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本日の一品タイトルGIF
自分で作り上げる、自分だけのガイドブック
MOLESKINE City Notebook TOKYO,KYOTO

通常の黒いMOLESKINEのような外観。全体を止めるゴムバンドはもちろん健在だ

旅券のような帯は、裏に使い方が書いてある。間違えてびりびりにやぶらないように気をつけよう
 筆者は方向に若干弱いタイプの人間だ。まあ、ほんのちょっとだけ弱いだけなので、時々右と左を間違えたり徒歩3分のところに20分歩いてもたどり着けなかったりするぐらいで、日常生活にはほとんど支障が無い。が、やっぱり徒歩3分のところには3分後に到着したいとも思っている。

 さて、そんな筆者だが、地図やガイドブックが大好きだったりする。自分の知らないところに行く時には地図を必ず持って行くようにするし、知っているところでも地図があると心強い。何せ、うまくいけば徒歩3分のところに3分で着けてしまうのだ。さらに、筆者の知らない店の情報等がガイドブックに掲載されているとうれしいし、それを参考にそのお店に行くこともある。

 そんなガイドブック好きの筆者にはたまらない製品が発売された。それが、MOLESKINEのCity Notebookシリーズだ。これは「自分で完成させるガイドブック」で、それぞれ都市ごとに作成されているシリーズとなる。11月11日から日本のファン待望の「東京」と「京都」が発売される。何がたまらないかというと、これを使えば100%趣味全開のガイドブックを作る事ができるからだ。

 City Notebookは、東京も京都も基本的な構成は同じになっている。まず最初にページを開いた時に出てくるのが、見開きで確認できる全体地図「キーマップ」だ。この地図には後の詳細地図「ゾーンマップ」と連動していて、どの場所が何ページに掲載されているかがわかるようになっている。

 そして、空港やバス、タクシーにレンタカーといった交通機関の連絡先と、路線図および駅名インデックスがある。どうにも道がわからなくなってタクシーを呼びたくなったときでも、慌てず騒がずここを見てタクシーに電話をすればいいのだ。ちなみにこれらの連絡先や路線図は英語版のページも用意されている。


全体が見られるキーマップ。折りたたみ部分を開かなくても、見開きで見ることもできる。ちなみに折り畳み部分には、東京は交通機関の連絡先が、京都のはStation Indexがそれぞれ書いてある 路線図はそれぞれ日本語と英語が書いてある。東京はさすがに駅が多いせいか、見開き4ページ構成で左半分が路線図の見開きに、右半分が駅名インデックスの見開きになっている

 ゾーンマップでは、主要な通りと駅がわかるようになっている。ストリート名索引が用意されているのはありがたい。もちろん通り名だけではなく、町や公園などからも索引を引けるようになっている。お店などの建物は書かれていない。そう、それらは自分で書きこむのだ。


ゾーンマップは主要な駅と大通り、そして公園等が書かれている。建物はほとんど書かれていないので、自分でどんどん書き込もう ノートに挟むしおりは3本ある。それぞれ色が別れているので、黒はゾーンマップ、灰色は調べた内容が書いてあるノートにそれぞれ挟む、といったことが可能になっている

付属のトレーシングペーパーは付箋紙のようになっており、ゾーンマップに貼付けて使うことができる
 これらの地図には、別冊で付属されているトレーシングペーパーと一緒に使うといいだろう。付箋紙のように上に剥がせるノリがついているトレーシングペーパーは、ゾーンマップの上に貼って色々と記入できる。例えば今日行く予定のルートを記入したりできるのだ。地図に書き込みたいけど、ごちゃごちゃしすぎるのが嫌だという人にはありがたいおまけだ。

 そうやって散策した道の情報をふんだんに用意されているページに書き込める。無地のページもあれば、タグがついてジャンル分けをして書き込めるページもある。ジャンル分けのタグは、付録のシールを使って自由にカスタマイズ可能だ。筆者は食べ歩きが趣味なので、今までに行ったお気に入りのお店情報を書き込んだり、ふらっと入ったお店の情報とかを書き込んでいくつもりだ。

 もちろん、MOLESKINEならではの後ろポケットも健在だ。旅の途中で入ったお店のカードとかを無造作に放り込める。また、1ページを8枚に切り離せるミシン目の入ったページを使って、取ったメモを入れておくのもいいだろう。

 このCity Notebookを手に入れてから、筆者はふらふら出歩きたくて仕方が無い。東京も色々と探索をしたいし、もちろん京都にも行きたい。「そうだ、京都へ行こう」と言いながら、急に京都に行くのを必死で抑えている状態だ。読者諸氏も是非、趣味のための自分のガイドブックを完成させて欲しい。


タグでわかれたメモ。おおざっぱな罫線が引いてある。タグに貼るシールが付属しているので、自由にカスタマイズできる ちぎって渡せるメモが32枚ついている。1ページが8枚に分かれるようになっている

MOLESKINEのポケットは健在。その他にも度量換算表など、他のMOLESKINEについている便利な表等はほとんどついている

製品名 購入価格
MOLESKINE City Notebook TOKYO
MOLESKINE City Notebook KYOTO
各2940円



URL
  MOLESKINE公式サイト
  http://www.moleskine.co.jp/


(杉村 啓)
2008/11/04 10:58

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