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UMPCの伴侶、ひっかけるマウス「V550」
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マウス自体の大きさは普通だが、とにかくレシーバーが小さい
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ドックと呼ばれる、突起のついたシートを貼り付ける
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先日、Eee PCを購入した。中古品ではあったが市価の半値だったため、用途もろくに考えずに衝動的に購入。就寝前のベッドでWeb閲覧専用機として使っている。本体にタッチパッドは付いているものの、A4クラスのノートパソコンに比べると驚くほど面積が小さい。全体のサイズを考えると仕方ないが、やはり使いづらい。マウスを使った方が賢明だろう。せっかくのUMPC、持ち歩くことも考えてコードレスを選択し、パソコンと運搬することに力点を置いたロジクールの「V550 Nano Cordless Laser Mouse」を購入した。
“運搬に力点”とは、「V550」独自のクリップ&ゴー システムのことだ。仕組み自体は実に単純で、ノートパソコン本体側にドックと呼ばれる丸い突起のついたチップを粘着シートで貼り付ける。この突起とマウス裏面に設けられたフックがかみ合ってひっかけられるようになる。移動時にマウスを手にすることなく移動できるため、パソコン本体の運搬性が格段に向上するのだ。打ち合わせが終わって自席に、という移動距離の短いシチュエーションなら、たいていの人は電源を落とさずに移動するだろう。両手でパソコンをしっかり保持できるだけで、不意に落としてHDDからデータが消失するような不幸な事故の発生率はかなり低くなる。
惜しむらくは、ドックを貼り付けてしまうと、パソコンの見た目が損なわれてしまうことだろう。幸いEee PCには底面にひっかけられるだけのスペースがあったので、工夫次第で目立たなくできる。ドックの粘着力は十分で、無造作にマウスを着脱してもはがれることはない。
マウス底面のフックにスイッチが仕込まれており、ひっかけるとマウスの電源が切れるようになっている。また、底面のフタを外し、電池の間にUSBレシーバーを収納できるが、レシーバーを収納した際にも電源が切れるようにできている。電池寿命の延長にもかなり配慮されているのだ。もっともplug & forgetを標榜するだけあり、レシーバーは挿しっぱなしでも気にならないので収納する頻度は少ないが。
引っかけた際の保持力もしっかりしていて、短距離の移動はもちろんバッグに入れて移動しても外れることはなかった。その他の機能として、クリック感があり細かくスクロールするタイプと、クリック感のない高速スクロールとを機械的に切り替えられるホイールや、ドキュメントフリップと呼ばれるタブ変更ボタンが付いていて、画面の小さいUMPCでは重宝する。もちろんボタン機能はドライバで好みの機能に切り替えられる。UMPCで使うマウスとして相当便利な一品だ。
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突起にマウスをひっかける。ドックを適当に貼り付けたのでマウスがやや斜めになっている
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面のフタは簡単に外れるようになっており、電池室の間にレシーバーを納めるスペースがある。レシーバーを納めると電源が切れる仕組み
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製品名 |
発売元 |
購入価格 |
購入場所 |
V550 Nano Cordless Laser Mouse |
ロジクール |
4490円 |
ヨドバシカメラ |
■ URL
製品情報
http://www.logicool.co.jp/index.cfm/mice_pointers/mice/devices/4611&cl=jp,ja?WT.ac=pl|5101||hp
(ナカムラ)
2009/01/19 10:57
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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