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これでDJ-1000も安心して引退か!? 「カシオ EXILIM EX-M1」

Exilim(上)とDJ-1000。Exilimのスクエアな形状に比べ、DJ-1000は緩やかなカーブを描いているのがわかる
 筆者は今まで、メモ用のデジカメとしてDJ-1000と言うデジカメを多用していた。三菱電機が発売したデジカメで、T-ZONEなどで積極的に販売していたことから、覚えておられる方も多いかと思う。25万画素と少ない画素数であり、フラッシュもなく液晶表示も不可と、今となっては安手のトイデジカメレベルの仕様だ。しかし、コンパクトで手にスムーズに収まる金属筐体、なかなか素早いレスポンス、CFカードスロット装備、単4電池×2で動作可能、電池交換を忘れてしまうくらい大量に撮影できる省電力設計、そしてなにより適切な条件であれば、意外にも良い画質という条件が重なった結果、さまざまなコンパクトデジカメを購入したにも関わらず、相変わらずこのDJ-1000を使い続けていたのである。

 少し前に購入したeyeplateも、レンズの収納の構造が今ひとつなじめず、やはりDJ-1000だよね、などと言っていたときに発売となったのがこのExilimである。

 価格は3万9800円程度と、124万画素のデジカメと考えると少々高い感じではあるのだが、なにしろコンパクトであることと、MP3機能や動画撮影、ボイスレコーダなど、とりあえず思いつく機能は全て盛り込んでいるため、非常に値頃感がある。下位モデルの方は、MP3プレーヤー機能・音声録音機能はないのだが2万9800円程度の価格であるので、こちらも値頃感がある。コンパクトで高機能、しかも価格もお手ごろと言うことで、これは売れない方がおかしいと思うくらいのマシンである。

 筆者も発表当時から注目をしていたため、発売と同時に購入して使ってみたのであるが、使ってみた結果、事前の評価を裏切らない素晴らしい出来のマシンであると言うことがわかった。土日と行楽で外出してそれなりの枚数を撮影したので、感想を書いてみたい。

 まず、コンパクトでスクエアな形状のため、バッグなどに収納しても邪魔にならず、持ち運びがしやすい。電源から撮影可能になるまでのレスポンスが素早く、また撮影感覚も短い。動画をはじめとするいくつかのモードをもつが、カーソルキーの左右で簡単に変更可能(この設定はカスタマイズ可能)、綺麗でレスポンスの速い液晶、そしてなによりも素直な画質。メモ用デジカメとしては、かなりの高得点である。

 少し気になった点としては、バッテリーの持ち時間がじゃっかん短めだったこと、液晶での再生時にズーム設定がやや煩雑なことくらいだ。もっともバッテリーの持ち時間については、短いと言うほどではなく、1日の撮影でも使い切れてしまう程度だ。なので、鞄の片隅に何日も入れておくという使い方ではなく、こまめに毎日充電しながら使うと良いだろう(乾電池派の人もいるだろうが、このあたりは大きさとのトレードオフになるので何とも言えないところである)。

 まだ2日間使用しただけなので最終的な結論というわけでもないのだが、このカメラであれば他のほとんどのメモ用デジカメをリプレースすることができるのではないかと思う。


添付のクレードルの上に乗せたところ。この状態でないと充電できない 以前に紹介したGEENIのベルトポーチの中にCLIE T-400と同時に収納したところ

品名 発売元 購入価格
Exilim(エクシリム) EX-M1 カシオ計算機 3万9800円


・ Exilim製品情報(カシオ計算機)
  http://www.exilim.jp/


(彩音五郎)
2002/06/25 11:15

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