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当面は究極のスパイカメラになりそうな「micro MIRU MIRU」
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単三電池と大きさを比較
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「micro MIRU MIRU」なるビデオカメラ、その名の通りかなり小さい。当面は最小スパイカメラの座をキープするんじゃないかと思うほど小さい。小さなデジタルガジェットが好きな人なら、問答無用で買っちゃうだろうと思えるくらいに小さいのだ。
USBメモリのような縦長のスティック状の外観で、サイズは20×11×73mm、重さも18gと非常に軽い。5年以上前になるが、小ささを売りとする「Che-ez SPYZ!」というトイカメラが話題になり、筆者も所有したクチだが、この製品はそれより小さい。
「Che-ez SPYZ!」はデジカメであるのに対し、「micro MIRU MIRU」は音声も記録できるデジタルビデオカメラである。発売元の阪和は、本製品の製品ジャンルを「インタビューライブレコーダー」としている。「Che-ez SPYZ!」は8MBの内蔵メモリに記録されたが、「micro MIRU MIRU」はmicroSDカードスロットを装備しているので、最大2GBのメモリカードが利用できる（microSDHCカードは非対応）。IT製品の進歩は日進月歩といわれているが、なるほど6、7年で極小スパイカメラも進化を遂げているのだ。
本機は極めてシンプル。肉球のようなデザインの表面には、録画のスタート／ストップボタンと、その上部（肉球でいうところの指の部分）に、充電ライトやら電源ライトやら録画ライトやらがあり、点灯の有無で状態を確認できる。その背面にはカメラレンズがあり、側面には電源スイッチ、マイク穴、microSDカードスロット、USBポート、HOLDスイッチが配置されている。液晶がないので、本製品だけで撮った動画を確認することはできず、PC上で確認するしか方法はない。また撮影した動画を削除するボタンもなく、やはりPC上で作業するしか方法はない。実にシンプルに徹している。シンプルゆえに、実際の使用前には慣れる必要があるだろう。
パソコンへの接続は、多くの機器に採用されている一般的なUSBミニBコネクタ。USBメモリのようにダイレクトにUSBポートに本機を挿して……というわけにはいかない。パソコンでファイル管理ができるほか、本機の充電も行える。動画は176×144ドット、15fpsの固定で3GPビデオフォーマットで記録される。
くどいようだが、驚きの小ささの本製品。その小ささをスパイ行為など他人に迷惑がかかる行為に利用するのではなく、健全に使っていただきたい。
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本体上部。マイク穴や電源スイッチがある
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本体下部。USBコネクタやmicro SDカードスロットやホールドスイッチがある
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| 商品名・製品名 |
発売元・製造元 |
購入価格 |
購入場所 |
| micro MIRU MIRU |
阪和 |
9480円 |
Yahoo!ショッピング |
（山谷 剛史）
2009/01/20 10:51
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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