロナに興味があるのは、世界最大の携帯電話展示会「The Mobile World Congress」に参加する携帯業界人だけとは限らない。十数年あまりにわたって、仏ロディア(RHODIA)社のメモ帳を愛用してきた筆者も、最近はやけにバルセロナに惹かれ始めている。

 理由の1つは、最近はロディアを持っている人が非常に、あまりにも多いことだ。これは、筆者がペンネームにしているゼロ・ハリバートンのアタッシュケースを持たなくなったのと同じ理由だ。どうも筆者には、メジャーになると、その商品に対する興味がなくなってしまうという、へそ曲がりな傾向があるようだ。

 筆者と同じ、そんな少しマイナー好きには、スペインのバルセロナを本拠地にしているミケリウス(Miquelrius)社のノートパッドは良い選択肢の1つだろう。

 筆者お気に入りのミケリウス社のノートは、7cm×12cmサイズの「FLEXIBLE NOTEBOOK」だ。ロディアにも薄型で同一サイズのノートがある。ミケリウス社のノートパッドはロディアと同じく5mm方眼だが、印刷インクはロディアの特徴的な強い青紫色とは違い、もう少し主張を抑えたグレーでその印刷色も淡い。

 また、ロディアは24ページのホチキス留めで表紙は薄いビニールコーティング。対して、ミケリウス社のメモは64ページで、背表紙のある糸綴じ、表面は人工皮革だがバックスキンの様な手触り、ゴム製のストラップが付き、裏表紙の内側にはカンガルーポケット型の多目的なストレージが作り込まれている。

 価格はロディア社の210円に対して、ミケリウス社の525円は一見高価に見える。しかし、ページ数や表面処理加工、内部の丁寧な仕上げを考えた場合、むしろミケリウス社の方が性能を考えたコストパフォーマンスでは優位だろう。

 国内ではミケリウス社の商品を手に取って確かめられる環境はまだ整っていないが、それは筆者が初めてロディアを買った十数年前も同様だった。ロディアは十数年かけて日本の市場にやっと根付いたが、これから先の時代はもっともっと短いサイクルで新しいノートやメモが登場しては消えて行くだろう。ミケリウス社のメモが早々にメジャーになるとは思えないが、優秀なだけにマイナー好きの筆者としては少々心配だ。


ロディアとサイズは同じだが、ページ数はロディアが24ページに対して64ページと倍以上。表面はしなやかなバックスキンを模した手触りだ ロディアと同じ、使いやすい5mm方眼だ。ロディアの倍以上のページがあるが、内側までキチッと開く構造はさすが

商品名 購入価格 購入場所
ミケリウス社「FLEXIBLE NOTEBOOK」 525円 銀座 伊東屋



(ゼロ・ハリ)
2008/05/01 10:24

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